Case Study 16 — Kominka / Renovation

古民家再生・リノベのManyChat構築|
冷やかし9割を弾き
本気客だけ残す高単価フィルタリング型7ステップ

125社実績 / 超高単価×超長期検討業種の実例
業種古民家再生・リノベーション工務店(500万〜数千万円の超高単価工事)
エリア佐賀・九州(全国の古民家工務店・移住先工務店に横展開可)
使用ツールManyChat + Instagram DM + LINE公式アカウント + TimeRex(見学会予約)+ Googleカレンダー
構築期間初期設計+実装で約4週間、運用調整に2〜3ヶ月
主な成果(レンジ)問い合わせ件数の絶対数は減少も、本気度の高い検討客の比率が劇的に向上。冷やかし対応の工数を大幅削減し、見学会1件あたりの成約率が大きく改善。長期検討客の取りこぼしもほぼゼロに。

このケースの全体像

古民家再生・リノベーションの工務店オーナーさんと話すと、ほぼ全員が同じ悩みを抱えている。「問い合わせは来る。でも、9割は冷やかし。本気で検討している1割を見つける作業に、毎日追われている」──というあの悩みだ。

古民家再生は、平均500万〜数千万円の超高単価工事。検討期間は半年〜2年。決断のハードルが非常に高い業種だ。だから、軽い気持ちで問い合わせる人が多くなる。「ちょっと興味があって」「いつかやれたらなと思って」「ざっくり費用感を知りたくて」──こういう問い合わせに、毎回ゼロから対応していたら、工務店オーナーは疲弊する。

このケースで組んだのは、真逆の発想の動線だ。問い合わせを増やすんじゃなくて、減らす。ただし、減らすのは「冷やかしの数」であって、「本気の検討客」じゃない。むしろ、本気の検討客は取りこぼさず、長期にわたって関係を維持する。これが「高単価フィルタリング型」の動線設計です。

核となる発想はシンプル。「全員に売らない」と最初から決めること。価格レンジ・工期・対応範囲を、最初の24時間以内に正直に伝える。これだけで、合わない人は静かに離れ、合う人だけが残る。残った人とは、数ヶ月〜2年の長期にわたって、深い検討の伴走をする。

本記事では、その7ステップを、ManyChatの操作レベルまで含めて公開する。古民家再生だけでなく、注文住宅・大規模リノベ・別荘建築・移住相談など、超高単価×超長期検討の全業種に応用できる内容です。

Before / After

Before(導入前)
  • 月50件の問い合わせ、うち9割が冷やかし
  • 1件1件に丁寧に対応していて、本気客の対応が薄くなる
  • 「予算500万〜と聞いて去る人」が多発、説明工数が無駄に
  • 検討期間が長い客を、フォローしきれず取りこぼす
  • 見学会に来ても、その後の追客手段が電話とメールのみ
After(構築後)
  • 初期DMで価格レンジを正直開示、冷やかしが自動離脱
  • 本気度タグで「すぐ/半年以内/長期検討」を見える化
  • 用途別×時期別の事例集を自動配信、検討の質が向上
  • 長期検討客にはLINEで月2回の事例配信、関係維持
  • 見学会1件あたりの成約率が大きく改善、オーナーの時間も回復

問い合わせの「質」を変える、というのが本質

このケースに着手する前、オーナーさんから何度も聞いた言葉がある。「問い合わせを増やすより、質を変えたい」。これが、すべての設計の出発点だった。

具体的に、変えたかった数字はこれだ。

Before:問い合わせの「量」優先のファネル(月)
問い合わせ総数50件
→ 価格を聞いて離脱40件(80%)
→ 見学会希望5件
→ 成約1〜2件
After:「質」優先のフィルタリング型ファネル(月)
問い合わせ総数(コメント発火)40件
→ 価格レンジ確認後も残る20件(50%)
→ 見学会希望15件
→ 成約(中・長期含む)6〜8件

表面的には「問い合わせ50→40件に減った」ように見える。でも、実態は逆だ。本気で検討する人が、5件→15件に3倍化している。成約も1〜2件から6〜8件へ。なぜこんなことが起きるのか。理由は3つあります。

