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Stripe・PayPal・Square、
オンライン決済を入れる前に見る3評価軸

2026.04.27

LP納品の最後に、お客さんから出る「決済どうしますか?」

LP制作の案件を進めていると、納品の前後で必ず聞かれる質問がある。

「申込ボタンを押した後、決済はどこを使えばいいですか?」

ボタンのデザインや文言よりも、こちらの方が答えが難しい。Stripe・PayPal・Squareは、どれも同じくらい有名で、3.6%前後の決済手数料で似ているのに、それぞれ違う強みがある。クライアントの事業形態によって、選ぶべき答えがガラッと変わる。

LP制作を100件以上手がけてきて、毎回この選定を一緒にやってきた。その経験から見えてきたのが、「業種別ではなく、3評価軸で判断すれば、30分で答えが決まる」という事実だ。今日はその3評価軸と、3サービスのリアルな当てはめを正直に書く。「決済どこにしようかな」で2週間悩んでいる人は、今日のうちに決められるはずだ。

3社の基本スペック、最初に並べておく

細かい評価に入る前に、3社のスペックをフラットに並べておく。2026年5月時点での個人事業主・小規模事業者向けの基本情報だ。

項目
Stripe
PayPal
Square
カード決済手数料
3.6%
3.6% + 40円/件
3.6%(対面 2.5%)
初期費用・月額
なし
なし
なし
入金サイクル
週1回
3〜6営業日
翌営業日
導入のカンタンさ
エンジニア有利
即日・個人OK
即日・実店舗強い
サブスク(定期課金)
最も得意
対応可(制限あり)
対応可

この表だけ見ると「どれも似てる」と感じるかもしれない。でも、3評価軸で見ていくと、それぞれ得意な事業形態が明確に分かれる。

評価軸①:導入のカンタンさ

Axis 01
「申込から運用開始まで」のスピード
オンライン決済は「審査」と「実装」の2段階で導入時間が決まる。審査は事業形態の信頼性、実装はLP/HPに組み込む難易度。
個人事業主が「今日決めて来週には決済受け付けたい」なら、Square または PayPal が圧倒的に早い。Stripeは申込自体は簡単だが、サブスクなど高度な設定をLPに組み込もうとすると、エンジニアの手が要る場面が出てくる。
SQUARE
即日〜2日
アカウント作成から決済受付まで最速。実店舗系ハードウェアも同時注文できる
PAYPAL
即日〜3日
個人事業主の審査も通りやすい。請求書リンクで決済受付までが秒
STRIPE
3〜7日
本人確認+事業情報の入力が多め。実装はAPI知識があれば早い

評価軸②:手数料の実質コスト

Axis 02
「あなたの商品単価」で実質手数料が変わる
表面の手数料率はほぼ同じ3.6%だが、PayPalは「+40円/件」が乗る。1件500円の少額決済なら手数料率は11.6%、5,000円なら4.4%、30,000円なら3.7%と、商品単価が低いほどPayPalが不利になる。
逆に、商品単価が3万円以上で件数が少なめなら、PayPalの認知度メリットが効くので差はほぼ無くなる。LP・HP・サブスクなど、商品単価別に最適解が変わる。
STRIPE
3.6% 固定
単価に関係なくフラット。小額から高額まで安定
SQUARE
3.6% / 対面2.5%
対面決済の2.5%は業界最安。実店舗と並行運用なら強い
PAYPAL
3.6% + 40円/件
少額決済では実質率が跳ね上がる。1000円以下は要注意

評価軸③:顧客側の使い勝手と信頼感

Axis 03
「お客さんが買う直前」の体験
ここが意外と見落とされる。手数料が安くても、お客さんが「このサービス聞いたことない、不安」と感じて離脱したら、LP全体のCVRが落ちる。
PayPalは認知度で群を抜く。「PayPalで決済する」と書くだけで、海外顧客や年配層からの安心感が桁違いに高い。Stripeは決済フォームの見た目が綺麗で、Web系のお客さんに馴染む。Squareは決済画面がシンプルで、ITに慣れていないお客さんでも迷わない。
PAYPAL
認知度トップ
海外・年配層に強い。「聞いたことない」リスクが最小
STRIPE
UIが美しい
決済フォームの完成度が高い。Web系顧客との相性◎
SQUARE
画面がシンプル
ITに不慣れな顧客でも迷わない。実店舗と対称的なオンライン体験
手数料0.1%の差より、
あなたの事業形態に合うかが、
決済選びの本質。
3 Services × 3 Axes
3決済サービス × 3評価軸の総合マップ
STRIPE PAYPAL SQUARE SPEED 3〜7日 エンジニア有利 即日〜3日 個人OK 即日〜2日 実店舗連動 COST 3.6%フラット 単価問わず安定 3.6%+40円 少額不利 対面2.5% 実店舗最安 UX UIが美しい Web系に最適 認知度No.1 海外・年配層 シンプル IT不慣れ向け サブスク・Web系 単発・海外・年配 実店舗連動

事業形態別の「30分で決まる答え」

3評価軸の話を、もう少し実用的にまとめる。あなたの事業形態を見て、当てはまるパターンを選んでほしい。

A
単発の商品・サービス販売(月数件〜数十件)
商品単価が5,000円以上、海外顧客や年配層もターゲットに含む場合はPayPal。単価が安く件数も少ないならStripeSquare。一律3.6%で迷うことなく回せる。
B
サブスク・定期課金が事業の柱
迷わずStripe。定期課金の設計の柔軟さ・APIの完成度・解約フローの作りやすさで、他の2社とは別格。エンジニア手配が必要だが、サブスク事業者には必須レベル。
C
実店舗とオンライン両方で売る
Square一択。対面決済の2.5%手数料と、実店舗POSとオンライン在庫の連動性は他にない。飲食店・整体院・サロン系で、Webからの予約・物販まで広げたい事業者に最適。
D
セミナー・コーチングなどの単発高単価
3万円以上の単価なら、3社どれでもほぼ差がない。お客さん層で選ぶ:海外含む・年配層ならPayPal、Web系の若年層ならStripe。決済前の信頼感を最優先で選ぶフェーズになる。

LP・HPに決済を組み込む実装、ここが地味に難しい

決済サービスを選ぶだけなら30分で終わるが、「LPやHPに正しく組み込む」のは意外と手間がかかる。決済ボタンの設置、サンクスページ、メール自動送信、領収書発行、サブスク管理画面、これらをすべて連携させると、自分一人だと2〜3週間かかる。

SUICSのLP/HP制作では、納品時に「決済サービス選定→組み込み→テスト→運用開始」までまとめてお引き渡しする。お客さん側は「申込が来るのを待つだけ」の状態でお渡しできる。決済まわりはサービス内容に組み込まれているので、別途追加費用はかからない。

セールスファネル全体の設計については 「1人事業主こそセールスファネルを持つべき本当の理由」、systeme.io と決済の連携については 「systeme.ioでセールスファネルを月数千円で構築した手順」 も併せて読むと、決済を含めた事業全体の設計が見える。

SUICS Service — HP/LP制作(決済連携込み)
決済サービス選定から、組み込み・運用開始まで。
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