LINE公式アカウント 実践ガイド

LINE公式アカウントに
管理者を追加する方法

パスワードを教えずに、外部の担当者へ権限を渡す。
全18手順・実際の画面写真つき。無料でできます。

🔍 画像は押すと大きく表示できます

このガイドは何のためのものか

制作会社や運用代行の担当者に、自分のLINE公式アカウントの設定作業を頼むときに、パスワードを教えずに作業できる状態にするためのガイドです。LINE公式アカウントには、ほかの人を「メンバー」として招待する機能があります。この機能を使うと、相手は相手自身のアカウントでログインして作業できるので、こちらのIDやパスワードを渡す必要がありません。

なぜパスワードを渡してはいけないのか

1つは安全のためです。パスワードを渡すと、LINE公式アカウントだけでなく、同じIDでつながっているほかのサービスまで操作できる状態になってしまいます。

もう1つは、そもそも渡しても相手はログインできないことが多いからです。LINE Business ID(LINE公式アカウントを管理するためのID)は、いつもと違うパソコンやスマートフォンからログインしようとすると、本人確認のための追加の認証(登録したメールアドレスに届く確認コードや、LINEアプリでの承認)を求めます。相手のパソコンから入ろうとすると、そのたびにこちらへ確認コードを聞きにくることになり、かえって手間が増えます。このガイドの方法なら、その確認作業そのものが不要になります。

「管理者」と「運用担当者」の違い

権限は4種類から選べます。「管理者」は、メンバーの追加・削除、有料サービスの購入・解約、お支払い方法の追加・削除まで、すべての操作ができます。「運用担当者」は、メッセージの作成・配信、チャット、分析の閲覧、アカウント設定の変更まではできますが、メンバーの管理と支払いまわりはできません。

自動応答やMessaging APIの設定まで含めて任せる場合は「管理者」を選びます。配信や分析だけを手伝ってもらう場合は「運用担当者」で足ります。このガイドでは「管理者」を選ぶ手順で説明します。

所要時間の目安

ログイン済みの状態からなら3分ほど、ログインから始める場合でも5分ほどです。難しい入力はありません。押す場所を順番に押していくだけで終わります。

用意するもの

開設済みのLINE公式アカウント
そのアカウントの管理者としてログインできるLINEアカウント
権限を渡したい相手の連絡先(LINEのトークやメールなど)

お金はかかりません

メンバーの追加は無料のプランのままできます。人数を増やしても料金は変わりません。

先に1つだけ、大事なこと

この手順で発行するURLは、開いた人がそのまま管理者になれるものです。SNSやグループチャットなど、関係のない人の目に触れる場所には貼らないでください。URLは発行から24時間で使えなくなり、1回の発行につき1人だけが使えます。

パソコンの画面で説明します

このガイドの画像はパソコンのブラウザの画面です。LINEヤフー for Business の公式マニュアルによると、スマートフォンの「LINE公式アカウント」アプリからでも「設定」→「権限」→「メンバーを追加」で同じことができます。ただし画面の並び方は異なり、このガイドではアプリの画面は扱っていません。はじめての方はパソコンをおすすめします。

Part 1|管理画面にログインして、権限管理の画面を開く

まずは、メンバーを追加する画面までたどり着きます。すでに管理画面にログインしている方は、手順4から読んでください。

LINE公式アカウントの管理画面を開く

下のアドレスを押すと、LINE公式アカウントの管理画面が新しいタブで開きます。まだログインしていない場合は、画像のような「LINEヤフー Business ID」のログイン画面が表示されます。すでにログイン済みの方は、この画面は出ずに手順4のアカウントリストに進みます。

▼ ここを押すと管理画面が新しいタブで開きます

https://manager.line.biz/LINE公式アカウントマネージャー(LINE社の公式サイト)です。
手順1:LINE公式アカウントの管理画面を開く
手順1:LINE公式アカウントの管理画面を開く

「LINEアカウント」を押す

緑色の「LINEアカウント」を押します。ふだんスマートフォンで使っているLINEアカウントでログインする、という意味です。この画面の「LINEヤフー Business ID」は、LINE公式アカウントを管理するための入り口で、新しくIDを作る必要はありません。

もし、メールアドレスでログインしたことがある方は

以前にメールアドレスでBusiness IDを登録している場合は、その下の青い「メールアドレス」を押してください。どちらで入っても、この先の手順は同じです。

手順2:「LINEアカウント」を押す
手順2:「LINEアカウント」を押す

自分のLINEアカウントでログインする

画面の案内にそって、ご自身のLINEアカウントでログインします。スマートフォンのLINEアプリでQRコードを読み取る方法と、メールアドレス・パスワードを入力する方法があります。もし、パソコンの画面に数字が表示されたら、その数字をスマートフォンのLINEアプリに入力してください(本人確認のための手順です)。ログインが終わると、自動で管理画面に戻ります。