① 価格レンジを最初に正直に伝えることで、合わない人が自動で離脱する。これは「失客」ではない。そもそもお客様にならない人なので、ファネルを通る前に弾いた方が、お互いの時間を守れる。

② 検討期間が長い客が、取りこぼされなくなる。古民家再生は「今すぐ」じゃなく「1〜2年後」の客が多い。この層をLINEで長期育成することで、半年後・1年後の成約として戻ってくる。

③ オーナーが「冷やかし対応の時間」から解放されるので、本気客への深い対応ができるようになる。深い対応ができると、成約率がさらに上がる。好循環が始まります。

実装の全7ステップ

佐賀の現場でそのまま動いている設計を、ManyChat内の操作レベルまで含めて公開します。

Step 01

Instagramの完成事例投稿を「事例集の入口」にする

なぜこのステップが必要か
古民家再生の検討客は、まず「自分の好みに合う事例があるか」を見たい。InstagramはBefore/Afterの写真や施工動画と相性が良く、見た瞬間に世界観が伝わる。「事例をもっと見たい」という心理を、最初の動線として活用するのが効率的です。
具体的にManyChatでどう組むか
完成事例のInstagram投稿(カルーセル・リール)に、必ずキャプションで「コメント欄に『事例』とコメントをいただくと、過去の事例集(10件)をDMで送ります」と明記。
ManyChat側の設定:
InstagramComments 機能で対象投稿を指定
② キーワード「事例」「資料」「リノベ」「再生」「相談」など複数登録
③ キーワード検知 → 自動DM配信開始
④ 初回DMは「ありがとうございます!事例集をお送りする前に、まず30秒ご質問させてください」とフィルタリングへの予告
対象アカウントはInstagramビジネスアカウントかつManyChat接続済みであることが必須です。
投稿は「Before/Afterが分かる動画」が最強。冒頭3秒で「これはすごい変化だ」と感じさせる構成にしてください。
つまずきやすいポイント
「事例をすぐ送る」のではなく、「30秒ご質問させてください」と一度フィルタを挟むのがこのフローの肝。軽い気持ちのコメント者をここで自然に離脱させる構造になっています。
フィルタを挟むと「冷たい印象」になるのでは、と心配される方が多いが、実際には「ちゃんとした会社だ」という印象に変わる。むしろ信頼が上がります。
このステップの効果
月数十件の事例希望コメントが自動で集まり始める。事例ライブラリへの誘導が完全に自動化される。
Step 02

30秒の検討フェーズ確認(用途・物件・時期の3問)

なぜこのステップが必要か
古民家再生は、用途(自宅/カフェ・宿/その他)と時期(今すぐ/半年以内/長期検討)で、対応すべき内容が大きく変わる。この2軸+物件状況で、最初の30秒に検討フェーズを確定させるのが、後続フローの精度を決めます。
具体的にManyChatでどう組むか
3問のヒアリングを Quick Reply ボタン で展開:
Q1「古民家活用の用途は?」→ ボタン3択:自宅/カフェ・宿などの事業/まだ未定
Q2「検討中の物件はありますか?」→ ボタン3択:あり/探し中/まだ未定
Q3「ご検討の時期は?」→ ボタン4択:今すぐ/半年以内/1年以上先/情報収集段階
各ボタンに対応する Tag を自動付与:
・用途タグ:use-home / use-business / use-undecided
・物件タグ:property-yes / property-searching / property-no
・時期タグ:timing-now / timing-6m / timing-1y / timing-research
さらに、Q3の回答で本気度Lvを自動判定:
・timing-now + property-yes → serious-Lv3(最重要)
・timing-6m or property-yes → serious-Lv2
・timing-1y / timing-research → serious-Lv1(長期育成へ)
つまずきやすいポイント
3問を超えると離脱率が上がる。必ず3問以内に絞ること。冒頭で「30秒で完了します」と明示するのも重要。
「情報収集段階」を選んだ人を冷たく扱わないこと。1〜2年後の客はここに多い。長期育成フロー(Step 6)に確実に流すのがポイント。
このステップの効果
30秒で完了、属性データ取得率は75〜85%。このタグが、Step 3以降のすべての分岐の根拠になります。
Step 03

