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このガイドは何のためのものか
エックスサーバーで あなたの名前@あなたのドメイン というメールアドレスを作り、届いたメールを普段使っているGmailに自動で流し込むところまでを、実際の画面写真つきで進めるガイドです。
なぜ必要ですか
サイトを公開しても、メールアドレスを作っていなければ、問い合わせフォームの通知も、取引先からのメールも受け取れません。
そして、この事故のいちばん怖いところは、届いていないこと自体に気づけない点です。「問い合わせが来ないな」と思っているだけで、実際には届いていた——ということが起こります。逃した記録すら残りません。
作ってあるのに、消えていることがあります
メールアドレスを作った後の転送設定を間違えると、届いたメールがサーバーにも残らず消えます。このガイドが手順14以降にたっぷり紙面を割いているのは、そのためです。作るだけで終わらせないでください。
所要時間の目安
15分前後です。メールアドレスの作成(Part 1)が5分前後、Gmailへの転送設定(Part 2)が3分前後、実際に届くかの確認(Part 3)が2〜10分(メール到達を待つ時間を含む)です。
用意するもの
エックスサーバーの契約(サーバーパネルにログインできる状態)
すでに使えるようになっている自分のドメイン
普段使っているGmailのアドレス
パスワードを保存する場所(パスワード管理アプリ、または安全なメモ)
どの端末で何をするか
基本は、パソコン(またはタブレット)1台だけで進みます。Part 3の確認だけ、お手元のスマートフォンからテストメールを送ります(パソコンから送っても構いません)。
すでに済んでいる人は
すでにメールアドレスを作ってあり、そのアドレス宛に送ったテストメールが、自分のGmailの受信トレイに届くことを確認済みの方は、このガイドは不要です。確認したことがない方は、手順19・20だけでも実行してみてください。
まず、エックスサーバーの管理画面で、新しいメールアドレスを1つ作ります。ここは13手順あります。ひとつずつ、画面の赤い枠のところだけを押していけば終わります。
1
サーバーパネルにログインする
開いたら、上の欄にID(またはメールアドレス)、下の欄にパスワードを入力して「ログインする」を押してください。
もし、IDがわからないときは、画面に書かれている通り「メインFTPアカウントのID(サーバーID)でもログインできます」。契約時のメールでサーバーIDを探してみてください。
手順1:サーバーパネルにログインする
2
左のメニューから「メール」を押す
ログインすると、左側にメニューが並んでいます。その中の「メール」を押します。
手順2:左のメニューから「メール」を押す
3
「メールアカウント設定」を押す
「メール」を押すと、下に項目が開きます。いちばん上の「メールアカウント設定」を押します。
手順3:「メールアカウント設定」を押す
4
「メールアカウントを追加」を押す
メールアドレスの一覧画面が開きます。左上の「+ メールアカウントを追加」を押します。
この画面の下半分には、すでに作られているメールアドレスの一覧が出ます。もし、まだ1つも作っていない場合は、そこは空っぽです。それで問題ありません。
手順4:「メールアカウントを追加」を押す
5
ドメインを選ぶ欄を押す
入力フォームが開きます。まず、@ より後ろにあたるドメインを選びます。「ドメイン名を選択」と書かれた欄を押してください。
手順5:ドメインを選ぶ欄を押す
6
自分のドメインを選ぶ
持っているドメインの一覧が出ます。使いたいドメインを押します。
ここに出てくる中身は人によって異なります。もし、ドメインを1つしか持っていない方は、選択肢も1つか2つです。このガイドは suics.jp を選んだ前提で進めます。ご自身のドメインに読み替えてください。
手順6:自分のドメインを選ぶ
7
@ より前の名前を入力する
次に、@ より前の部分を決めて入力します。
特に決まっていない方は、画像と同じ「contact」と入力してOKです。問い合わせ用の窓口として、どんな業種でも違和感がありません。
画面の注意書きにある通り、使えるのは「半角64文字以内」「半角英小文字、半角数字と次の記号 -_.」です。. は「2つ以上の連続」「先頭」「@マークの直前」では使えません。
手順7:@ より前の名前を入力する
8
「パスワード生成」を押す
パスワードは、自分で考える必要はありません。「パスワード生成」ボタンを押すと、安全なものが自動で作られます。
自分で決めたい方のために、画面の条件を書いておきます。「半角8文字以上、45文字以内」「『数字のみ』などの推測されやすいパスワードは登録できません」「英字や記号を組み合わせたパスワードを設定してください」。ただ、素直に生成ボタンを使うのがいちばん安全で速いです。
手順8:「パスワード生成」を押す
9
「コピー」を押す
生成されたパスワードを、右の「コピー」ボタンで写し取ります。
手順9:「コピー」を押す
10
コピーしたパスワードを保存する
いまコピーしたパスワードを、パスワード管理アプリや安全なメモに貼り付けて保存してください。
ここで保存してください
次の「追加する」を押すと、この欄は消えます。あとでGmailと連携するときに、このパスワードが必要になります。
もし、保存し忘れても大丈夫です。同じ画面の「編集」から、あとでパスワードを設定し直せます。ただ、二度手間になるので今のうちに。
保存するときは、何のパスワードなのかも一緒に書いておくことをおすすめします。たとえば「contact@(自分のドメイン)のメールパスワード」のように。
パスワードは、メールやチャットに貼り付けて送らないでください。送った記録がそのまま残ってしまいます。
画像なし(例外)
この操作はご自身のパソコンの中で行うため、画像はありません。
11
入力内容を確認する
