Notes / Instagram

ManyChat以外のDMツール、
本当に代替になるか試してみた

2026.03.14

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代替4ツールを2週間ずつ運用して、2ヶ月かけて検証した話

2026年3月、ManyChatの料金プランが変更された。無料プランが「月25アクティブコンタクト」に制限されて、これまで無料で運用していた事業者から「代替ツールはないか」という相談が一気に増えた。

そこで、自分自身のテスト用Instagramアカウントを使って、主要な代替4ツールを2週間ずつ運用してみた。合計2ヶ月かけて、iステップ・Lメッセージ・InstantDM・Chatfuel——それぞれを実際にコメント受付からDM自動返信まで組んで、リアルな使い勝手を確かめた。

結論から書く。業種・用途によっては、代替ツールが本当にハマる場面がある。Instagram集客なら結局ManyChatに戻る場合が多いが、「LINE中心」「全部日本語サポートで進めたい」など、特定条件ではLメッセージやiステップの方が向く。今日は、4ツールの実検証と、業種別の「本当の代替候補」をフラットに書く。

なぜ「ManyChat以外」を探す人が増えたのか

2026年3月以前、ManyChat無料プランは1,000コンタクトまで使えた。月100人前後のリスト獲得規模なら、無料で十分回せていた。それが「月25人」に絞られた瞬間、これまで気軽に使っていた事業者の多くが「これは有料化必須」になった。

有料化(月15ドル〜=月約2,200円)は事業規模が出てきた人にとっては安いが、「まだ売上が立っていないが、これから集客を仕組み化したい」というフェーズの個人事業主にとって、月2,200円のランニングコストは意外と重い。だから「ManyChat以外」を探す動きが急速に広がった。

でも、代替ツールにもそれぞれ強みと弱みがある。「無料」だけを軸に選ぶと、運用開始してから後悔するパターンも多い。だから、4ツールを実際に触って、自分の事業に合うものを見極める作業が必要になる。

主要4ツール、実検証の結果

2週間ずつ運用した4ツールを、それぞれの強み・弱み・向いている人と一緒に並べる。

Tool 01
iステップ(i-step)
日本製・Instagram/LINE対応 ・ 月額4,400円〜(無料プランあり)
日本企業が開発した、Instagram・LINE両方対応のチャットボットツール。日本語UIが完全ローカライズされていて、サポートも日本語で受けられる。Instagram運用代行事業者の間で愛用者が多い。
Pros
  • 完全日本語UI
  • 日本語サポート安心
  • LINE連携が強い
  • ストーリーズメンション対応
Cons
  • 無料枠が狭い
  • 有料プランがManyChatより高い
  • 分岐設計の柔軟性が劣る
  • 海外事例が参考にしづらい
Fit For「英語UI嫌・日本語完結したい」「LINEとInstagram両方使う」事業者向け
Tool 02
Lメッセージ(エルメ)
日本製・LINE特化 ・ 月額0円〜(フリーミアム)
LINE公式アカウントの拡張ツール。Instagram対応ではないが、「LINEに移行してから売上が伸びた」事業者には強い味方。LINEのステップ配信・分岐・タグ管理・予約機能まで一通り揃う。
Pros
  • 無料でLINEステップ配信
  • 日本語UI+日本企業
  • 美容・整体・サロン業種に強い
  • 予約機能が標準装備
Cons
  • Instagram対応なし
  • LINE公式アカ別途必要
  • LINE側の料金が別途発生
  • SNS集客との連携は薄い
Fit For「LINE集客がメイン・Instagramは補助」の整体院・美容室・サロン向け
Tool 03
InstantDM
海外製・Instagram特化 ・ 月額0円〜(無料500オートメーション/月)
2024年以降に急成長してきたInstagram特化の新興ツール。「ManyChatより安く始められる」を売りに、月500オートメーションまで無料で使える。UIはシンプルで覚えやすい。
Pros
  • 無料枠が広い
  • クレカ不要で始められる
  • UIがシンプル
  • 料金が予測しやすい
Cons
  • 英語UIのみ
  • 事例・参考情報が少ない
  • 分岐設計が単純
  • 日本人サポート無し
Fit For「シンプル動線で十分・英語に抵抗ない」初期段階の事業者向け
Tool 04
Chatfuel
海外製・Messenger/Instagram対応 ・ 月額14.99ドル〜
ManyChatと並ぶ老舗のチャットボットツール。Facebook Messenger時代から続く実績がある。AI機能の組み込みが先進的で、ChatGPTとの連携が強い。
Pros
  • AI/GPT連携が強い
  • Messenger運用との互換性
  • 大企業導入実績豊富
  • 高度な分岐設計可能
Cons
  • 英語UIのみ
  • 個人事業主には機能過多
  • 料金がManyChatより高め
  • 学習コストが高い
Fit For「AI連携を重視・社内にエンジニアがいる」中堅企業向け
「無料」だけで選ぶと後悔する。
自分の業種・運用イメージに
本当に合うかで決める。
5 Tools Positioning
5ツール(4代替+ManyChat)の業種別ポジショニング
FEATURES 広い シンプル 日本語完備 日本人ユーザー多い 英語のみ ManyChat Instagram iステップ IG+LINE Lメッセージ LINE特化 Chatfuel 中堅企業向け InstantDM 初期向け POSITIONING MAP 自分の業種・運用フェーズで「右の場所」を選ぶ

