初登録の夜、Proプランの「月20ドル」ボタンで指が止まった
初めてManyChatを登録した夜のことを覚えている。アカウント作成を終えた直後、画面に大きく「Upgrade to Pro $15/month」というボタンが出てきた。「あれ、無料で使いたかったのに、有料前提なのか…?」と一瞬迷った。
結論から書くと、その時の僕はProボタンを押さずに、無料プランで2ヶ月走った。125社の構築現場でクライアントにも「最初は無料で十分」と伝えるケースが多い。無料プランは「テスト用」と思われがちだが、設計次第で月数十人のリスト獲得まではちゃんと回せる。
ただし、2026年3月以降に新規登録した場合、無料プランの「アクティブコンタクト上限」が以前より厳しくなった。だから、無料で走れる人と、最初から有料化すべき人の境界線も以前より明確になった。今日は、その境界線と、Pro化を検討すべき3つのタイミングを正直に書く。
2026年版:無料プランとProプランの違い
まず、最新の料金体系をフラットに並べる。2026年3月以降に登録したアカウント向けの仕様だ。
「月25人のアクティブコンタクトしか無料で使えない」という制限が、2026年版でいちばん影響が大きい変更点。それ以前は1,000人まで無料だったので、「とりあえず登録→無料で長く運用」が成立していた。今は無料の枠が小さくなっている分、有料化のタイミングをより早く判断する必要がある。
無料プランで「できる」こと3つ
- キーワードトリガー設定 :「気になる」とコメント→自動でDM送信
- DM内のボタン分岐 :複数の選択肢を出して相手に押させる
- 無料PDFやチェックリストの受け渡し :リンク付きDMを自動送信
- 新規アカウントの初動テスト :仕組みが本当に動くかの検証
- 月1〜2投稿で集めるレベル :1投稿あたり10〜20人のコメント想定
- 1on1サービスの問い合わせ受付 :単発相談の入口として
- DM開封率 :送信したDMが何%開かれたか
- ボタンクリック率 :各ボタンが何回押されたか
- フローの離脱地点 :どこでお客さんが離脱したか
無料プランで「できない」こと3つ
Proプランは「事業に組み込む場所」。
フェーズで切り替えるのが現実解。
Pro化を検討すべき3つのタイミング
「いつ無料からProに切り替えるか」は、明確な3つのサインがある。125社の現場でクライアントに伝えている基準だ。
無料プランの「最大限活用」3つのコツ
有料化のタイミングまで、無料プランをいかに長く・効果的に使い切るか。125社の現場で見えた「無料を最大化する3つのコツ」を書く。
- 1投稿あたりのキーワードを1つに絞る :複数キーワードを設定すると、無料の月25人枠が早く埋まる。1投稿1キーワード運用で、計算可能な状態を作る
- 「アクティブ」になる条件を理解しておく :コメントを拾った瞬間ではなく、ManyChatから何らかのDMを受け取った瞬間にカウントが始まる。設計時に把握しておけば、月のキャパシティを正確に読める
- 有料化前に「フロー設計」を完璧にしておく :無料期間中に基本フローを完成させて、Pro化した瞬間に大きな配信を回せる状態を作る。Pro月初日からフル稼働できれば、初月で投資回収できる事業者も多い
「無料で組んで詰まった」段階で相談してください
無料プランで実際に組んでみると、「これは設計が正しいのか」「フローを修正したいけど触り方が分からない」「Pro化するなら、どこから組み直すべきか」と詰まる場面が必ず出てくる。1人で抱えると、無料の月25人枠を消化しきれずに月が終わる。
SUICSのManyChat構築サービスでは、無料で組んでみた状態のアカウントを診断して、Pro化に向けた最適な設計を一緒に作る。すでに自分で動かしてる人ほど、改善余地が見えやすい。「ManyChatでやってはいけないNG設定3つ」 や 「DM自動返信が冷たく見える設定の正体」 もセットで読むと、診断観点がイメージしやすい。