出張中のホテルで、1人のお客さんのストーリーズを24時間追跡してみた
去年の秋、福岡出張で2泊したときのこと。ホテルの部屋に篭って、ある1人のお客さん(整体院のオーナー)のInstagramを、朝7時から夜23時まで定点観測してみた。フィードはほぼ動いていなかったが、ストーリーズは1日に5回更新されていた。
面白かったのは、その5回の中身。朝の挨拶、昼の質問BOX、夕方のお客さんビフォーアフター、夜のキャンペーン案内、就寝前の翌日告知。どれも自然で押し付けがましくないのに、1日のなかで複数の接点が生まれ、ふと気になったフォロワーがDMを送る動線になっていた。月の新規問い合わせは、フィード経由よりストーリーズ経由の方が多かった。
このオーナーは、もともと忙しくて投稿頻度を上げる余裕がなかった。にもかかわらず、ストーリーズだけで1日24時間さりげなく営業が回っていた。今日はその設計を解剖して、誰でも明日から組める「24時間動線」を書く。「ストーリーズに何を投稿していいか分からない」を抜け出すための実用記事だ。
なぜストーリーズが「24時間動く営業マン」になるのか
ストーリーズは「24時間で消える」ことを欠点と考えがちだが、これは強みだ。フォロワーは「今この瞬間に投稿された情報」として見るので、フィード投稿より熱量が高い。Instagramユーザーの約7割がストーリーズを毎日チェックしているというデータもある。
さらに、ストーリーズは画面のいちばん上のアイコン列に並ぶ。フォロワーがアプリを開いた瞬間、最初に目に入る。「今日のあなた」を、フォロワーの朝・昼・夕・夜の4タイミングで、自然に届けられる場所。これがフィードにはない強みだ。
ただし、ただ投稿すれば動くわけではない。1日のなかで「いつ・何を・どんな順番で」出すかを設計しないと、ストーリーズは「日記」で終わる。日記から「24時間動線」に変えるには、時間帯別の役割分担が必要になる。
1日4スロット、24時間ストーリーズ配信プラン
125社の現場で「うまく回っている」アカウントは、ほぼこの4スロット構造でストーリーズを動かしている。朝・昼・夕・夜、それぞれに役割がある。
- カフェでの朝コーヒー写真+一言 :「今日は●●の納品日です」
- 今日の予定リスト :「商談2件+資料作成」
- 窓の外の天気写真 :「今日も雨ですね、お気をつけて」
- お客さんへの一言挨拶 :「いつも見てくれてありがとうございます」
- 質問BOXスタンプ :「最近の悩み、何かありますか?」
- アンケート2択 :「Aプラン vs Bプラン、どっちが気になる?」
- スライダースタンプ :「今の満足度、どれくらい?」
- クイズスタンプ :業界の豆知識クイズ
- お客さんの体験談スクショ :「LINEで届いた感想を共有」
- 施術・納品ビフォーアフター :写真比較
- 数字の実績 :「今月の納品件数◯件達成」
- 制作プロセス :作業中の動画10秒
- 「明日のキャンペーン告知」+リンクスタンプ
- 「DM『気になる』と送ってください」+ManyChat自動返信
- 無料プレゼントの受け取り案内
- 「明日の自分の予定」と、空き時間の相談募集
4スロットを毎日繰り返すだけで、
24時間動く営業マンになる。
ストーリーズ→ManyChatで、夜の検討を朝のリストに変える
4スロットの中で、いちばん事業に効くのは夜の「行動スロット」だ。ここで「DM『気になる』と送ってください」と置いて、ManyChatの自動DMを発動させる仕組みを作る。フォロワーが夜にDMを送る→ManyChatが秒で自動返信→お客さんがDMリストに加わる。あなたが寝ている間に、リスト化が走る。
これがストーリーズ単体運用との決定的な違いだ。ストーリーズだけだと「見られて終わり」だが、ManyChat連携を入れると「見て→DMして→リスト入り」というワンサイクルが完結する。125社の現場では、夜のDM自動化を入れた瞬間に、月のリスト獲得数が3〜5倍になる事業者が複数いた。
ManyChatを使えば、ストーリーズ→DM→無料プレゼント受け渡し→メルマガ登録、という導線が、お客さんが見ている画面の中だけで完結する。「フォロワー1000人より大事なDMリスト100人の作り方」 でも書いた「リスト化の戦略」が、ストーリーズと組み合わせることでさらに加速する。
続けるための「3つのルール」
4スロット配信は、頭で理解しても続かない人が多い。125社の現場で「続けられる人と続けられない人」を分けるのは、ほぼこの3つのルールに集約される。
「自分のアカウントで4スロット組むの、自信ない」とき
4スロット構造はシンプルだが、自分の事業に当てはめると意外と迷う。「うちの業種で朝の親近感ってどんなネタを出せばいいか」「夜のDM導線で何をプレゼントすればフォロワーが反応するか」「ManyChatとどう繋ぐか」。これは125社の事例から、業種ごとの正解パターンを引っ張ってきた方が早い。
SUICSのInstagram集客+ManyChat構築サービスでは、4スロットそれぞれの具体ネタ設計から、ManyChat自動DM連携まで、一気通貫でお手伝いしている。