画像なし(例外)

この手順の画面は、ご自身のログイン情報(パスワードやQRコード)を入力する画面です。安全のため、このガイドでは撮影・掲載していません。

アカウントリストが表示されたことを確認する

「アカウントリスト」という見出しと、お持ちのLINE公式アカウントの一覧が表示されれば、ログインは成功です。ここまで来られていれば大丈夫です。

画像のぼかしについて

このガイドの画像は、説明用に作った架空のお店「【デモサンプル】Hair Salon 結」の画面です。ほかのアカウント名・お名前・IDには、ぼかしをかけています。

手順4:アカウントリストが表示されたことを確認する
手順4:アカウントリストが表示されたことを確認する

権限を渡したいアカウントを選ぶ

アカウント名を押します。アカウントを1つしか持っていない場合は、そのまま管理画面が開くことがあります。その場合はこの手順は飛ばして次へ進んでください。

手順5:権限を渡したいアカウントを選ぶ
手順5:権限を渡したいアカウントを選ぶ

右上の「設定」を押す

画面の右上にある歯車のマークの「設定」を押します。

手順6:右上の「設定」を押す
手順6:右上の「設定」を押す

左のメニューから「権限管理」を押す

設定の画面が開いたら、左側のメニューに「アカウント設定」「権限管理」「応答設定」…と並んでいます。この中の「権限管理」を押します。

手順7:左のメニューから「権限管理」を押す
手順7:左のメニューから「権限管理」を押す

権限管理の画面が開いたことを確認する

「権限管理」という見出しと、「メンバー」「権限」という表が出ていれば、この画面で合っています。今この表に並んでいるのが、このアカウントを操作できる人の一覧です。はじめは自分1人だけです。

手順8:権限管理の画面が開いたことを確認する
手順8:権限管理の画面が開いたことを確認する

Part 2|「管理者」を選んで招待URLを発行する

ここがこのガイドの中心です。最初は「運用担当者」が選ばれているので、「管理者」に変えてから発行します。

「メンバーを追加」を押す

メンバーの表のすぐ上、右端にある緑色の「メンバーを追加」を押します。

手順9:「メンバーを追加」を押す
手順9:「メンバーを追加」を押す

権限の種類の説明を読む

「権限管理」という小さな画面(ウィンドウ)が開きます。上半分は、権限の種類ごとに何ができるかをまとめた表です。表のいちばん上の行に、権限の名前が左から順に並んでいます。赤い枠で囲んでいるのが「管理者」です。いちばん左の列に縦に並んでいるのは、その権限でできることの名前です。「管理者」の列だけ、すべての行にチェックが付いています。ここは読むだけで、押す必要はありません。

手順10:権限の種類の説明を読む
手順10:権限の種類の説明を読む

この小さい画面の中を、下までスクロールする

表の下に、招待URLを発行する欄があります。マウスのホイールなどで下までスクロールしてください。「URLを発行およびシェアして、追加するメンバーに権限を付与します。」という文と、「権限の種類」という欄が出てきます。ここではまだ何も押しません。

ここがいちばん間違えやすいところです

赤い枠の「権限の種類」は、最初から「運用担当者」が選ばれています。このまま発行すると、相手は管理者にはなりません。次の手順で必ず変更してください。

手順11:この小さい画面の中を、下までスクロールする
手順11:この小さい画面の中を、下までスクロールする

「権限の種類」を「管理者」に変える

「権限の種類」の欄を押すと、「管理者」「運用担当者」「運用担当者(配信権限なし)」「運用担当者(分析の閲覧権限なし)」の4つが上から順に出てきます。いちばん上の「管理者」を選びます。選ぶと、欄の表示が「管理者」に変わり、その下に「メンバーの追加・削除、有料サービスの購入・解約、お支払い方法の追加・削除が行える権限です。付与する際はご注意ください。」という注意書きが表示されます。画像のように、欄が「管理者」になり、この注意書きが出ていれば成功です。

「管理者」と「運用担当者」のどちらを選べばよいか

メッセージの配信や分析を見てもらうだけなら「運用担当者」で足ります。外部の担当者に、自動応答やMessaging APIなどの設定まで任せる場合は「管理者」が必要です。作業を頼む相手から指定があれば、その指定に合わせてください。

手順12:「権限の種類」を「管理者」に変える
手順12:「権限の種類」を「管理者」に変える

「URLを発行」を押す

緑色の「URLを発行」を押します。

手順13:「URLを発行」を押す
手順13:「URLを発行」を押す

発行された招待URLを確認する

左側の欄に、https://manager.line.biz/invitation/… ではじまるURLが表示されます。これが招待URLです。欄よりURLのほうが長いので、最後まで表示されずに途中で切れて見えますが、それで正しい状態です。この画像のURLは説明用のダミー(本物ではない文字列)に差し替えてあります。

