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持つべき業種、
なくても困らない業種

2026.03.22

※本記事には広告(アフィリエイト)が含まれます。

「HPは持って当たり前」って、本当ですか?

個人事業主の方から、よくこんな質問をいただく。

「自分の仕事って、ホームページ持ってないとマズいですよね?」

正直に言うと、業種による。HPを持った方がいい人もいれば、HPに数十万円かける必要がない人もいる。お金と時間の限られた個人事業主にとって、判断を間違えると、本当にもったいないことになる。

うちは、HP制作もManyChat構築も、両方やっている。だからこそ、「全業種HPが必要です」とは言わない。本当に必要な業種にだけ、しっかり作ったHPをお渡ししたい。今日はその「線引き」を、できるだけフラットに書いてみる。

HPを「持つべき」3つの業種パターン

まず、HPを持った方が圧倒的にビジネスが伸びる業種から書く。共通しているのは、3つのパターンに当てはまることだ。

01
信頼が「買う・買わない」を決める業種
税理士・行政書士・社労士・コンサルタント・コーチング・教育・医療系など。お客さんは「この人にお願いして大丈夫か」を入念に調べた上で連絡する。プロフィール・実績・考え方・顔写真がしっかり載ったHPは、SNSではどうしても伝えきれない安心材料になる。
02
説明に「文章量」が必要な業種
高単価のサービス・複雑な技術・カスタム性の高い商品。SNSのキャプションでは収まらず、メリットやプロセスを順を追って読んでもらう必要がある業種。HPがないと、見込み客の質問対応に毎回時間を取られてしまう。
03
「地域名+業種名」で検索される業種
工務店・リフォーム・葬儀・士業・整体・歯科など。お客さんは「佐賀市 税理士」「鎌倉 整体」のように、地域名とセットで検索する。検索結果に自社HPが出るかどうかで、新規問い合わせの数が大きく変わる。

このどれかに当てはまる業種は、HPを持つ価値が、かけるコストを大きく上回る。逆に言えば、ここに当てはまらない業種は、HPに数十万円を投じる前に、別の選択肢を考えた方がいい。

HPが「なくても困らない」3つの業種パターン

次は、HPを「持たなくても、ビジネスが回る」業種。ここはHP制作業者があまり言いたがらない話だが、正直に書く。

01
紹介・口コミだけで仕事が回っている業種
フリーランスのカメラマン、デザイナー、ライター、エンジニアなど。既存のお客さんからの紹介で次の仕事がつながっている人は、HPがなくても困らない。むしろHPを作るより、SNSや既存案件の品質を磨くほうが投資効率が良い。
02
外部プラットフォームで集客が完結する業種
飲食店(食べログ・ホットペッパー)、美容室(ホットペッパービューティー)、宿泊(じゃらん・Booking)、ハンドメイド販売(Creema・minne)など。すでに業界の集客サイトが強く、お客さんもそこで探すのが当たり前になっている。HPは「あれば便利」レベルで、収益への直接効果は限定的なことが多い。
03
Instagram・LINE単体で購入まで完結する業種
低単価のコスメ・アパレル・小物販売、Instagram発のフード販売、お試しレッスン系。商品単価が数千円〜1万円程度で、衝動買いに近い購入動線。お客さんはHPを読みに行く前に、投稿やストーリーズで購入を決める。HPを作るより、Instagram投稿の質とManyChatの自動化に投資した方が、売上は伸びやすい。
HPは「持つのが正解」じゃない。
あなたの業種に合っているか、
それだけが基準だ。
HP Priority Matrix
あなたの業種は、HP優先度どこ?
HIGH LOW 単価・信頼の重み LOW HIGH 「業種名+地域」で検索される頻度 HP RECOMMENDED 信頼で売る系 コンサル・コーチ 教育・士業 HPで「人柄」を伝える MUST HAVE 地域×専門業 工務店・リフォーム 歯科・整体・士業 作らないと損する SNS ONLY OK SNS完結系 コスメ・アパレル ハンドメイド販売 IG+ManyChatで十分 PLATFORM OK プラットフォーム系 飲食店・美容室 宿泊・旅行 食べログ・HPBで十分

「持つべき」業種が、最初にやることは?

マトリクスで右上・左上に当てはまる人は、HPを作る価値が確実にある。ただ、いきなり制作会社に数十万円払う前に、知っておいてほしいことがある。

HPを公開するには、「サーバー」と「ドメイン」という土台がいる。サーバーは家でいう「土地」、ドメインは「住所」のようなものだ。これは制作会社に任せず、自分で契約しておく方が、後で困らない。

理由はシンプルで、制作会社にすべて任せると、何かあった時に自分のサイトなのに自分でいじれないからだ。サイトを別の会社で作り直したくなったとき、サーバーとドメインが自分の名義になっていないと、移管にお金と時間がかかる。

サーバーは、個人事業主が使うなら「エックスサーバー」が定番だ。理由は3つある。表示速度が速い・国内シェアが大きく情報が多い・万一困ったときのサポートが手厚い。月1,000円前後から始められて、長く使うことを考えるとコスパが良い。

今回ふれたサーバー
エックスサーバー(Xserver)
個人事業主・中小事業者から、企業のコーポレートサイトまで、幅広く使われている国内シェアトップクラスのレンタルサーバー。表示速度・安定性・サポート体制のバランスが良く、自分のサイトを長く育てていきたい人におすすめです。
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「なくても困らない」業種は、何にお金を使うべきか

逆に、マトリクスで右下・左下に当てはまる業種は、HPに大きな投資をする前に、別の選択肢を考えた方がいい。

たとえば、Instagramで集客しているコスメブランド。SNS完結系の業種なら、HPを30万円かけて作るより、その予算をInstagram投稿のクオリティ向上と、ManyChatによる自動DM導線の整備に使った方が、売上に直結する可能性が高い。

飲食店なら、食べログ・ホットペッパーグルメへの掲載費とInstagram運用にお金を使う方が、自社HPに投資するより効果が出やすい。お客さんはまず「食べログで探す」からだ。

つまり、業種によって「お金の使い道」は変わる。HPが正解の業種もあれば、SNS+ManyChatが正解の業種もある。大事なのは、自分の業種にとっての最短ルートを見極めることだ。

迷ったら、3つの問いで判断する

「自分の業種だと、結局どっちなの?」と迷う方に、判断のためのシンプルな3つの問いをおすすめしている。

問い①:お客さんは「業種名+地域」で検索しているか?
(Yes → HP優先度が上がる)

問い②:あなたの商品・サービスは、説明に時間がかかるか?
(Yes → HP優先度が上がる)

問い③:お客さんは「この人にお願いして大丈夫か」を、購入前に入念に調べる人が多いか?
(Yes → HP優先度が上がる)

3つすべてYesなら、HPは間違いなく作るべきだ。1つもYesがないなら、HPよりSNS+自動化への投資が先。2つYesなら、シンプルなHPで十分ということが多い。

SUICSが大事にしていること

うちは、HP制作もManyChat構築も両方やっている。だから、ヒアリングの段階で「この業種なら、いきなりHPじゃなくて、まずInstagram+ManyChatでいいですよ」と正直にお伝えすることも多い。

逆に、「この業種なら、しっかり予算をかけてHPを作った方が、長期的に絶対戻ってきます」とお伝えすることもある。どちらが正解か、業種と状況によって本当に変わる。

HPを作るなら、売れる設計のHPを作りたい。作らない選択をするなら、その分の予算を別の効果的な場所に使ってほしい。それだけだ。

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