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このガイドは何のためのものか
数字の半角・敬称・日付の形——提出前の原稿を、自分の表記ルール表と突き合わせて、合っていない箇所だけを指摘させるガイドです。目視だけの確認では、見落としがそのまま提出先に届いてしまいます。ルール表と原稿を目で往復する確認作業が、「貼って、指摘を直す」に変わります。
なぜ「指摘だけ」で、直させないのか
AIに直させると、頼んでいない場所まで一緒に書き換わることがあります。そしてそれは、読み直しても気づきにくい。だからこのガイドでは、AIの仕事は指摘まで、直すのは自分の手と決めています。原稿があなたの文章のまま提出できるのは、この分担のおかげです。
所要時間の目安
25分ほどです(目安なので前後します)。ルール表ができていれば、2回目からは貼って直すだけです。
用意するもの
Claudeのアカウント(登録ガイドで無料で作れます)
チェックしたい原稿(練習用の例文はこのガイドに載せています)
パソコン(コピーと貼り付けが多いため)
お金はかかりません
無料プランのままでできます。このガイドの画像も、すべて無料プランで撮ったものです。
すでに済んでいる人は
校正ソフトや文章チェックツールで運用が回っている人は、このガイドは不要です。ツールにない「自分だけのルール」を足したくなったときだけ、この型が効きます。
先に1つだけ、大事なこと
顧客名・社名が入った原稿は、伏せ字ガイドの型で隠してから貼ってください。チャットの名前は原稿の見出しから自動で付くので、見出しに顧客名があるとそこにも残ります。また、日付や金額が事実として正しいかは、このチェックの対象外です。原本の資料で確認してください。
初回だけの準備です。この1枚は使い回せます。
1
自分の表記ルール表を、1枚作る
メモ帳などに、原稿で守りたい表記のルールを箇条書きで書き出します。5個くらいからで十分です。クライアントから指定されているもの、自分がよく間違えるもの、から選ぶのがおすすめです。下の枠は、このガイドの練習で使うルール表です。
ルール表は「育てる」もの
最初から完璧なルール表は要りません。提出前に指摘された表記・自分で見つけた間違いを1行ずつ足していくと、あなた専用のチェックリストに育ちます。この1枚が資産になります。
・数字は半角にする(例: 1000)
・「致します」は「いたします」と書く
・日付は「4月20日(土)」の形で書く
・参加者のお名前の敬称は「様」にする
・カタカナは全角にする
練習では、下の原稿を使います(ルールに合わない箇所を5か所仕込んであります)。メモ帳などにコピーして、手元に置いてください。
春の見学会のお知らせ
4/20(土)の10時から、みほん文化センターで春の見学会をおこないます。
参加費は1000円です。当日は受付で田中さんをお呼びください。
持ち物は特にありません。みなさまのご参加をお待ちしています。
どうぞよろしくお願い致します。
画像なし(例外)
この手順はメモ帳などでの作業のため、画像はありません。
2
Claudeを開く
下のアドレスを押すとClaudeが開きます。画像と同じような入力画面が出ればOKです(見出しの文言は時間帯などで変わります。もし、何かの案内が出たら、バツ印や「後で」で閉じてかまいません)。
手順2:Claudeを開く
3
依頼文・ルール表・原稿を、順に入れる
入力欄に、下の枠の依頼文を入れます(自分で打っても、コピーして貼ってもかまいません)。「(ここにルール表を貼る)」「(ここに原稿を貼る)」の行は消して、その場所に手順1のルール表と原稿を貼ってください。半角カタカナや全角数字が混ざった原稿も、貼ったときに勝手に直ったりはしないので、そのままで大丈夫です。改行したいときはShift+Enterです(Enterだけ押すと、その時点で送信されます)。長くなると入力欄の中で上のほうが見えなくなりますが、中身は欠けていないので大丈夫です。「直した文章は書かないでください」の1行がこのガイドの安全装置です。削らずに使ってください。
