火曜の朝、自分のThreadsについた返信が、そのままDMに届いていた
先週の火曜、朝いちばんにスマホの通知を見たら、前夜にThreadsへ流した投稿への返信が、コメント欄ではなく自分のDMに直接届いていた。「これ、うちの店でもできますか」という一言。相手のプロフィールを開くと、まだ相互フォローではない、完全な初見の人だった。
SUICSはThreadsを毎日運用している。プロセスを実況で流すやり方で、朝から晩まで投稿を積み上げてきた。そのなかで最近はっきり変わったのが、この「返信がDMに落ちる」感覚だ。Xやこれまでのやり方だと、返信は公開のコメント欄に並んで、そこから個別のやり取りへ持っていくのに一段手間があった。Threadsの新しい設計では、その一段が最初から消えている。投稿を見た人が反応した瞬間、もう1対1の会話が始まっている。
この体験は、たまたまの偶然ではなかった。2026年に入って、Threadsは日次アクティブユーザーでXを上回り、国内でも1,700万人を超えた。DM、24時間で消えるゴースト投稿、1万字の長文添付、コミュニティ機能——ビジネスで使うための部品が、この半年で一気にそろった。今日は、Instagram一本足でやってきた個人事業主・地方店舗が、Threadsという「次の一本」を30分で立てるための集客設計を3つ書く。
まず数字:ThreadsはもうニッチではなくX超えの本流
「Threadsって、まだ一部の人が使ってるだけでしょう」——この認識が、2026年でいちばん危ない。数字を並べると、状況はすでに逆転している。届き方の質も、これまでのSNSと違う設計になっている。
数字そのものより、実務にとって大きいのは下2行だ。Threadsのフィードは、現在地に近い情報や関連性の高い話題を優先して見せる傾向がある。フォロワーがゼロに近くても、地域の人に届きやすい。これは、リーチが落ちてフォロワーにすら届きにくくなったInstagramと、まったく逆の風向きだ。
そして返信がDMに直接届く設計。ここがSUICSにとって見逃せない。うちの本業は、フォロワーを「DMでリスト化」して資産に変えることだ。Threadsは、その入口が最初からDMに向いている。Instagramで時間をかけて組んできた「投稿→DM→リスト化」の動線を、ほぼそのまま横に置ける土台がそろった、ということになる。
なぜ「Instagramの次の一本」なのか、動線で見ると分かる
新しい入口を1つ増やそう、という話ではない。大事なのは、Threadsの動線がSUICSの核とまっすぐつながっている点だ。下の図が、Threadsで起きる「投稿→反応→DM→リスト化」の流れだ。Instagramで組んできた動線と、ゴール地点がぴったり重なる。
Instagramの「次の一本」を立てる集客設計3つ
ここからが本題だ。Threadsを毎日回している自社の運用と、ManyChat125社で積んだDM動線の設計を掛け合わせて、今日から30分で始められる形に絞った。順番どおりに組めば、そのまま一本の柱になる。
届く数を増やすこと以上に、
集客が「止まらない状態」を作ることにある。
大事なのは「使い分け」ではなく「同じゴールに二本の入口」
Threadsを始めると聞くと、「じゃあInstagramはやめるのか」「投稿を出し分けるのが面倒だ」と身構える人がいる。そこは逆に考えたほうがいい。Threadsは、Instagramと別のことをやる場所ではない。同じDMリスト化というゴールに向かう、二本目の入口だ。渡すもの・返すDMの中身は共通で、届き方だけが違う。だから運用の負担は、単純に倍にはならない。
コメント→自動DMの動線そのものの作り方は 「『プロフのリンク』はもう踏まれない|会話型コマース3設計」 に詳しく書いた。なぜ今、拡散の主役が「DM」なのかは 「Instagram拡散指標が『DM送信数』へ|対策3つ」 を読むと、Threadsの返信DM直行がなぜ強いのかが腑に落ちるはずだ。
SUICSは、この二本目の入口づくりを一緒に組める。ゴール側のDM動線はManyChat125社で作り込んできた資産があり、入口側はThreadsを毎日回している一次情報がある。「Instagramだけだと不安」「二本目をどう立てればいいか分からない」という段階から、投稿の型・返信ワード・DMの受け渡しまで、まとめて設計する。
まとめ:ThreadsがX超えの今が、二本目を立てる一番安いタイミング
ThreadsがXを日次アクティブで抜き、国内でも1,700万人を超えた。それでもまだ、地方の個人事業主でThreadsを集客の柱にしている人は多くない。プラットフォームが伸びていて、かつ競合がまだ薄い——この時期が、新しい入口を立てるのにいちばんコストの低い瞬間だ。フォロワーを集めきってから、ではもう遅い。地域フィードでゼロから届く土台がある今のうちに、1日1本の一次情報から始めておく。
Instagram単体のリーチが落ちている現実は 「Instagramリーチ18%減時代|届いた人を『資産化』する3つの設計」 にまとめてある。一本足の危うさを感じているなら、Threadsという二本目を、同じDMリスト化のゴールに向けて立てておく。届く数が増えるだけでなく、どの月も集客が止まらない状態が手に入る。それが、X超えの今このタイミングでThreadsを始める、いちばんの理由だ。