用途別×時期別の「事例集」を即配信(6パターンを事前に準備)

なぜこのステップが必要か
「事例を送ります」と約束したからには、必ず送る。ただし、全員に同じ事例を送るのではなく、用途×時期に合った事例だけを厳選して送る。これだけで「この会社、私のことを分かってくれている」という信頼が一気に育ちます。
具体的にManyChatでどう組むか
事前に6パターンの事例集を準備:
① 自宅用 × 今すぐ:完成事例3件+施主インタビュー1件(動画)
② 自宅用 × 長期検討:物件探しの注意点+計画期間中の暮らし方
③ カフェ・宿用 × 今すぐ:商業利用の完成事例3件+収益化のリアル
④ カフェ・宿用 × 長期検討:物件選定のチェックリスト+資金計画
⑤ 未定 × 短期:用途別の比較(自宅 vs 事業の判断軸)
⑥ 未定 × 長期:「古民家再生とは何か」基本ガイド
ManyChatで Condition ノードを使い、タグの組み合わせで適切な事例集に分岐配信。
配信形式は Generic Template でカルーセル:1枚目に大きなBefore/After写真、タップで物件詳細、最後のカードで「もっと事例を見る/見学会の案内」ボタン。
この時点で、検討客は「自分のケースに近い実例」を3〜5件、手元のスマホで持っている状態になります。
つまずきやすいポイント
事例集の準備が、初期構築の最大の工数。6パターン全部を完璧に作り込もうとしないこと。最初は3パターン(自宅・カフェ宿・未定)から始めて、運用しながら細分化するのが現実的です。
写真は施主の許可を取った高品質なものを使う。スマホ撮影の素人写真は厳禁。一眼で撮影した自然光の写真が、業界平均より圧倒的に強いです。
このステップの効果
「事例集が来た」という事実だけで、検討客の熱量が一段上がる。次のステップ(価格レンジ開示)への心理的準備が整います。
Step 04

24時間以内に「価格レンジと工期の現実」を正直に伝える

なぜこのステップが必要か
これが、フィルタリング型動線の最大のコア。事例集を見て熱量が上がったタイミングで、敢えて価格レンジと工期の現実を、正直に伝える。ここで「予算が合わない」「タイミングが合わない」と感じた人は、自動で離脱してくれる。これが、冷やかしを構造的に弾く仕組みです。
具体的にManyChatでどう組むか
Step 3で事例集を送った6〜12時間後、Delay ノードで以下のメッセージを自動配信:
「事例はいかがでしたか?お送りする前に、まず正直にお伝えしておきたいことがあります」
① 古民家再生の費用感(用途別):
 ・自宅用フルリノベ:◯◯◯万円〜(坪単価◯万円〜)
 ・カフェ・宿への用途変更:◯◯◯万円〜(耐震・水回り等を含む)
② 工期:通常6ヶ月〜1年、用途変更を伴う場合は1年〜1年半
③ 弊社のスタンス:「予算◯◯◯万円以下」「工期半年以下」のご相談は、基本的にお受けしておりません
④ 「これでもご相談したい」と思われた方は、下のボタンから次へお進みください
最後のボタンが Tag 付与のトリガーで、「serious-after-price」タグを発火。これが付いた人だけが、Step 5の見学会案内へ進む構造。
正直に書くことで、合わない人は静かに離れます。残った人は、もう本気度が確定している状態です。
つまずきやすいポイント
「価格を書くと、ライバルに見られて困る」という心配が多い。でも、業界平均より高く設定する必要はない。むしろ、市場の現実的な価格を正直に書くことで、信頼が上がります。
「弊社のスタンス」の書き方が重要。「お受けできません」と冷たく書くのではなく、「お互いの時間を大切にするため、最初にお伝えしておきます」のような言い方で。これだけで印象が全然違います。
最低予算ラインの設定は、自社の収益構造に合わせて慎重に。低すぎる設定は赤字案件を増やす。実績を見て、年に1〜2回見直すのが現実的です。
このステップの効果
この時点で、コメントから始まった50件のうち、20〜25件が本気度高い状態で残る。残りの25〜30件は静かに離れる。これが「フィルタリング」の効果です。
Step 05