業種別「本当の代替候補」がある場面

4ツールを2週間ずつ運用して見えた、業種別の「ManyChat以外が本当にハマる」場面を正直に書く。誠実に伝えると、Instagram集客の事業者全員に「ManyChat一択」と言うのは違う。

LINE中心の整体院・美容室・サロンなら、Lメッセージが圧倒的に強い。Instagram運用は補助的で、メイン集客がLINEに集中している業種。予約機能・ステップ配信・タグ管理を無料で組める価値は大きい。「整体院・美容室のInstagram集客」 記事で書いた「DM→LINE→予約サイト」の遠さを解消する選択肢になる。

英語UIに抵抗があり、Instagram運用代行を別の事業者に頼みたいなら、iステップが安心。日本企業のサポートで、運用代行業者の経験事例も豊富。

とにかく月コストを抑えて、シンプルな動線で始めたいなら、InstantDMの無料500オートメーションが効く。本格運用に入ったらManyChatに移行する前提のテスト導入として使える。

これら以外の「Instagram集客で本格的にリスト化を進めたい個人事業主・中小企業」は、最終的にManyChatに戻る場合が多い。理由は、世界中の事業事例・テンプレ・サポート情報の蓄積が他ツールと比較にならないから。学習コストを払うなら、参考事例の多いツールが圧倒的に有利だ。

結局ManyChatに戻る3つの理由

4ツールを試した上で、SUICSとして125社の構築でManyChatを核に置き続けている理由を3つに整理する。

理由1:世界100万以上の事業者が使っている学習資産。困ったときの解決策・テンプレ・YouTube解説、世界中のリソースが活かせる。日本製ツールにはこの蓄積がない。

理由2:Meta公式パートナーの安心感。InstagramのAPI仕様変更にいちばん早く対応する。代替ツールはMeta仕様変更で機能停止することがある。事業基盤の安全性が違う。

理由3:高度な分岐設計の柔軟性。タグ条件・複数チャネル連携・AI連携など、事業が成長した時の拡張性がある。代替ツールは「シンプルだが、本格化すると天井が見える」場合が多い。

無料プランが厳しくなった今でも、月15ドル(約2,200円)のPro料金は、事業の集客インフラへの投資としては安い部類だ。ManyChat料金体系の詳細は 「ManyChat無料プランで『どこまで』できるか」 記事も参照してほしい。

今回紹介したツール
ManyChat
4ツール検証の結果、Instagram集客本格化フェーズで戻る選択肢として最強。Meta公式パートナー・世界100万事業者の実績・分岐設計の柔軟性で、長期運用ほど他ツールとの差が広がります。無料プランで25人までテスト→Pro月15ドルで本格運用の流れが王道。
ManyChatを見てみる

「自分の業種でどのツールが最適か診断したい」とき

4ツールを並べて見ても、「自分の業種・運用フェーズ・予算では結局どれが正解か」を1人で判断するのは難しい。125社のサポート経験から、業種・フェーズ・運用人数で最適ツールを診断できるのがSUICSの強み。

「ManyChatで構築するか、Lメッセージで進めるか」「iステップとManyChatのどちらが将来性あるか」など、迷っている方は、診断レベルからご相談ください。最初の30分で方向性が見えます。

SUICS Service — DM自動化ツール選定&構築
業種・フェーズに最適なツール選定から、構築まで。
解決できる悩み:「ManyChat有料化で他ツールに移るか迷っている」「LINEとInstagramどちらをメインにするか判断したい」「業種に合ったツール選定をプロに相談したい」「ツール選定だけでなく構築まで一気通貫で進めたい」。125社の構築事例から、御社の事業に最適なDM自動化ツールを診断し、構築まで伴走します。
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