LP納品の最後に、お客さんから出る「決済どうしますか?」
LP制作の案件を進めていると、納品の前後で必ず聞かれる質問がある。
「申込ボタンを押した後、決済はどこを使えばいいですか?」
ボタンのデザインや文言よりも、こちらの方が答えが難しい。Stripe・PayPal・Squareは、どれも同じくらい有名で、3.6%前後の決済手数料で似ているのに、それぞれ違う強みがある。クライアントの事業形態によって、選ぶべき答えがガラッと変わる。
LP制作を100件以上手がけてきて、毎回この選定を一緒にやってきた。その経験から見えてきたのが、「業種別ではなく、3評価軸で判断すれば、30分で答えが決まる」という事実だ。今日はその3評価軸と、3サービスのリアルな当てはめを正直に書く。「決済どこにしようかな」で2週間悩んでいる人は、今日のうちに決められるはずだ。
3社の基本スペック、最初に並べておく
細かい評価に入る前に、3社のスペックをフラットに並べておく。2026年5月時点での個人事業主・小規模事業者向けの基本情報だ。
この表だけ見ると「どれも似てる」と感じるかもしれない。でも、3評価軸で見ていくと、それぞれ得意な事業形態が明確に分かれる。
評価軸①:導入のカンタンさ
個人事業主が「今日決めて来週には決済受け付けたい」なら、Square または PayPal が圧倒的に早い。Stripeは申込自体は簡単だが、サブスクなど高度な設定をLPに組み込もうとすると、エンジニアの手が要る場面が出てくる。
評価軸②:手数料の実質コスト
逆に、商品単価が3万円以上で件数が少なめなら、PayPalの認知度メリットが効くので差はほぼ無くなる。LP・HP・サブスクなど、商品単価別に最適解が変わる。
評価軸③:顧客側の使い勝手と信頼感
PayPalは認知度で群を抜く。「PayPalで決済する」と書くだけで、海外顧客や年配層からの安心感が桁違いに高い。Stripeは決済フォームの見た目が綺麗で、Web系のお客さんに馴染む。Squareは決済画面がシンプルで、ITに慣れていないお客さんでも迷わない。
あなたの事業形態に合うかが、
決済選びの本質。
事業形態別の「30分で決まる答え」
3評価軸の話を、もう少し実用的にまとめる。あなたの事業形態を見て、当てはまるパターンを選んでほしい。
LP・HPに決済を組み込む実装、ここが地味に難しい
決済サービスを選ぶだけなら30分で終わるが、「LPやHPに正しく組み込む」のは意外と手間がかかる。決済ボタンの設置、サンクスページ、メール自動送信、領収書発行、サブスク管理画面、これらをすべて連携させると、自分一人だと2〜3週間かかる。
SUICSのLP/HP制作では、納品時に「決済サービス選定→組み込み→テスト→運用開始」までまとめてお引き渡しする。お客さん側は「申込が来るのを待つだけ」の状態でお渡しできる。決済まわりはサービス内容に組み込まれているので、別途追加費用はかからない。
セールスファネル全体の設計については 「1人事業主こそセールスファネルを持つべき本当の理由」、systeme.io と決済の連携については 「systeme.ioでセールスファネルを月数千円で構築した手順」 も併せて読むと、決済を含めた事業全体の設計が見える。