本気度Lv2〜3だけに「現地見学会」のDM案内+外部予約URL

なぜこのステップが必要か
フィルタを通過した本気客に対して、初めてリアルな接点を提供する。それが、現地見学会だ。「写真や動画で見た物件を、実際に体感する」体験が、検討の質を一段上げる。月1回開催の見学会を、対象者だけにDMで案内します。
具体的にManyChatでどう組むか
Step 4で「serious-after-price」タグが付いた人かつ 本気度Lv2以上 の人だけに、毎月25日に Sequence で自動配信:
メッセージ例:「来月の現地見学会のご案内です。日時:◯月◯日 10:00-12:00 /場所:◯◯(実物件の完成見学)/参加費無料 /定員5組。
ご興味があれば下のボタンから日時を選んでください → [TimeRex予約URL]」
TimeRexの設定:
・複数日時の枠を月単位で設定
・参加者の連絡先・興味のある用途を任意項目で入力
・予約完了でGoogleカレンダーに自動登録
さらに、見学会前日にリマインドDMを Delay で自動配信。
当日は職人さんと話せる時間も作ると、参加者の納得感が劇的に上がります。
つまずきやすいポイント
見学会の定員設定は重要。5〜8組が限界。それ以上だと、オーナーが1組あたりに使える時間が薄まり、成約率が下がります。
「予約はメール/電話で」のような旧来の方式に固執しないこと。必ずワンタップで完結する予約URLを使う。これだけで予約率が2〜3倍違います。
見学会の場で、即決を求めない。古民家再生は半年〜2年検討が普通。「今日はじっくり見て、検討してください」の姿勢が、長期信頼に繋がります。
このステップの効果
見学会1回あたり5〜8組が来場、そのうち2〜3組がその後3〜6ヶ月内に成約する流れができる。問い合わせ50件→成約2件 から、見学会8組→成約3組へ、効率が劇的に改善します。
Step 06

長期検討客のLINE育成(数ヶ月〜2年)

なぜこのステップが必要か
古民家再生は、検討期間が異常に長い業種だ。「1〜2年後にやりたい」という人を、Instagram DMの24時間ルール内で完結できるわけがない。LINE主軸の長期育成が、絶対に必要になります。半年後・1年後に「やっぱりやろう」と思った時、最初に思い出してもらえる関係を作るのが目的です。
具体的にManyChatでどう組むか
Step 2で timing-1y or timing-research タグが付いた人を、ManyChat for LINEに誘導:
Step 3の事例集配信時に「これから古民家のことを月2回、メルマガ感覚でお届けします。よろしければLINE登録をどうぞ → [LINE登録URL]」
LINE側の長期育成シナリオ:
・第1週:完成事例の動画(月2回)
・第3週:「古民家物件の見方」のコラム
・季節ごと:施工現場のリアル動画/職人インタビュー
・四半期に1回:見学会の特別招待
過度な営業はせず、「読み物としての価値」を最優先。
ManyChat側では、長期育成中の人にも「物件決まりました」「具体的な相談したい」と自発的に動ける入口を残しておく。ボタン1つで「個別相談予約」フローに戻れるよう、LINE側のリッチメニューにも設置します。
つまずきやすいポイント
月2回が限界。これ以上送ると「営業臭」が出てブロックされる。逆に月1回以下だと忘れられる。月2回が業界経験的に最適です。
内容は「完成事例6割/コラム3割/お知らせ1割」のバランスが効く。お知らせ中心になった瞬間にブロック率が跳ね上がるので注意。
2年経っても動きがない人は、感謝メッセージと一緒に静かに配信を停止するのも選択肢。無理に追わない方が、ブランドが守られます。
このステップの効果
長期検討客のうち、年間10〜20%が実際に動き出す。これは導入前は「ほぼゼロ」だった層なので、純増の売上として効いてきます。
Step 07