押す前に、@ の前と後ろが思った通りになっているかだけ見てください。
その下にある「容量」は、最初の数字のままでOKです。変更する必要はありません。いちばん下の「メモ」も、入力しなくてOKです。
手順11:入力内容を確認する
12
「追加する」を押す
右下の「追加する」を押します。これでメールアドレスが作られます。
手順12:「追加する」を押す
13
一覧に追加されたことを確認する
一覧に、いま作ったアドレスが並んでいれば成功です。
「使用容量」が 0 と表示されていますが、これは正常です。まだ1通も届いていないだけです。
手順13:一覧に追加されたことを確認する
ここからが本番です。メールアドレスは作りましたが、このままでは、あなたの手元には何も届きません。
届いたメールを、普段使っているGmailに自動で送る設定をします。ここを飛ばすと、メールアドレスを作った意味がなくなります。
14
作ったアドレスの「転送」を押す
一覧の中から、いま作ったアドレスの行にある「転送」ボタンを押します。
もし、行がいくつもある場合は、アドレスの文字をよく見て、目的の行のボタンを押してください。別の行のボタンを押すと、違うアドレスの設定を変えてしまいます。
手順14:作ったアドレスの「転送」を押す
15
「メールボックスに残す」が選ばれていることを確認する
設定パネルが開きます。いちばん上に「受信メール」という項目があり、2つの選択肢が並んでいます。
「メールボックスに残す」が選ばれている状態にしてください。新しく作った直後は、最初からこちらが選ばれています。
画面の説明にはこう書かれています。「メールボックスに残す」なら「届いたメールは転送先へ転送されるとともに、メールボックスにも保存されます」。「メールボックスに残さない」なら「転送先へ転送されますが、メールボックスには保存されません」。
「残さない」は選ばないでください
「残さない」にすると、サーバーに1通も残りません。転送されたメールがGmail側で迷惑メールと判定されたり、うっかり消してしまったりしたとき、取り戻す手段がなくなります。
容量が心配になるかもしれませんが、問い合わせの文章程度では、まず使い切りません。原本を捨てる理由はありません。
手順15:「メールボックスに残す」が選ばれていることを確認する
16
転送先に、普段使っているアドレスを入力する
「転送先アドレス」の欄に、毎日開いているメールアドレス(Gmailなど)を入力します。
画像に入っている example@gmail.com は記入例です。ここはご自身のアドレスに置き換えてください。
画面の注意書きにある通り「転送先メールアドレスを1行1アドレスで入力してください」。もし、複数の人に届けたい場合は、改行して2行目、3行目に書きます。1人なら1行だけでOKです。
手順16:転送先に、普段使っているアドレスを入力する
17
「設定する」を押す
右下の「設定する」を押します。
1件だけならすぐ終わります。画面にも書いてある通り、「多数のメールアドレスを設定する場合、数分以上の時間がかかる場合があります」。
手順17:「設定する」を押す
18
保存されたことを確認する
もう一度「転送」を押して開き直します。枠で囲んだ2行を見てください。
「メールボックスに残す」が選ばれたままで、転送先に自分のアドレスが入っている——この2つが揃っていれば完了です。
ここを飛ばさないでください。押したつもりで保存されていないのは、よくある失敗です。
手順18:保存されたことを確認する
設定は終わりました。でも、まだ終わりではありません。
ここまでの作業が本当に効いているかは、実際にメールを1通送ってみないとわかりません。2分で終わります。
19
スマホから、作ったアドレスに空メールを送る
スマートフォンのメールアプリを開き、いま作ったアドレス宛てに、1通送ってみてください。
件名も本文も「テスト」だけで構いません。パソコンから送っても大丈夫です。
画像なし(例外)
この操作は読者ご自身のスマートフォンで行うため、画像はありません。
20
Gmailの受信トレイに届いたか確認する
普段使っているGmailを開いて、いま送ったメールが受信トレイに届いているか見てください。
届いていれば、ここまでの設定はすべて成功です。おつかれさまでした。
もし、受信トレイに見あたらないときは、迷惑メールフォルダを確認してください。転送されてきたメールは、迷惑メールと判定されやすい性質があります。
もし、迷惑メールフォルダに入っていた場合は、そのメールを開いて「迷惑メールではない」を押してください。あわせて、Gmailの検索窓から自分のドメイン名で検索し、「フィルタを作成」→「迷惑メールにしない」にチェックを入れておくと、次から確実に受信トレイに入ります。
もし、10分待っても迷惑メールフォルダにも見あたらないときは、手順16に戻って、転送先のアドレスに打ち間違いがないか確認してください。
画像なし(例外)
この操作は読者ご自身のGmailで行うため、画像はありません。
◆
確かめるまでが、設定です
作っただけで終わらせないでください
メールアドレスを「作った」だけで終わらせる人が、とても多いです。作った後に、届くかどうかを自分の目で確かめた人だけが、安心して問い合わせを待てます。
次にやるとよいこと
次にやるとよいのは、Gmailから、この独自ドメインのアドレスとして返信できるようにする設定です。転送だけの状態だと、返信したときに自分の個人アドレスが相手に表示されてしまいます。手順10で保存したパスワードは、そのときに使います。
読み終えた人へ — 次の一歩
メールアドレスの作成と、Gmailへの転送設定ができました。次は、返信するときも独自ドメイン名義に
なるようにする番です。転送だけの今の状態では、返信すると個人のGmailアドレスが相手に表示されてしまいます。
ほかのガイドは 実践ガイド一覧 にあります。
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