下の「表記ルール」で、そのあとの原稿をチェックしてください。
・ルールに合っていない箇所を、1件ずつ「どの行の・どの言葉が・どのルールに合っていないか」の形で指摘してください
・直した文章は書かないでください。指摘だけしてください
・ルールにないこと(言い回しの好みなど)は指摘しないでください
【表記ルール】
(ここにルール表を貼る)
【原稿】
(ここに原稿を貼る)
手順3:依頼文・ルール表・原稿を、順に入れる
4
送信ボタンを押す
入力欄の右下にある、上向き矢印のボタンを押します。
手順4:送信ボタンを押す
5
ルールに合っていない箇所が、一覧で出る
どの言葉が・どのルールに合っていないかが、番号つきで並びます。画像の練習例では、仕込んでおいた5か所(日付の形・半角カタカナ・全角数字・敬称・致します)がちょうど5件、指摘されました。直した文章が出てこないのは、依頼文でそう頼んでいるからです——書き直しはさせません。
もし、指摘の数が思っていたのと違ったら
多すぎるときは、ルールにないことまで拾っている可能性があります——依頼文の「ルールにないことは指摘しないでください」の行が消えていないか確認してください。少なすぎるときは、ルールの書き方があいまいな可能性があります——ルール表に「(例: 1000)」のような例を足して、もう一度試してください。
手順5:ルールに合っていない箇所が、一覧で出る
指摘ゼロになるまでが1セットです。
6
指摘された場所を、自分の手で直す
原稿に戻って、指摘の箇所を1件ずつ自分で直します。場所を探すときは、指摘の「◯行目」ではなく、引用された言葉で探してください(Claudeの行の数え方は、空行も1行と数えるため、お使いのソフトの行番号とずれることがあります)。
なぜ自分で直すのか
AIに直させると、直してほしくない場所まで書き換わることがあり、それは読んでも気づきにくいからです。指摘はAI、直すのは自分——この分担が、原稿を自分の文章のまま保ちます。
画像なし(例外)
この手順はお使いの原稿での作業のため、画像はありません。
7
直した原稿を、もう一度貼る
同じチャットに、下の枠の依頼文を入れ、「(ここに直した原稿を貼る)」の行を消して、直し終えた原稿を貼ります。練習の原稿なら、5か所を直すと画像の内容になります。
直した原稿です。同じ表記ルールで、もう一度チェックしてください。
指摘だけで、直した文章は書かないでください。
(ここに直した原稿を貼る)
手順7:直した原稿を、もう一度貼る
8
送信ボタンを押す
入力欄の右下の、上向き矢印のボタンを押します。
手順8:送信ボタンを押す
9
指摘がなくなったことを確認する
画像の練習例では「指摘事項はありません」という1文が返ってきました(文言は毎回少し変わります)。ここまでで、表記のチェックは1周です。なお、日付や金額が事実として正しいかは、このチェックでは分かりません——それは原本の資料と見比べる、別の確認です。
手順9:指摘がなくなったことを確認する
◆
この型を守るための3つの約束
直させない
「ついでに直して」と頼まない——これがこの型のいちばん大事な約束です。書き換えは必ず自分の手で。だから提出する原稿は、最後まであなたの文章です。
事実の確認は、別の仕事として残す
このチェックが見るのは「表記」だけです。日付・金額・名前が原本と合っているかは、原本との突き合わせという別の確認で行ってください。2つを混ぜないことが、見落としを防ぎます。
ルール表を、育て続ける
指摘された表記・自分で見つけた間違いを、その都度ルール表に1行足してください。使うほど、あなたの仕事に合わせたチェックリストに育っていきます。
読み終えた人へ — 次の一歩
「指摘はAI、直すのは自分」の型が1回通りました。ルール表を育てながら、提出前の1周に組み込んでください。
ほかのガイドは 実践ガイド一覧 にあります。
このガイドは SUICS SCHOOL 実践ガイド の1本です / SUICS SCHOOL / お問い合わせ