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ドメイン・DNSの教科書

「ドメイン」「DNS設定」って何?間違えたら大変なことになるのでは?に、5分で答えます。

ドメインとは何か

ドメインとは、インターネット上の「住所の名前」です。たとえば suics.jp のような文字列がそれにあたります。本来インターネット上の場所は数字の羅列(IPアドレス)で管理されていますが、人間はそれを覚えられません。そこで、覚えやすい名前をつけたもの——それがドメインです。

たとえるなら
お店の「住所」ではなく「屋号」のようなものです。「佐賀県〇〇市〇〇番地」より「〇〇商店」のほうが、人に伝えやすく覚えてもらいやすい。ドメインは、あなたの会社やお店がインターネット上に持つ、覚えやすい正式な名前です。

独自ドメインを持つということは、「その名前はあなたのものです」と世界中に登録されている状態ということです。借り物のURLとは違い、あなた名義の資産になります。

DNSとは何か

DNSは、ドメインという「名前」と、実際にそれがどこにあるかという「場所」を結びつける仕組みです。ガイドの中でよく出てくる「DNS設定」という言葉は、この結びつけの台帳に1行、正しい情報を書き足す作業のことを指しています。

たとえるなら
DNSは、インターネット全体で共有されている「電話帳」や「住所録」のような存在です。「suics.jpという名前の場所は、実際にはどのサーバーにあるのか」を調べて、正しい場所へつないでくれます。「DNS設定をする」とは、この電話帳に「suics.jpは、このサービスが使ってよい名前です」という一行を書き加えることです。

つまりDNS設定とは、新しい情報を追加するだけの、記帳のような作業です。何かを壊す作業ではありません。

なぜ必要か

たとえば「info@suics.jp」のように自分の会社のドメインからメールを送りたいとき、メールを受け取る側(GmailやOutlookなど)は「本当にこの人はsuics.jpの持ち主なのか」を確認しようとします。持ち主でない人が勝手に他社のドメインを名乗ってメールを送れてしまうと、なりすまし詐欺が横行してしまうからです。

この「私が本当の持ち主です」という証明を、DNSの台帳に特定の記録を書き加えることで行います。だからResendのようなメール配信サービスの設定ガイドで「DNSに追加してください」という指示が出てくるのです。ドメインをCloudflareのようなサービスで管理している場合も、設定する場所が変わるだけで、やっていることは同じ「台帳への追記」です。

安全に関する事実

既存のサイトやメールは壊れる?壊れません。ガイドの指示通りに新しい記録を追加するだけなら安全です。危険なのは、既存の記録を誤って削除・上書きしてしまった場合だけです
設定してすぐ反映される?いいえ。通常は数分〜数時間かかります。これは仕組み上の正常な遅延で、すぐに反映されなくてもエラーではありません
画面を見るだけで壊れる?壊れません。設定画面を開いて眺めるだけの操作は常に安全です。実際に変わるのは「保存」または「削除」ボタンを押したときだけです

よくある不安

DNS設定を間違えたらサイトが消えますか?
ガイドの指示通りに新しい記録を1行「追加」するだけであれば、既存のサイトやメールに影響はありません。危険なのは、既にある記録を誤って書き換えたり削除したりした場合だけです。不安なときは、追加する前の画面をスクリーンショットしておくと安心です。
反映まで時間がかかるのはなぜ?
DNSの情報は世界中のコンピュータにコピーされて使われる仕組みのため、変更が全体に行き渡るまでに時間差が生まれます。通常は数分〜数時間程度です。すぐに反映されなくても、設定が間違っているとは限りません。少し時間をおいて確認してください。
自分のドメインを持っていないと使えないの?
「info@suics.jp」のような自社ドメインからのメール送信など、一部の機能にはドメインの所有が前提になります。ドメイン自体は、お名前.comやCloudflareなどのサービスで年間数百円〜数千円程度から取得できます。
設定はどこでするの?
ドメインを購入したサービス(お名前.comなど)か、DNSの管理を任せているサービス(Cloudflareなど)の管理画面から行います。どちらで管理しているか分からない場合は、ドメインを取得したときのサービスを確認してみてください。
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