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このガイドは何のためのものか
会議の録音を文字にしたテキストをClaudeに渡して、「決まったこと」「宿題(誰が・何を・いつまでに)」「持ち越し」の3つに整えさせるガイドです。録音を聞き直しながら打ち直す作業が、「貼って、突き合わせる」に変わります。このままだと、会議のたびに聞き直しの時間が消えていきます。
なぜ「文章にないことは書かない」と頼むのか
議事録がこわいのは、話していない結論が紛れ込むことです。それらしい文章になっているほど、読んでも気づけません。だからこのガイドの依頼文には、「文章に出てこないことは書かない」「分からないことは不明と書く」を入れてあります。実際、練習では名前の分からない担当を勝手に命名せず「話し手本人」と書いてきました——この誠実さを引き出すのが依頼文の仕事です。
所要時間の目安
30分ほどです(目安です。会議の長さと、文字起こしにかかる時間で変わります)。
用意するもの
Claudeのアカウント(登録ガイドで無料で作れます)
会議の録音を文字にしたテキスト(練習用の文字起こしはこのガイドに載せています)
パソコン(コピーと貼り付けが多いため)
お金はかかりません
無料プランのままでできます。文字起こしも、スマートフォンの機能やGoogleドキュメントの音声入力なら追加費用はかかりません。このガイドの画像も、すべて無料プランで撮ったものです。
すでに済んでいる人は
議事録の様式が厳密に決まっていて、埋める項目が少ない会議なら、手で埋めるほうが早いこともあります。「だらだらした録音から要点を拾う」のがつらい会議ほど、この型が効きます。
先に1つだけ、大事なこと
録音は、会議のはじめに一言ことわってから。外に出せない内容の会議は、AIに渡してよいか社内のルールを先に確認してください。社名・実名は伏せ字ガイドの型で置きかえてから貼るのが安全です。チャットの名前は貼った中身から自動で付くため、会議の内容はそこにも残ります。
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会議を録音して、文字にする
会議のはじめに「記録のために録音します」と一言ことわってから、スマートフォンなどで録音します。録音を文字にするのは、お使いのスマートフォンの文字起こし機能か、パソコンのGoogleドキュメント(「ツール」の中の「音声入力」をオンにして、録音をマイクの近くで再生する)が手軽です。きれいな文字起こしでなくて大丈夫です。「えー」や言い直しが混ざったままで進めます。練習では、下の文字起こしを使います。
先に確認しておくこと
役員会議や人事の話など、外に出せない内容の会議は、AIに渡してよいか社内のルールを先に確認してください。社名・実名が出てくる場合は、文字起こしの段階で「A社」「Bさん」に置きかえてから貼ります。
えー、では始めます。先週の続きで、秋のイベントの日にちですが、10月18日の土曜日で会場が取れたので、この日で確定にします。
チラシの原稿はまだ手つかずでして、これは私が来週の水曜までに下書きを作ります。
あと、駐車場の件はまだ管理会社さんから返事が来ていないので、いったん保留にさせてください。
それから、受付の名簿は前回の形式をそのまま使うことでいいですよね。はい、ではそれで決定します。
備品の発注なんですが、数がまだ固まらないので、Aさん、数の確認をして、金曜までにリストをお願いします。
以上ですかね。お疲れさまでした。
画像なし(例外)
この手順は録音機器・お使いのアプリでの作業のため、画像はありません。
2
Claudeを開く
下のアドレスを押すとClaudeが開きます。画像と同じような入力画面が出ればOKです(見出しの文言は時間帯などで変わります。もし、何かの案内が出たら、バツ印や「後で」で閉じてかまいません)。
手順2:Claudeを開く
3
依頼文と、文字起こしを貼る
入力欄に、下の枠の依頼文を入れます(自分で打っても、コピーして貼ってもかまいません)。「(ここに文字起こしを貼る)」の行は消して、その場所に文字起こしを貼ってください。改行したいときはShift+Enterです(Enterだけ押すと、その時点で送信されます)。「文章に出てこないことは書かないでください」の行がこのガイドの安全装置です。削らずに使ってください。
下の文章は、会議の録音を文字にしたものです。議事録の下書きに整えてください。
