Notes / Instagram

DM自動返信が「冷たく見える」
設定の正体、3つの違いだけで自然になる

2026.03.27

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テスト送信で、自分のDMが届いた瞬間

初めてManyChatを設定したお客さんと、Zoomで動作確認をしていたときの話。設定が一通り終わって、テスト用のキーワードをお客さん本人にコメント投稿してもらった。数秒後、お客さんのInstagramにDMが届いた。

そのお客さんは、画面を見て一瞬黙ったあと、こう言った。「あれ、なんか…冷たい感じしませんか?」

機能としては完璧に動いていた。コメントを拾って、ちゃんとDMが届いた。お客さんを取りこぼさない仕組みになっていた。それなのに、本人が自分のDMを読んで「ロボットから連絡が来た感じ」と感じてしまったのだ。

この感覚、間違っていない。お客さんも、たぶん同じことを感じている。ただし、原因は「自動返信を使っていること」ではなく、「冷たく見える設定になっていること」だ。125社のアカウントを構築してきて、冷たく見える設定には共通の正体が3つある。今日はそれを、Before/Afterの文例つきで全部分解する。

冷たく見える設定の正体、3つ

先に結論から書く。自動返信が冷たく見える理由は、ほぼこの3つに集約される。

Reason 01
一言目が「事業者の言葉」で始まっている
冷たく見えるDMの9割は、最初の1行が事業者目線の挨拶になっている。「お問い合わせありがとうございます」「弊社サービスにご興味をお持ちいただき」「平素より大変お世話になっております」——これらは、メールテンプレートの世界から来た言葉で、Instagram DMには重すぎる。お客さんはInstagramを「友達と話す場所」として開いている。そこに堅い挨拶で割り込むと、距離が一気に遠くなる。
Before / 冷たい
この度はお問い合わせいただき、誠にありがとうございます。 弊社サービスにご興味をお持ちいただき感謝申し上げます。
After / 自然
こんにちは、コメントありがとうございます! さっそく、お渡しする資料の準備ができました。
Reason 02
全部を一気に書いて、相手の選択肢がない
冷たく見える設定の2つ目は、1通のDMにすべての情報を詰め込んでいるパターン。商品説明、料金、申し込み方法、注意事項、と一気に流れてくると、お客さんは「読まされている」と感じる。会話ではなく、一方通行のお知らせになっている。自然なDMは、最初に「短く声をかける」だけにして、お客さんが次のアクション(ボタンを押す・キーワードを送る)を取ったら次の情報を出す、というキャッチボール構造になっている。
Before / 冷たい
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After / 自然
資料、こちらでーす! 気になる内容があったら、下のボタンから聞いてくださいね。 [詳しく聞いてみる][今は資料だけでOK]
Reason 03
改行・呼吸・絵文字が無く、文章の塊が降ってくる
3つ目は見た目の問題。改行を入れずに長い文字の塊で送られてくると、それだけで「読む気が失せる」と同時に「ロボットっぽい」と感じる。日本語のDMは、1文ごとに改行を入れる、3〜4行で1ブロックにする、たまに絵文字を1つ置く、これだけで人間味が一気に出る。125社の現場で見ると、改行と絵文字だけで体感の温度が大きく変わる。事業者が「絵文字は軽すぎないか」と心配するのはよくあるが、お客さんは絵文字がある方を「親しみやすい」と感じることが多い。
Before / 冷たい
資料はこちらのリンクからダウンロードいただけます。ご不明な点がございましたらいつでもお問い合わせください。よろしくお願いいたします。
After / 自然
資料、こちらからどうぞ✨ 中身を見て「もう少し知りたい」と思ったら、 お気軽に返信くださいね😊
冷たく見える原因は
「自動化」ではなく、
その中身の3つの設定だ。
Cold vs Natural DM
冷たく見えるDM vs 自然なDMの構造
COLD DM 冷たく見えるDM NATURAL DM 自然に見えるDM FIRST LINE 事業者目線の堅い挨拶 「お問い合わせありがとうございます」 お客さん目線のひと言 「こんにちは、コメントありがとう!」 STRUCTURE 1通に全情報を詰め込み 一方通行のお知らせ 短く出して、ボタンで分岐 お客さんが選べる構造 APPEARANCE 改行・絵文字なし 塊の文字が降ってくる 改行・絵文字1〜2個 呼吸のあるレイアウト 距離が遠くなる 会話が生まれる

