左のメニューから「キャンペーン」を開く
IG Harnessの管理画面を開くと、最初は「ダッシュボード」が表示されています。左側に並んでいるメニューのうち、「キャンペーン」を押します。コメントに反応して自動でDMを送る設定は、すべてこの中で作ります。
「空き」とコメントが付いたら、DMでクーポンを渡すところまで自動にします。
全13手順・実際の画面写真つき。設定を作る一歩手前まで解説します。
🔍 画像は押すと大きく表示できます
リールに「空き」とコメントしてくれた人へ、初回オフ無料クーポンのDMを自動で送る設定を作るためのガイドです。使うのは IG Harness(アイジー・ハーネス)という、Instagramのコメント・DM対応を自動化する無料のツールの管理画面です。
コメントが付いたら、公開返信を1つ返して、DMを送り、ボタンを押した人にだけクーポンを渡す——ここまでを1つの画面で組みます。
リールでクーポンを告知すると、コメントは夜や休みの日にも付きます。施術中は手が離せないので、気づいて返す頃には熱が冷めています。1件ずつDMを送っていると、投稿するたびに作業が増えていきます。
コメントからDMまでを自動にすれば、返信の速さが人手に左右されなくなります。ただし、コメントが増えることや予約が増えることを約束するものではありません。配るクーポンの中身と、リールでの呼びかけ方は、これまでどおりご自分で決める部分です。
Instagramの仕様で、まだフォローしていない人へ送ったDMは、相手の受信箱ではなく「リクエスト」という別の場所に入ることがあります。本人はDMが届いたことに気づきません。
この画面自身が、次のように書いています。
⚠️ IG仕様:未フォローのユーザーへのDMは「メッセージリクエスト」に振り分けられたり届かないことがあります。公開返信でリクエスト確認を促すと到達率UP。
そこで手順7では、コメント欄に見える公開返信に「届いていなければ『リクエスト』フォルダをご確認ください」の一言を入れます。このガイドでいちばん効く一手です。
手順13の「キャンペーン作成」ボタンを、このガイドでは押していません。撮影に使ったアカウントには実際のフォロワーがいて、押すと本物のコメント投稿者へDMが飛んでしまうためです。
そのため、押したあとにどうなるかは検証していません。このガイドは2026年8月13日時点の画面で作成しています。画面が変わっていたり、うまく作られなかったりしたときは、IG HarnessのGitHub Issues に状況を書いて報告できます。
作ったあとの一覧画面や編集のしかたは、IG Harnessの導入ガイド で扱っています。
15分ほどです。DMの文章を考える時間は含みません。先に、渡すクーポンの中身と、送りたい文章を決めておくと早く終わります。
IG Harnessの管理画面にログインできる状態(まだの方は 導入ガイド をご覧ください)
クーポンを配りたいリール1本(すでに投稿してあるもの)
予約ページ、またはLINEの友だち追加のアドレス
パソコンの画面で進めるのがおすすめです
ここで使う IG Harness は、第三者が開発・公開しているオープンソースのツールです。SUICSは開発元ではありません。このガイドは、それを使う側の立場で操作した記録です。
ツール本体の不具合や仕様についてのご質問は、開発元のGitHub Issuesが窓口になります。
IG Harnessの利用料はかかりません。このガイドも無料で最後まで読めます。
IG Harnessの管理画面を開くと、最初は「ダッシュボード」が表示されています。左側に並んでいるメニューのうち、「キャンペーン」を押します。コメントに反応して自動でDMを送る設定は、すべてこの中で作ります。
画面の右上にある「+ 新規キャンペーン」を押します。この一覧には、これまでに作ったキャンペーンが並びます。画像では中身を伏せていますが、まだ1つも作っていない場合はここが空のままです。見出しのすぐ下に出ている「1 キャンペーン · 4 投稿をカバー」は、いま何本が動いていて、何件の投稿を対象にしているかの表示です。
「① キャンペーン名」の欄には、最初から「リール自動返信」と今日の日付が入っています。空欄ではないので、消してから書き換えてください。欄の下に「管理画面に表示される名前。ユーザーには見えません」と書いてあるとおり、お客様には見えない、自分用の名前です。特に決まっていない方は「空きコメント→初回オフ無料クーポン」のように、きっかけと渡すものが分かる名前にしておくと、あとから見分けやすくなります。
画像の名前に「【停止中】」と付いている理由
このガイドは、実際には動かさないことを確かめながら撮影しました。その撮影用の目印として、名前の頭に「【停止中】」と付けています。ご自分で作るときは付けなくて大丈夫です。
「② 何に反応して発動する?」には、「🎥リールコメント」「💬DMキーワード」「📖ストーリーメンション」の3つが並んでいます。このガイドで作るのは、リールに付いたコメントで動くものです。左の「🎥リールコメント」は最初から選ばれた状態(薄いピンクの背景と枠)で開くので、そのままで大丈夫です。もし、ほかの2つが選ばれていたら「🎥リールコメント」を押してください。
「対象リール(空欄なら全投稿)」の下にある「リールを選択(複数可)」を押すと、「投稿を選択」の画面が開きます。クーポンを配りたいリールを1本だけ押して、右下の「決定」を押します。左下に「1 件選択中」と出ていれば、1本だけ選べています。上の「すべて」「リール」「投稿」で絞り込めます。