・「決まったこと」「宿題(誰が・何を・いつまでに)」「持ち越し」の3つに分けてください
・文章に出てこないことは書かないでください。分からない担当や期限は「不明」と書いてください
・話していない結論を作らないでください
(ここに文字起こしを貼る)
手順3:依頼文と、文字起こしを貼る
4
送信ボタンを押す
入力欄の右下にある、上向き矢印のボタンを押します。送信すると、貼り付けた長い文章は自動で折りたたまれますが、消えたわけではありません。
手順4:送信ボタンを押す
5
3つに整った下書きが出る
「決まったこと」「宿題」「持ち越し」の3つに分かれた下書きが出ます(見出しの形や、表になるかどうかは、毎回少し変わります)。下書きの下に区切り線があり、その下はClaudeからの補足です。議事録として使うのは、区切り線より上だけです。
手順5:3つに整った下書きが出る
6
宿題の「誰が・何を・いつまでに」を確かめる
宿題のところに、担当と期限が入っているかを見ます。画像の練習例では、名前を言わずに、これは私がやりますと話した宿題が「話し手本人(発言者)」と書かれました——分からないことを勝手に埋めない、正しい姿です。ここはあなたが実際の名前に差し替えてください。もし、「不明」と書かれた担当や期限があれば、録音を聞き直すか、次の会議で確認して自分で埋めます(不明が1つも出ないのは、会議でちゃんと決めて話せていた、ということです)。
手順6:宿題の「誰が・何を・いつまでに」を確かめる
突き合わせまでやって1セットです。
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文字起こしと、突き合わせる
下書きの内容を、元の文字起こしと見比べます。見るのは「担当・期限・日付」の3点です。言い回しは整えられます(練習では「10月18日の土曜日」が「10月18日(土)」になりました)が、それは正常です。中身が変わっていないか・話していない結論が足されていないかだけを確かめてください。
突き合わせの最短ルート
決まったこと・宿題・持ち越しの件数を先に数えて、会議の記憶と合うかを見る——「あの件が落ちている」に気づくのが一番の目的です。落ちていたら、文字起こしにその発言があるかを確認してください(発言自体が録音に無ければ、議事録に足すのは自分の手で)。
画像なし(例外)
この手順は読み合わせなので、画像はありません。
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コピーのアイコンを押す
返答の下にあるコピーのアイコンを押します(押しても「コピーしました」という文字は出ませんが、コピーされています)。コピーされるのは、区切り線より下の補足も含めた返答の全部です。
手順8:コピーのアイコンを押す
9
様式に貼って、補足を消してから仕上げる
お使いの議事録の様式やメールに貼り付けたら、まず区切り線より下のClaudeの補足を消してください。そのうえで、「話し手本人」を実際の名前に差し替え、日付・名前の最終確認をしてから共有します。提出するのはあなたです。
仕上げの3点セット
①区切り線より下の補足を消す ②「話し手本人」を実名に差し替える ③担当・期限・日付をもう一度だけ見る——この3点で、下書きが提出できる議事録になります。
画像なし(例外)
この手順はお使いの様式での作業のため、画像はありません。
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この型を守るための3つの約束
安全装置の1行を、削らない
「文章に出てこないことは書かないでください」——この1行が、それらしい捏造を防ぐ要です。依頼文を自分の会議用に書き換えるときも、この行だけは残してください。
突き合わせてから、共有する
担当・期限・日付の3点を文字起こしと見比べてから、共有してください。AIの下書きは速いですが、正しさを保証するのは、会議にいたあなたの目です。
外に出せない会議は、貼らない
人事・取引条件・顧客情報——出せない内容は、便利さより先にルールの確認です。迷う会議は貼らない。これがこの型の土台です。
読み終えた人へ — 次の一歩
「文字起こしを貼って、突き合わせる」の型が1回通りました。毎週の定例があるなら、毎週この型が効きます。
ほかのガイドは 実践ガイド一覧 にあります。
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