スマホを開いたら、DM通知が12件溜まっていた朝
ManyChatを導入する前、僕は毎朝スマホを開くのが少し怖かった。たいてい10件前後の未読DMが溜まっていて、そのうち何件かは「昨日のうちに返さなきゃいけなかった問い合わせ」だった。
投稿は続けていた。フォロワーも少しずつ増えていた。でも、DMの返信が追いつかなかった。日中は別の案件で手が離せない。夜にようやくスマホを開くと、問い合わせが溜まっている。そのうち何件かは、返す前にお客さんの気持ちが冷めて、興味を失っていた。
これは怠けているからではない。一人で全部やっていれば、当たり前に起きることだ。返信できないこと自体に罪悪感が積み重なって、Instagramを開くのが少しずつ憂鬱になっていた。
「自動返信」と聞いて身構えた人へ
こういう話をすると、「自動返信って、冷たい感じになりませんか?」とよく聞かれる。
わかる。機械的な定型文が返ってきて、がっかりした経験は誰にでもある。
でも、いま僕が125社以上のサポートで使っているManyChatという仕組みは、それとは少し違う。「最初の一歩」だけを自動にして、人が対応すべきところは人に渡すという考え方だ。
たとえば、投稿に「気になる」とコメントした人へ、自動でDMを送る。そこで「詳しく知りたい方はこちら」「料金を見たい方はこちら」とボタンを出す。お客さんは押すだけ。深い相談になったら、そこから僕が直接対応する。
つまり、自動化するのは「受付」の部分だけ。人の温かさが必要なところは、ちゃんと人が残る。
取りこぼさない「受付」だけを、
24時間動かしておく。
変わったのは、件数より「夜」だった
導入して、いちばん変わったと感じたのは数字そのものより「夜の安心感」だった。
これまでは、夜中に来た問い合わせを翌日まで放置するしかなかった。でも自動の受付があれば、寝ている間にお客さんは知りたい情報にたどり着けるし、必要なら予約や相談の入り口まで進んでくれる。
朝起きてスマホを開くと、「受付」は済んでいる。あとは温度の高い相談にだけ、自分の時間を使えばいい。「返さなきゃ」という焦りから解放されたのが、いちばん大きかった。
最初の一歩は、想像よりずっと簡単だった
「設定が難しそう」というのも、よく聞く声だ。
正直に言うと、凝った導線を作り込もうとすると専門知識はいる(そこは僕の仕事だ)。でも、「コメントが来たらDMを送る」くらいの単純なものなら、思っているよりずっと簡単に始められる。
まずは無料プランで触ってみて、感覚をつかむのがおすすめだ。実際に自分のアカウントで動かしてみると、「あ、こういうことか」と一気に腹落ちする。
でも、ツールより大事なことがある
最後に、正直なことを書いておきたい。
ManyChatはとても良いツールだ。でも、道具を入れただけで問い合わせが増えるわけではない。「どんな人に」「何を」「どの順番で届けるか」という設計があって、はじめて道具は活きる。
逆に言えば、その設計さえ正しければ、あとは仕組みが24時間働いてくれる。投稿して終わりではなく、届くべき人に届く導線を作る。それがいちばん大事なところだ。
もし「自分のアカウントだと、どう設計すればいいんだろう」と迷ったら、気軽に相談してほしい。125社の事例から、あなたに合った形を一緒に考えられると思う。