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このガイドは何のためのものか
名簿と案内文、台帳と申込書——「正しい元」と「写した先」を見比べて、一致しない箇所だけを指摘させるガイドです。目視だけの突き合わせでは、見落としがそのまま提出先に届いてしまいます。2つの書類を目で往復する確認が、「貼って、違いを直す」に変わります。
なぜ「どちらが正しいか」を判断させないのか
AIが見ているのは、貼られた2つのテキストだけです。原本の紙・元の記録を確認できるのはあなただけで、まれに間違っているのが「原本側」のこともあります。だからこのガイドでは、AIの仕事は「違う」と気づかせるまで、正誤を決めるのは自分と分けています。この線引きが、間違った「訂正」を防ぎます。
所要時間の目安
25分ほどです(目安なので前後します)。2回目からは、貼って直すだけです。
用意するもの
Claudeのアカウント(登録ガイドで無料で作れます)
原本と、確認したい書類(練習用の例はこのガイドに載せています)
パソコン(コピーと貼り付けが多いため)
お金はかかりません
無料プランのままでできます。このガイドの画像も、すべて無料プランで撮ったものです。
すでに済んでいる人は
突き合わせる項目が2〜3件しかないなら、目で見比べるほうが早く、このガイドは不要です。行が増えて目視がつらくなったときに、この型が効きます。
先に1つだけ、大事なこと
実名・連絡先が入った名簿や書類は、伏せ字ガイドの型で「生徒Aさん」のような呼び名にしてから貼ってください。チャットの名前は貼った中身から自動で付くため、実名はそこにも残ります。また、金額や数量の合計が正しいかの計算は、この型では扱いません——計算の確かめは表計算の関数の仕事です。
1
原本と、確認したい書類を、テキストで用意する
「原本(正しいほうの一覧)」と「確認したい書類(作った案内文や届出書)」を、それぞれコピーできるテキストの状態にします。名前は「生徒Aさん」のような呼び名にしておいてください。練習では、下の2つを使います(食い違いを2か所仕込んであります。どこかは、あとのお楽しみです)。
この型が効く場面
名簿と案内文、申込書と台帳、依頼メールと作成書類——「正しい元があって、写した先がある」ものなら何でも使えます。ただし、突き合わせる項目が2〜3件しかないなら、目で見比べるほうが早いです。
【原本(参加者名簿)】
生徒Aさん 4月20日(土) 10時
生徒Bさん 4月20日(土) 11時
生徒Cさん 4月21日(日) 10時
生徒Dさん 4月21日(日) 11時
生徒Eさん 4月22日(月) 16時
【確認したい書類(案内文の抜粋)】
生徒Aさん 4月20日(土) 10時
生徒Bさん 4月20日(土) 11時
生徒Cさん 4月21日(土) 10時
生徒Dさん 4月21日(日) 11時
生徒Eさん 4月23日(月) 16時
画像なし(例外)
この手順はメモ帳などでの作業のため、画像はありません。
2
Claudeを開く
下のアドレスを押すとClaudeが開きます。画像と同じような入力画面が出ればOKです(見出しの文言は時間帯などで変わります。もし、何かの案内が出たら、バツ印や「後で」で閉じてかまいません)。
手順2:Claudeを開く
3
依頼文と、原本・書類を貼る
入力欄に、下の枠の依頼文を入れます(自分で打っても、コピーして貼ってもかまいません)。「(ここに原本と書類を貼る)」の行は消して、その場所に手順1の2つを続けて貼ってください。貼っても、全角のかっこや空白が勝手に変わったりはしないので、そのままで大丈夫です。改行したいときはShift+Enterです(Enterだけ押すと、その時点で送信されます)。
下の【原本】と【確認したい書類】を見比べてください。
・一致していない箇所だけを、1件ずつ「誰の行の・どの部分が・どう違うか」の形で出してください
・どちらが正しいかの判断はしないでください
・一致している行のことは書かないでください
(ここに原本と書類を貼る)
手順3:依頼文と、原本・書類を貼る
4
送信ボタンを押す
入力欄の右下にある、上向き矢印のボタンを押します。
手順4:送信ボタンを押す
5
食い違いの一覧が出る
一致していない行だけが、名前つきで並びます。画像の練習例では、仕込んでおいた2か所(生徒Cさんの曜日・生徒Eさんの日付)がちょうど2件、原本の値と書類の値を並べる形で出ました。「どちらが正しい」とは書かれていないのが正しい姿です——それを決めるのは、次の手順のあなたです(並び方や記号の付き方は、毎回少し変わります)。
もし、指摘の数が思っていたのと違ったら
多すぎるときは、一致している行や、空白などのささいな差まで拾っている可能性があります——依頼文の「一致している行のことは書かないでください」の行が消えていないか確認し、指摘は1件ずつ読んで意味のある違いだけを直してください。少なすぎる気がするときは、原本と書類の行の並び・項目のそろえ方が合っているかを確認して、もう一度試してください。いずれの場合も、最後は原本との目視が頼りです。
手順5:食い違いの一覧が出る
食い違いゼロになるまでが1セットです。
6
原本を見て、自分の手で直す
指摘された行について、原本を自分の目で確認し、書類のほうを直します。AIは「違う」ことまでしか分かりません。どちらが正しいかを知っているのは、原本を確認できるあなただけです。まれに、直すべきなのが原本側のこともあります(原本の転記ミスなど)。だからこの確認は省略できません。
表記チェックとの使い分け
このガイドが見るのは「事実の食い違い」(日付・名前・数など)です。「致します・敬称・半角全角」のような表記のチェックは、表記ルールで突き合わせるガイドが担当です。2つを分けると、どちらの見落としも減ります。
画像なし(例外)
この手順はお使いの書類での作業のため、画像はありません。
7
直した書類を、もう一度貼る
同じチャットに、下の枠の依頼文を入れ、「(ここに直した書類を貼る)」の行を消して、直し終えた書類を貼ります。
書類を直しました。同じ原本と、もう一度見比べてください。
一致していない箇所だけを出してください。
(ここに直した書類を貼る)
手順7:直した書類を、もう一度貼る
8
送信ボタンを押す
入力欄の右下の、上向き矢印のボタンを押します。
手順8:送信ボタンを押す
9
食い違いがなくなったことを確認する
画像の練習例では「不一致箇所はありません」という短い返答が返ってきました(文言は毎回少し変わります。短い1文だけで返ってくるのが、正しい姿です)。ここまでで突き合わせは1周です。提出の前に、直した箇所をもう一度だけ自分の目で見てください。最後の関門はいつも自分です。
手順9:食い違いがなくなったことを確認する
◆
この型を守るための3つの約束
正誤は、原本を見た自分が決める
AIの指摘は「ここが違う」まで。どちらに合わせるかは、原本を確認してから自分で決めてください。この順番を守れば、間違った書き換えはぐっと起きにくくなります。
計算のチェックは、この型に混ぜない
この型が見るのは「写し間違い」です。合計が合っているか・数が正しいかは、表計算の関数で確かめる別の仕事として分けてください。混ぜると、どちらの確認も甘くなります。
提出前の最後の一目は、自分の目で
再チェックで不一致なしの返事が出ても、直した箇所だけは最後にもう一度自分で見てください。AIのチェックは頼れる相棒ですが、提出するのはあなたです。
読み終えた人へ — 次の一歩
「違い探しはAI、正誤の判断は自分」の型が1回通りました。名簿と案内文がある仕事なら、そのまま使えます。
ほかのガイドは 実践ガイド一覧 にあります。
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