1人会社×AI社員 実践ガイド

アンケートの自由記述を、Claudeに
意見の種類ごとへ仕分けさせる方法

1件ずつ読んで色分けする作業を、「貼って、確かめる」に。
全8手順・実際の画面写真つき。追加費用0円でできます。

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このガイドは何のためのものか

お客様アンケート・イベントの感想・従業員アンケート・保護者アンケート——集まった自由記述(文章の回答)を、意見の種類ごとに仕分けさせるガイドです。1件ずつ読んで色分けして書き写す作業が、「貼って、確かめる」に変わります。

なぜ「原文のまま」にこだわるのか

要約させると、意見が少しずつ変わります。「受付で少し待った」が「受付に不満」に変われば、読んだ人の受け取り方も変わってしまいます。だからこのガイドでは、並べ替えだけをAIに任せ、要約や言い換えはさせません。意見を読むのも、まとめるのも、あなたの仕事のまま残します。

所要時間の目安

30分ほどです(目安なので前後します)。回答がすでにスプレッドシートにあるなら、もっと短くなります。

用意するもの

Claudeのアカウント(登録ガイドで無料で作れます)
自由記述の回答(Googleフォームの回答シート、または紙から打ち込んだ一覧)
パソコン(コピーと貼り付けが多いため)

お金はかかりません

無料プランのままでできます。このガイドの画像も、すべて無料プランで撮ったものです。

すでに済んでいる人は

アンケートが選択式だけで自由記述がない人は、この作業自体がありません。選択式の集計を自動にしたい人は、下の「次の一歩」の保護者アンケートガイドがそのまま使えます。

先に1つだけ、大事なこと

自由記述には、個人の名前が思わぬ形で混ざります。貼る前にざっと目を通し、名前が入った記述は伏せ字ガイドの型で置きかえてください。また、仕分け結果は必ず元の一覧と突き合わせてから使ってください。

Part 1 回答をあつめてコピーする

自由記述を、スプレッドシートに1列で並べる

Googleフォームで集めた回答なら、回答のスプレッドシートにもう並んでいます。紙のアンケートなら、1件1マスでA列に打ち込んでください。画像は練習用の15件です。1行目には「自由記述」のような見出しを付けておきます。

▼ 練習用に新しいスプレッドシートを開く

https://sheets.newGoogleアカウントでのログインが必要です(無料)。紙からの打ち込みを楽にしたい人は 写真から文字にするガイド が使えます。
手順1:自由記述を、スプレッドシートに1列で並べる
手順1:自由記述を、スプレッドシートに1列で並べる

見出し行を除いて選んで、コピーする

2行目(最初の意見)から最後の行までをドラッグで選んで、コピーします(WindowsはCtrl+C、Macは⌘C)。選んでいる間、画面の右下に「カウント: 15」のような数字が出ます。これがいま選んだ件数です。あとで「もれがないか」を確かめるのに使うので、この数字を覚えておいてください。なお、次の手順の依頼文をコピーして使いたい人は、先に依頼文をClaudeに貼ってから、ここへ戻ってコピーしてください(コピーできるのは1度に1つだけなので、順番が大事です)。

手順2:見出し行を除いて選んで、コピーする
手順2:見出し行を除いて選んで、コピーする

Part 2 Claudeに仕分けさせる

依頼文の下に、自由記述を貼る

Claudeを開いて、下の枠の依頼文を入力し(自分で打っても、コピーして貼ってもかまいません)、その下に手順2でコピーした自由記述を貼り付けます(もし、何かの案内が出たら、バツ印や「後で」で閉じてかまいません)。自由記述はコピーしたら寄り道せずにすぐ貼ってください——間に別のコピーをすると中身が入れ替わります。貼ったものは表の見た目にならず、1行ずつの文字になりますが、それで正しい形です。改行したいときはShift+Enterです(Enterだけ押すと、その時点で送信されます)。件数が多いと、入力欄の中で全部は見えなくなりますが、中身は欠けていないので大丈夫です。