もし、1本も選ばずに進めたら
欄の下に「選ばない場合は 全ての投稿 に適用されるデフォルトキャンペーンになります。」と書かれています。過去の投稿すべてが対象になり、関係のないコメントにもDMが飛びます。最初の1本は必ず選んでください。同じ場所に「個別リール指定のキャンペーンを作ると、そちらが優先されるので今後も柔軟に上書き可能。」とも書かれているので、あとから増やすことはできます。
「⚡ 1件適用中」と付いているリールは、すでに使われています
この一覧では、ほかのキャンペーンで既に使われているリールに「⚡ 1件適用中」というバッジが出ます。同じリールを二重に登録すると、どちらの設定で動いているのか分からなくなります。バッジの付いていないリールを選ぶのが安全です。
「キーワード(任意)」の欄に、リールで呼びかける言葉を入れます。画像では「空き」と入れています。この欄だけは最初から空で、「例: 欲しい(空欄なら全コメントに反応)」と薄く表示されています。空欄のままにすると、そのリールに付いたすべてのコメントにDMが飛びます。リールの中や説明文で「『空き』とコメントしてください」と呼びかける言葉と、ここに入れる言葉を必ずそろえてください。
もし、言葉がそろっていないと
呼びかけと違う言葉を入れていると、コメントが付いてもDMは飛びません。逆に「かわいい」のような、ふだんの感想でよく使われる言葉を選ぶと、クーポンを求めていない人にもDMが届きます。ふだんの感想では書かれにくい言葉を選ぶのがコツです。
「コメントへの公開返信(任意)」には、最初から3つの文例が入っています(右上に「3/3 パターン」と出ています)。空欄ではないので、消して書き換えてください。「{{username}}」の部分はそのまま残します。ここにコメントした人の @ユーザー名が入ります。画像では1つ目と2つ目を書き換えて、3つ目は最初から入っていた文例のままにしています。欄の下に「複数入れると毎回ランダムで1つ選ばれます(ボット感を減らす)。」と書かれているとおり、何通りか入れておくと、毎回同じ返信になりません。
@{{username}} さんありがとうございます! DMをお送りしました📩 届いていなければ「リクエスト」フォルダをご確認ください
「リクエスト」フォルダの一言を、必ず入れてください
この欄のすぐ下に、画面自身がこう書いています。
「⚠️ IG仕様:未フォローのユーザーへのDMは「メッセージリクエスト」に振り分けられたり届かないことがあります。公開返信でリクエスト確認を促すと到達率UP。」
まだフォローしていない人へ送ったDMは、相手の受信箱ではなく「リクエスト」という別の場所に入ることがあります。本人はDMが届いたことに気づきません。コメント欄に見える公開返信で「リクエストを見てください」と伝えておくのが、いちばん確実な対策です。上の枠の文章をそのまま使えます。
公開返信は、コメントの下にぶら下がる形ではなく、コメント欄に新しく付く書き込みとして投稿されます(画面の「ℹ️ IG仕様」の注意書きにそう書かれています)。相手の @ユーザー名が入るので、誰への返信かは伝わります。
「③ コメントがきたら、このDMを送る」の「メッセージ」と「ボタンの文字」を書き換えます。ここも最初から文例が入っているので、消して書き換えてください。このDMではクーポンそのものはまだ渡しません。「受け取りますか」と聞いて、ボタンを押してもらうためのDMです。「ボタンの文字」の下に「このボタンを押すと フォロー確認 → 特典DMが送信されます」と書かれています。
コメントありがとうございます!
今週の空き状況と、ご新規さま限定の初回オフ無料クーポンをお送りします。
下のボタンから受け取ってください。
ボタンの文字は「クーポンを受け取る」にしています。
「④ フォローしている人だけに特典を配る」のチェックボックスは、最初からチェックが入った状態(ON)で開きます。そのままにしてください。画面には「OFF: ボタンを押したら即特典DMを送信」「ON: ボタンを押したらフォロー確認 → フォロー済みのみ特典DM、未達は別DMで案内」と書かれています。ONのままにしておくと、クーポンを受け取るタイミングでフォローしてもらえます。
もし、フォローを条件にしたくないときは
チェックを外すと、ボタンを押した人全員にすぐクーポンが届きます。とにかく来店のきっかけを増やしたいときは、外す判断もあります。ただし、フォローしていない人にはDM自体が届きにくい(手順7の注意書き)ので、外しても届かない人は残ります。
④の中にある「フォロー未達の人に送るDM」の「メッセージ」と「ボタンの文字」を書き換えます。ここも文例が入っているので、消して書き換えてください。手順9をONのままにした場合に、フォローしていない人へ届くDMです。責める言い方にならないよう、条件を伝えて、もう一度ボタンを押してもらう文にします。
クーポンはフォローしてくださっている方限定でお渡ししています。
フォローのうえ、もう一度ボタンを押してください🤍
ボタンの文字は「フォローしました」にしています。
「⑤ 特典DM(ボタン押下後に送る)」が、クーポン本体です。メッセージとボタンの文字を書き換えたうえで、「誘導先 URL」に予約ページのアドレスを入れます。この欄だけは最初から空で、右側に赤い「*」が付いています。ここは必ず入れてください。画像では、実在しない例として「https://example.com/reserve」を入れています。ご自分の予約ページや、LINEの友だち追加のアドレスに置き換えてください。
ありがとうございます!
