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はじめに — このガイドが合う人
広報・PR担当や個人でライターをしていて、取材音声を文字起こしした後、記事の構成を考えるのに時間がかかっている人のためのガイドです。
先に、いちばん大事なこと
Claudeが作るのは「構成案」だけです。記事の本文(見出しに合わせた文章)は、この後ご自身で書いてください。構成案の中の発言引用も、必ず元の文字起こしと照合してから使ってください。このガイドの例(陶芸家の取材)はすべて架空の内容です。
このガイドは何のためのものか
取材の文字起こしを、Claudeに「話したテーマ別の見出し+要点の箇条書き」に組み替えさせ、記事を書くときの下敷きにするガイドです。
このガイドでできないこと
記事の本文を書くこと、見出しをキャッチーな言葉に整えることは、このガイドでは扱いません。取材の音声そのものを文字に起こす作業も範囲の外です。文字起こしの構成整理までです。
所要時間の目安
20分前後です(目安なので前後します)。2回目からは、コピーして貼って照合するだけです。
用意するもの
Claudeのアカウント(登録ガイドで無料で作れます)
取材の文字起こし(Googleドキュメントなど、コピーできる場所にあるテキスト)
元の文字起こしを見ながら照合する時間(手順7で必要です)
お金はかかりません
無料プランのままでできます。このガイドの画像も、すべて無料プランで撮ったものです。
すでに済んでいる人は
取材の構成整理を編集者やライターに依頼している人は、このガイドは不要です。
1
文字起こし本文が入力された状態を確認する
取材の音声を文字起こしした文章が、Googleドキュメントなどのテキストとして用意されている状態からスタートします。この例ではGoogleドキュメントを使っていますが、メモアプリやWordなど、コピーできる場所であれば同じ手順です。文中の内容と人物名は、このガイドのために作った架空のものです。もし、実際の取材相手のお名前や、公開前の情報が含まれる場合は、貼り付ける前に扱いに注意してください。
名前や社名を伏せたい場合
Claudeに資料を渡す前に、社名と個人名を伏せる方法 にまとめています(無料)。
手順1:文字起こし本文が入力された状態を確認する
2
文字起こし全文を選択してコピーする
構成案にしたい範囲をまとめてドラッグして選択し、コピーします(WindowsはCtrl+C、Macは⌘C)。
手順2:文字起こし全文を選択してコピーする
3
Claudeを開く
下のアドレスを押すとClaudeが開きます。画像と同じような入力画面が出ればOKです(見出しの文言は時間帯などで変わります。もし、何かの案内が出たら、バツ印や「後で」で閉じてかまいません)。
手順3:Claudeを開く
4
依頼文を入力し、コピーした文字起こしを貼り付ける
入力欄に、下の枠の依頼文を貼り付けます。改行したいときはShift+Enterです(Enterだけ押すと送信されます)。依頼文を入力したら、続けて改行し、手順2でコピーした文字起こしを貼り付けます(WindowsはCtrl+V、Macは⌘V)。「文字起こしに書いていないことは書き足さないでください」「発言の言い回しは変えず、そのまま抜き出してください」の2行が、このガイドの安全装置です。削らずにそのまま使ってください。
この文字起こしを、話したテーマごとに組み替えた構成案にしてください。
・見出しは3〜4個にしてください
・各見出しの下に、その話題で言っていた内容を箇条書きで並べてください
・文字起こしに書いていないことは書き足さないでください
・発言の言い回しは変えず、そのまま抜き出してください
手順4:依頼文を入力し、コピーした文字起こしを貼り付ける
5
送信ボタンを押す
入力欄の右下にある、上向き矢印のボタンを押します。
手順5:送信ボタンを押す
6
構成案が表示される
話したテーマ別に見出しが立ち、その下に箇条書きが並んだ構成案が出ます。この例では「陶芸を始めたきっかけ」「釉薬へのこだわり」「教室の先生の言葉」「今後の目標」の4つの見出しに組み替わりました。文字起こしでは話があちこちに行ったり来たりしていましたが、テーマごとにまとまっているのが分かります。
手順6:構成案が表示される
照合まで終えて1セットです。
7
見出しの箇条書きを、元の文字起こしと突き合わせる
ここがいちばん大事な手順です。手順1の文字起こしを見ながら、構成案の箇条書きを1行ずつ、同じ発言が元の文字起こしにあるかを確認してください。この例では、文字起こしにない内容の創作や、発言の言い回しの変更は含まれていませんでした。もし、文字起こしにない内容が混ざっていたら、その行だけ手で直すか、Claudeに「◯行目は削除してください」と伝えてください。この突き合わせが終わってはじめて、構成案を記事執筆の下敷きとして使えます。
照合の具体的なやり方
構成案の箇条書きを1行選び、その言葉(キーワード)で元の文字起こしを検索します。同じ発言が見つかれば、その行は照合OKです。見つからない場合は、創作されている可能性があるため、その行は削除するか、自分で元の文字起こしを読み直して直してください。
手順7:見出しの箇条書きを、元の文字起こしと突き合わせる
◆
この型を守るための3つの約束
文字起こしにないことは、書き足させない
「文字起こしに書いていないことは書き足さないでください」の1行を、依頼文から削らないこと——これがこの型のいちばん大事な約束です。発言の創作や、話していない内容の推測をClaudeにさせません。
発言の言い回しは、勝手に変えさせない
「発言の言い回しは変えず、そのまま抜き出してください」の1行も同様に大事です。言い換えが混ざると、取材相手が実際には言っていない表現が記事に残ってしまいます。
組み替えた構成案は、必ず元の文字起こしと突き合わせてから使う
手順7の照合を省略しないこと。読み取りや要約の間違いは静かに混ざります。構成案を記事の下敷きにする前に、元の文字起こしと1行ずつ見比べてください。
読み終えた人へ — 次の一歩
「文字起こしを渡す→構成案にする→自分の目で照合する」の型が1回通りました。次の取材メモにも、そのまま使えます。
ほかのガイドは 実践ガイド一覧 にあります。
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