▼ ここを押すとClaudeが新しいタブで開きます

https://claude.ai/アカウントがない方は先に Claudeアカウント登録ガイド へ(無料で作れます)。
下のアンケートの自由記述を、意見の種類ごとに仕分けてください。
・種類は内容を見て3〜5個に分け、種類ごとに見出しを付けてください
・1件の意見は、原文のまま載せてください。要約や言い換えはしないでください
・件数は数えないでください
・どの種類にも入らない意見は「その他」に入れてください

(ここに自由記述を貼る)
手順3:依頼文の下に、自由記述を貼る
手順3:依頼文の下に、自由記述を貼る

送信ボタンを押す

入力欄の右下にある、上向き矢印のボタンを押します。

手順4:送信ボタンを押す
手順4:送信ボタンを押す

種類ごとに仕分けられる

「会場について」「内容について」のような見出しの下に、意見が原文のまま並びます(見出しの名前と数は、Claudeが内容に合わせて付けるので毎回変わります)。返答は見出しと箇条書きだけで、前置きやまとめの文章は付きません。それが正しい姿です。件数がどこにも書かれていないのは、依頼文で「数えないで」と頼んでいるからです——数はAIに数えさせません。

手順5:種類ごとに仕分けられる
手順5:種類ごとに仕分けられる

Part 3 確かめて、使う

突き合わせまでやって1セットです。

もれと書き換えがないか、元の一覧と見比べる

ここがいちばん大事な手順です。仕分けで並び順が変わるので、元の一覧と1件ずつ突き合わせて、消えた意見・文章が変わった意見がないかを確かめてください。画像は「特にありません」が「その他」に入っているのを確かめている例です。件数が多いときは、最初の1件・最後の1件・「その他」の中身の3か所を先に見ると、ずれに早く気づけます。この練習では15件すべてが原文のままでしたが、毎回そうとは限らない——だからこの確認が要ります。

手順6:もれと書き換えがないか、元の一覧と見比べる
手順6:もれと書き換えがないか、元の一覧と見比べる

コピーする

返答の下にあるコピーのアイコンを押します(押しても「コピーしました」という文字は出ませんが、コピーされています)。そのまま報告書やメモに貼って、見出しごとに使えます。

手順7:コピーする
手順7:コピーする

件数が要るときは、自分で数える

「要望が何件あったか」を報告に書きたいときは、仕分け結果を見ながら自分で数えてください。合計が手順2で覚えた「カウント」の数字と合っていれば、もれの心配はぐっと減ります(文章の変わりがないかは手順6で見ます)。

名前が入った回答があるときは

「◯◯先生が良かった」のように個人の名前が入った記述は、貼る前に伏せ字ガイドの型で名前を置きかえてください。アンケートの自由記述には、思わぬ形で名前が混ざります。貼る前にざっと目を通すのが安全です。

画像なし(例外)

この手順は確認と数えなおしなので、画像はありません。

この型を守るための3つの約束

もれの確認を、飛ばさない

仕分けで並び順が変わるため、1件消えていても見た目では気づけません。元の一覧との突き合わせと、件数の数え合わせ——この2つで、もれは必ず見つかります。

まとめの文章は、自分で書く

このガイドで任せるのは「並べ替え」までです。「会場への不満が多かった」といったまとめ・報告の文章は、原文を読んだあなたが書いてください。意見の重みを判断できるのは、現場を知っている人だけです。

数は、AIに数えさせない

件数はスプレッドシートの「カウント」表示と自分の目で。AIの数えた数字を報告に使わない——これは他のガイドとも共通の約束です。

読み終えた人へ — 次の一歩

「原文のまま仕分けて、もれを確かめる」の型が1回通りました。お客様アンケート・イベントの感想・従業員アンケート——自由記述のあるところなら、そのまま使えます。

▼ アンケートを「集める側」から自動にしたい人はこれ

保護者アンケートを作って、回答をスプレッドシートに自動で集める方法回答が自動でスプレッドシートにたまる仕組みを作れば、このガイドの型がそのまま続きに使えます。

▼ 名前入りの回答を扱う前に、これ

Claudeに資料を渡す前に、社名と個人名を伏せる方法個人名の置きかえと戻し方の型です(無料)。

ほかのガイドは 実践ガイド一覧 にあります。

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