物件決定タイミングの「個別相談予約」自動発火

なぜこのステップが必要か
長期育成中の検討客が「物件決まりました」「そろそろ本格的に相談したい」と思った瞬間が、最大のチャンス。この瞬間を、絶対に取りこぼさない設計が必要です。受け身ではなく、「いつでも戻ってきてください」の入口を常に開けておくのがコア。
具体的にManyChatでどう組むか
LINE側のリッチメニューに常設するボタン:
① 「物件決まりました(具体的相談)」→ Step 7Aフローへ
② 「個別相談を希望(無料60分)」→ Step 7Bフローへ
③ 「現地見学会の最新情報」→ Step 5の見学会フローへ
Step 7A:「物件決まりました」
・即座に「おめでとうございます!」のお祝いDM
・物件情報のヒアリングQuick Reply(築年数/面積/所在地のざっくり情報)
・48時間以内にオーナーから個別連絡する旨を予告
・ManyChatのManager NotificationでオーナーのLINE/Slack/メールに即時通知
Step 7B:「個別相談を希望」
・無料60分の個別相談予約URL(TimeRex)に直接誘導
・予約完了で「事前ヒアリングシート」のリンクを自動送信
どちらのフローも、オーナーが見落としゼロで対応できる仕組みになっています。
つまずきやすいポイント
「物件決まりました」ボタンを押した瞬間の対応速度が、成約率を左右する。48時間以内のオーナー連絡は絶対。1週間放置すると、別の工務店に流れます。
Manager Notification(管理者通知)の設定は構築初期に必ずやっておくこと。オーナーのスマホに通知が届かない状態は致命的。
個別相談で即決を求めない。古民家再生の決断は、何度かの対話を重ねて初めて出る。1回目は「ヒアリングと信頼構築」に専念するのが鉄則です。
このステップの効果
長期育成中の客が、自発的に「動き出したい瞬間」に確実に戻ってこられる導線が完成。これが、年間の総成約数を大きく安定化させる構造になります。

このケースから学べる3つの原則

原則1:「全員に売らない」と最初から決めることで、本気の人だけが残る。古民家再生のような超高単価業種で「全員対応」は、オーナーを疲弊させ、本気客の対応の質を下げる。最初から価格レンジを正直に開示することで、合わない人は静かに離れる。離れた人は「失客」ではなく、「最初からお客様にならない人」。お互いの時間を守る誠実な設計です。

原則2:用途×時期で動線を分けると、検討の質が劇的に上がる。「自宅用×今すぐ」と「カフェ用×2年後」は、欲しい情報も検討プロセスも全く違う。最初の30秒で属性を取得し、その後の情報配信を完全に分けることで、お客様は「自分のための情報をくれている」と感じます。

原則3:長期検討客は「取りこぼさず、しかし急がせない」のが成約への鍵。古民家再生は1〜2年検討が普通。この層を月2回のLINE配信で関係維持し、「やる時が来たら戻ってこられる入口」を常に開けておく。急がせる営業は、この業種では必ず逆効果です。

同じ仕組みが使える他業種

この古民家再生の「高単価フィルタリング型」の流れは、以下の業種にそのまま応用できます。

注文住宅メーカー・高級リフォーム:価格レンジと工期の構造が同じ。フィルタリングの効果も完全に一致。

別荘建築・セカンドハウス事業:超高単価×長期検討の構造が古民家再生と完全一致。

移住相談・地方移住エージェント:検討期間が長い/用途別の分岐が必要、という構造が同じ。

高級車・クラシックカー販売:500万〜数千万円の価格帯で、本気客と冷やかしの選別が必要な業種。

ヨット・プレジャーボート販売:超高単価×趣味性が高い業種。事例カルーセル+見学会の構造が完全に応用可能です。

SUICSからのTips
古民家再生のManyChat構築で最も難しいのは「正直に価格を開示する勇気」を、オーナーさんに持っていただくことです。「価格を出したら去られる」という恐怖を、ほぼ全員が抱いています。でも実際には逆で、価格を出した方が信頼が積み上がり、本気の客が残る。SUICSが提供するのは、機能の実装だけでなく、こうした「業種の常識を超える設計」までを含む、超高単価業種特化のフィルタリングファネル全体です。冷やかしに疲弊する時間から、本気の人とじっくり向き合う時間へ。これがこのケースの本質です。

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