このURLは24時間で使えなくなります

発行する前の欄には「発行したURLは24時間有効で、利用されると無効になります。」と書かれています(手順11の画像で確認できます)。1回の発行につき1人だけが使えます。うっかり期限が切れたときは、同じ手順でもう一度発行すれば大丈夫です。

手順14:発行された招待URLを確認する
手順14:発行された招待URLを確認する

Part 3|URLを渡して、参加されたことを確認する

発行したURLをコピーして相手に送ります。あなたの作業は、送った時点で終わりです。

URLの文字を選んでコピーする

この欄にはコピー用のボタンがありません。欄の中の文字の上で3回続けてクリックすると、画像のようにURL全体が薄い青色で選ばれます。見えていない部分もふくめて全部が選ばれています。その状態で、Windowsなら Ctrl キーを押しながら C、Macなら ⌘ キーを押しながら C を押すとコピーできます。

手順15:URLの文字を選んでコピーする
手順15:URLの文字を選んでコピーする

コピーしたURLを、権限を渡したい相手に送る

LINEのトークやメールなど、その相手だけが読める方法で送ります。文字を入力する欄を選んでから、Windowsなら Ctrl キーを押しながら V、Macなら ⌘ キーを押しながら V を押すと、コピーしたURLが貼り付けられます。相手がそのURLを開くと、相手自身のLINEアカウントで、このアカウントの管理者として参加します。

もし、送り先を間違えたときは

このURLを開いた人が管理者になれてしまいます。関係のない人に送ってしまった場合は、その人に「開かないでください」と伝えたうえで24時間待つか、相手が参加してしまった場合はこの「権限管理」の一覧からその人を削除してください。

画像なし(例外)

この手順で使うのは、お使いのLINEトークやメールなど、読者ご自身の私的な画面です。そのまま撮影して掲載することができないため、この手順だけ画像を省略しています。

「閉じる」を押して、この小さい画面を閉じる

URLを送り終えたら、右下の「閉じる」を押します。招待URLは、閉じたあとでも24時間のあいだは有効です。

手順17:「閉じる」を押して、この小さい画面を閉じる
手順17:「閉じる」を押して、この小さい画面を閉じる

相手が参加したら、メンバーの一覧に増えていることを確認する

相手が招待URLを開いて参加すると、「権限管理」の一覧にその人の名前が増え、右側の「権限」の列に「管理者」と表示されます。相手の作業が終わるまで時間が空くので、この確認はあとで行ってかまいません。あなたの作業は、手順16でURLを送った時点で終わりです。

この画像は、まだ相手が参加していない状態です

赤い枠の中に、いまは自分1人の行しかありません。相手が参加すると、この枠の中に2行目が増え、「権限」の列に「管理者」と表示されます。しばらく経っても増えないときは、相手がまだURLを開いていないか、24時間が過ぎてURLが無効になっている可能性があります。相手に確認したうえで、手順9からもう一度URLを発行して送り直してください。

手順18:相手が参加したら、メンバーの一覧に増えていることを確認する
手順18:相手が参加したら、メンバーの一覧に増えていることを確認する

渡したあとに、覚えておきたいこと

作業が終わったら、権限を外せます

すでに権限を持っているメンバーは、この「権限管理」の一覧から権限の変更や削除ができます。外部の担当者に作業を頼んだ場合は、作業と検収が終わった時点で権限を外しておくと安心です。

このガイドの画像では、メンバーが自分1人だけのため、変更・削除の操作は表示されていません。相手が参加すると、一覧の行から操作できるようになります。

管理者は必ず自分も残しておく

外部の担当者を管理者として招待したあとも、ご自身の管理者権限は外さないでください。アカウントの持ち主はあくまでご自身です。もし自分の権限を外してしまうと、自分ではメンバーの管理ができなくなります。

プロバイダーやチャネルを作ってもらう場合

Messaging APIの設定など、LINE Developersでの作業まで任せる場合は、そこで作られるプロバイダーやチャネルの管理者にも、ご自身のアカウントを入れてもらってください。あとから自分で管理できる状態を保つためです。

「そもそもAPIって何?」という方は、API / APIキーの教科書(5分で読めます)を見ておくと、担当者とのやり取りが分かりやすくなります。

うまくいかないときは

画面が想定と違う、ボタンが押せないなどのときは、LINEヤフー for Business の権限管理マニュアルで最新の画面を確認できます。

読み終えた人へ — 次の一歩

パスワードを渡すことなく、外部の担当者へLINE公式アカウントの管理権限を渡すところまで終わりました。 作業が終わって権限が不要になったら、この「権限管理」の一覧から、その人の権限を変更したり削除したりできます。

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