初回オフ無料クーポンです。ご予約の際に「インスタを見た」とお伝えください。
空き状況は下のボタンから確認できます。
ボタンの文字は「空き状況を見る」にしています。
⑥「フォローアップDM」は、まずは使わなくて大丈夫です
その下にある「⑥ フォローアップDM(任意・最大3本)」は、クーポンのDMが届いたあと、時間を空けてもう一通送る機能です。画面には「Meta の 24時間ルール に収まる範囲で 24h × 60 = 1440分まで。」と書かれています。最初の1本目は使わずに、実際の届き方を見てから足すほうが安全です。
「誘導先 URL」の下の「/settings で LINE Harness 接続先を登録すると、IG ↔ LINE の自動連携が使えます」は、LINE公式アカウント側の道具をつないでいる場合の案内です。使っていない場合は読み飛ばして構いません。
画面を「②」のところまで戻して、2つだけ確かめてください。1つ目は、対象リールが意図した1本になっているか。右上に選んだ件数が出ています(画像では「1件」)。2つ目は、キーワードがリールでの呼びかけと同じ言葉になっているか。違っていたら、リールは「外す」で外して「+ リールを追加・変更」から選び直せます。ここを間違えたまま動かすと、意図していないリールのコメントにDMが飛びます。
見直すのは、押す前がいちばん楽です
動き出したあとに気づくと、すでにDMを受け取ってしまった方が出ます。対象リールとキーワードの2つだけは、押す前に必ず声に出して確かめてください。
画面をいちばん下まで送ると、「キャンセル」と「キャンペーン作成」の2つのボタンがあります。設定を確かめ終わったら、右の「キャンペーン作成」を押すことになります。このガイドではここで止めます。撮影に使ったアカウントには実際のフォロワーがいて、押すと本物のコメントにDMが飛んでしまうためです。押したあとの動きは、このガイドでは確かめていません。
押したあとの画面は、このガイドには入っていません
作ったキャンペーンの一覧の見方、動いているかどうかの確認、あとからの編集は、IG Harnessの導入ガイドで扱っています。このページのいちばん下からリンクしています。
もし、押しても作られないときは
画面が変わらない、エラーが出るなどのときは、IG HarnessのGitHub Issues に状況を書いて報告できます(英語でなくても構いません)。このガイドは2026年8月13日時点の画面で作っており、保存したあとの動きは検証していません。
設定より先に効くのは、リールの中で何とコメントしてもらうかです。「気になる方は『空き』とコメントしてください」と、動画の中と説明文の両方で言い切ってください。呼びかけとキーワードがずれていると、設定が正しくてもDMは飛びません。
作ったら、ご自分の個人アカウントなど別のアカウントから、実際にそのリールへキーワードをコメントしてみてください。公開返信が付くか、DMが届くか、ボタンを押したらクーポンが来るかを、お客様より先に自分で通しておくと安心です。
フォローしていない人へのDMは「リクエスト」に入ることがあります。公開返信でそこを見てもらうよう促しても、全員には届きません。コメントの数とDMを開いた人の数が合わないのは、設定の失敗ではなくInstagram側の仕様です。
画面が変わらない、キャンペーンが作られない、DMが飛ばないなどのときは、IG HarnessのGitHub Issues に状況を書いて報告できます。このガイドは2026年8月13日時点の画面で作成しており、「キャンペーン作成」を押したあとの動作は検証していません。
コメントをきっかけに、クーポンを自動で渡す設定を、押す一歩手前まで組み終えました。 この続き——「キャンペーン作成」を押したあとの一覧画面、動いているかどうかの確認、あとからの編集は、 IG Harnessの導入ガイドにまとめてあります。
DMが来たときの手での返し方は 「空き状況のDMに、自分の言い方のまま即答する型」 にまとめています。 ネイルサロンのInstagram集客の全体像は 戦略編 をご覧ください。 ほかのガイドは 実践ガイド一覧 にあります。 発信の仕組みづくりをご相談されたい方は お問い合わせ ください。
このガイドは SUICS SCHOOL 実践ガイド の1本です / SUICS SCHOOL / お問い合わせ
Next
ネイルサロンシリーズをまとめて見る(全7本)「Instagram集客」のガイド一覧実践ガイド一覧へ戻るわからない言葉が出てきたら:用語の教科書更新情報をメールで受け取る(無料・週1回)
1回やって終わりにせず、毎回使える「型」にしたい場合は、同じシリーズに有料ガイド「シーズンデザイン告知とリピート施策を月間カレンダー化する仕組み化キット」(¥500)があります。仕事全体の組み立てから学びたい場合は教科書、自分の場合をそのまま相談したい場合はお問い合わせからどうぞ。