1人会社×AI社員 実践ガイド

提出前の原稿を、Claudeに
自分の表記ルールで突き合わせさせる方法

目視の見落としを、「指摘はAI、直すのは自分」の型に。
全9手順・実際の画面写真つき。追加費用0円でできます。

🔍 画像は押すと大きく表示できます

このガイドは何のためのものか

数字の半角・敬称・日付の形——提出前の原稿を、自分の表記ルール表と突き合わせて、合っていない箇所だけを指摘させるガイドです。目視だけの確認では、見落としがそのまま提出先に届いてしまいます。ルール表と原稿を目で往復する確認作業が、「貼って、指摘を直す」に変わります。

なぜ「指摘だけ」で、直させないのか

AIに直させると、頼んでいない場所まで一緒に書き換わることがあります。そしてそれは、読み直しても気づきにくい。だからこのガイドでは、AIの仕事は指摘まで、直すのは自分の手と決めています。原稿があなたの文章のまま提出できるのは、この分担のおかげです。

所要時間の目安

25分ほどです(目安なので前後します)。ルール表ができていれば、2回目からは貼って直すだけです。

用意するもの

Claudeのアカウント(登録ガイドで無料で作れます)
チェックしたい原稿(練習用の例文はこのガイドに載せています)
パソコン(コピーと貼り付けが多いため)

お金はかかりません

無料プランのままでできます。このガイドの画像も、すべて無料プランで撮ったものです。

すでに済んでいる人は

校正ソフトや文章チェックツールで運用が回っている人は、このガイドは不要です。ツールにない「自分だけのルール」を足したくなったときだけ、この型が効きます。

先に1つだけ、大事なこと

顧客名・社名が入った原稿は、伏せ字ガイドの型で隠してから貼ってください。チャットの名前は原稿の見出しから自動で付くので、見出しに顧客名があるとそこにも残ります。また、日付や金額が事実として正しいかは、このチェックの対象外です。原本の資料で確認してください。

Part 1 ルール表を作る

初回だけの準備です。この1枚は使い回せます。

自分の表記ルール表を、1枚作る

メモ帳などに、原稿で守りたい表記のルールを箇条書きで書き出します。5個くらいからで十分です。クライアントから指定されているもの、自分がよく間違えるもの、から選ぶのがおすすめです。下の枠は、このガイドの練習で使うルール表です。

ルール表は「育てる」もの

最初から完璧なルール表は要りません。提出前に指摘された表記・自分で見つけた間違いを1行ずつ足していくと、あなた専用のチェックリストに育ちます。この1枚が資産になります。

・数字は半角にする(例: 1000)
・「致します」は「いたします」と書く
・日付は「4月20日(土)」の形で書く
・参加者のお名前の敬称は「様」にする
・カタカナは全角にする

練習では、下の原稿を使います(ルールに合わない箇所を5か所仕込んであります)。メモ帳などにコピーして、手元に置いてください。

春の見学会のお知らせ

4/20(土)の10時から、みほん文化センターで春の見学会をおこないます。
参加費は1000円です。当日は受付で田中さんをお呼びください。
持ち物は特にありません。みなさまのご参加をお待ちしています。
どうぞよろしくお願い致します。

画像なし(例外)

この手順はメモ帳などでの作業のため、画像はありません。

Part 2 チェックさせる

Claudeを開く

下のアドレスを押すとClaudeが開きます。画像と同じような入力画面が出ればOKです(見出しの文言は時間帯などで変わります。もし、何かの案内が出たら、バツ印や「後で」で閉じてかまいません)。

▼ ここを押すとClaudeが新しいタブで開きます

https://claude.ai/アカウントがない方は先に Claudeアカウント登録ガイド へ(無料で作れます)。
手順2:Claudeを開く
手順2:Claudeを開く

依頼文・ルール表・原稿を、順に入れる

入力欄に、下の枠の依頼文を入れます(自分で打っても、コピーして貼ってもかまいません)。「(ここにルール表を貼る)」「(ここに原稿を貼る)」の行は消して、その場所に手順1のルール表と原稿を貼ってください。半角カタカナや全角数字が混ざった原稿も、貼ったときに勝手に直ったりはしないので、そのままで大丈夫です。改行したいときはShift+Enterです(Enterだけ押すと、その時点で送信されます)。長くなると入力欄の中で上のほうが見えなくなりますが、中身は欠けていないので大丈夫です。「直した文章は書かないでください」の1行がこのガイドの安全装置です。削らずに使ってください。