自然なDMを作る、3つの原則

3つの正体がわかったら、その逆をやればいい。実装するときに意識する原則は3つだけ。

01
第一声は、お客さんが普段使う言葉で書く
「お問い合わせありがとうございます」ではなく、「コメントありがとうございます」「DMありがとうございます」。お客さんが自分でやった行動をそのまま受け止める。これだけで、温度感が一気に変わる。事業者専用の言葉(弊社・貴殿・拝啓・お忙しい中など)は、Instagram DMの世界から全部追い出す。
02
1通あたりの情報は「3行+ボタン2〜3個」に絞る
説明・料金・申し込みを一気に詰め込まない。最初は短く声をかけ、ボタンを2〜3個用意して、お客さんが押したものに応じて次の情報を出す。お客さんが「自分で選んだ」と感じる構造が、自然な会話に見える秘訣。ManyChatのボタン機能を使えば、コードなしでこの構造が作れる。
03
改行・絵文字を「1メッセージに1〜2個」だけ入れる
改行は1文ごとに入れて、3〜4行で1ブロックにする。絵文字は入れすぎず、1メッセージに1〜2個までに抑える。「✨」「😊」「🙌」あたりが自然に馴染む。ブランドが固い業種(弁護士・税理士など)でも、絵文字なしの改行+呼吸感だけで温度は上がる。

ManyChatが「自然なDM」に向いている理由

3つの原則を実装するには、ボタンによる分岐と複数メッセージの組み立てが必要になる。Instagram公式の自動返信機能だと、ここがほとんどできない。決まった文章を1パターン返すだけで、ボタン分岐も改行制御も限定的だ。

ManyChatを使うと、3つの原則を全部仕込める。短いメッセージを連続で送ること、2〜3個のボタンで分岐させること、キーワードに応じて違うフローを動かすこと、これらがコードなしで設計できる。125社の構築現場で、自然な温度感のDMを実現するには、結局のところManyChat以外の選択肢は無いのが現実だ。

無料プランから始められるので、まずは自分のアカウントで触ってみるのがおすすめだ。試しに今の自動返信を、上の3原則に沿って組み直してみてほしい。たぶん、出来上がったDMを自分で送ってみて「これなら自然だな」と感じるはずだ。

今回紹介したツール
ManyChat
InstagramのDM自動化で世界中の事業者が使っているツール。短文連続・ボタン分岐・キーワード分岐が、コードなしで組めます。無料プランから始められるので、まずは触ってみてください。
ManyChatを見てみる

「自分のアカウントだと、どう設定すれば自然か分からない」とき

自然なDMを作る原則はシンプルだが、自分のアカウントに当てはめると意外と迷う。「うちの業種で絵文字は浮かないか」「ボタンの文言はどう書けばお客さんが押してくれるか」「最初の一言を、自分の口調にどう寄せるか」。こういう微調整は、125社の構築事例から「業種ごとの正解」を引っ張ってきた方が早い。

SUICSのManyChat構築サービスでは、最初のヒアリングで「あなたの口調」「お客さんの普段の言葉」「業種に合った絵文字の濃度」を吸い上げて、温度感の高いDMを設計している。解決できる悩み:「自動返信を入れたが、自分で読むと冷たい」「お客さんからの反応が薄い気がする」「設定の試行錯誤に時間ばかり溶ける」「業種に合った言葉遣いの正解が分からない」。自分で組んで違和感が取れない方は、一度相談してみてほしい。

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