下の「表記ルール」で、そのあとの原稿をチェックしてください。
・ルールに合っていない箇所を、1件ずつ「どの行の・どの言葉が・どのルールに合っていないか」の形で指摘してください
・直した文章は書かないでください。指摘だけしてください
・ルールにないこと(言い回しの好みなど)は指摘しないでください

【表記ルール】
(ここにルール表を貼る)

【原稿】
(ここに原稿を貼る)
手順3:依頼文・ルール表・原稿を、順に入れる
手順3:依頼文・ルール表・原稿を、順に入れる

送信ボタンを押す

入力欄の右下にある、上向き矢印のボタンを押します。

手順4:送信ボタンを押す
手順4:送信ボタンを押す

ルールに合っていない箇所が、一覧で出る

どの言葉が・どのルールに合っていないかが、番号つきで並びます。画像の練習例では、仕込んでおいた5か所(日付の形・半角カタカナ・全角数字・敬称・致します)がちょうど5件、指摘されました。直した文章が出てこないのは、依頼文でそう頼んでいるからです——書き直しはさせません。

もし、指摘の数が思っていたのと違ったら

多すぎるときは、ルールにないことまで拾っている可能性があります——依頼文の「ルールにないことは指摘しないでください」の行が消えていないか確認してください。少なすぎるときは、ルールの書き方があいまいな可能性があります——ルール表に「(例: 1000)」のような例を足して、もう一度試してください。

手順5:ルールに合っていない箇所が、一覧で出る
手順5:ルールに合っていない箇所が、一覧で出る

Part 3 直して、もう一周

指摘ゼロになるまでが1セットです。

指摘された場所を、自分の手で直す

原稿に戻って、指摘の箇所を1件ずつ自分で直します。場所を探すときは、指摘の「◯行目」ではなく、引用された言葉で探してください(Claudeの行の数え方は、空行も1行と数えるため、お使いのソフトの行番号とずれることがあります)。

なぜ自分で直すのか

AIに直させると、直してほしくない場所まで書き換わることがあり、それは読んでも気づきにくいからです。指摘はAI、直すのは自分——この分担が、原稿を自分の文章のまま保ちます。

画像なし(例外)

この手順はお使いの原稿での作業のため、画像はありません。

直した原稿を、もう一度貼る

同じチャットに、下の枠の依頼文を入れ、「(ここに直した原稿を貼る)」の行を消して、直し終えた原稿を貼ります。練習の原稿なら、5か所を直すと画像の内容になります。

直した原稿です。同じ表記ルールで、もう一度チェックしてください。
指摘だけで、直した文章は書かないでください。

(ここに直した原稿を貼る)
手順7:直した原稿を、もう一度貼る
手順7:直した原稿を、もう一度貼る

送信ボタンを押す

入力欄の右下の、上向き矢印のボタンを押します。

手順8:送信ボタンを押す
手順8:送信ボタンを押す

指摘がなくなったことを確認する

画像の練習例では「指摘事項はありません」という1文が返ってきました(文言は毎回少し変わります)。ここまでで、表記のチェックは1周です。なお、日付や金額が事実として正しいかは、このチェックでは分かりません——それは原本の資料と見比べる、別の確認です。

手順9:指摘がなくなったことを確認する
手順9:指摘がなくなったことを確認する

この型を守るための3つの約束

直させない

「ついでに直して」と頼まない——これがこの型のいちばん大事な約束です。書き換えは必ず自分の手で。だから提出する原稿は、最後まであなたの文章です。

事実の確認は、別の仕事として残す

このチェックが見るのは「表記」だけです。日付・金額・名前が原本と合っているかは、原本との突き合わせという別の確認で行ってください。2つを混ぜないことが、見落としを防ぎます。

ルール表を、育て続ける

指摘された表記・自分で見つけた間違いを、その都度ルール表に1行足してください。使うほど、あなたの仕事に合わせたチェックリストに育っていきます。

読み終えた人へ — 次の一歩

「指摘はAI、直すのは自分」の型が1回通りました。ルール表を育てながら、提出前の1周に組み込んでください。

▼ 顧客名入りの原稿を扱う前に、これ

Claudeに資料を渡す前に、社名と個人名を伏せる方法チャットの名前にも原稿の見出しが残ります。顧客名は伏せてから貼るのが安全です(無料)。

▼ 「書く」ほうも楽にしたい人はこれ

何度も書く同じ返信を、Claudeに自分の言い方の雛形へ変えさせる方法自分の口調のまま雛形化する型です。このガイドと同じ「自分の文章を保つ」思想で作っています(無料)。

ほかのガイドは 実践ガイド一覧 にあります。

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