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このガイドは何のためのものか
保護者への月次の一言、イベント後のお礼、会員への案内——同じ形式の文章を、名前と一言だけ変えて人数分書いている人のためのガイドです。名簿と一人一言のメモの表をClaudeに渡して、一人ずつ内容の違う下書きを人数分作らせます。このままだと、月末が書き換え作業で潰れ続けます。
なぜ「読んで直す」前提なのか
このガイドの練習でも、「表にないことは書かない」と頼んだのに、メモにない保護者へのお願いや、励ましの締めの一言が入ってきました。禁止はかなり効きますが、完全ではありません。だから全通を自分で読んで直すまでがこの型です。読んで直しても、ゼロから人数分書くよりずっと短い——それがこの型の価値です。
所要時間の目安
40分ほどです(目安なので前後します)。表ができてしまえば、翌月からはメモの書き換えと貼り付けだけです。
用意するもの
Googleアカウント(スプレッドシートを使うため。無料)
Claudeのアカウント(登録ガイドで無料で作れます)
パソコン(コピーと貼り付けが多いため)
お金はかかりません
無料プランのままでできます。このガイドの画像も、すべて無料プランで撮ったものです。
すでに済んでいる人は
差し込み印刷で運用が回っていて、文面も1種類で足りている人は、このガイドは不要です。「一人ずつ文面を変えたい」と思ったときだけ、この型が効きます。
先に1つだけ、大事なこと
名簿は実名で作らず、「生徒Aさん」のような呼び名で作ってください。置きかえの型は 伏せ字ガイド にまとめてあります。実名に戻すのは、Claudeではなく自分の手で。これがこの型の土台です。
1
新しいスプレッドシートに、名簿とメモの表を入力する
下のアドレスで新しいスプレッドシートを開いて、画像と同じ形の表を入力します(もし、右側に「表」の案内が開いたら、バツ印で閉じてかまいません)。A列は「生徒Aさん」のような呼び名にして、実名では作らないでください。B列のメモが読みにくいときは、B列とC列の境目を右へドラッグすると広がります。
1行目(見出し): 呼び名 / 今月のメモ
生徒Aさん 計算ミスがへった。見直しの習慣がついてきた
生徒Bさん 宿題を忘れる日があった。授業中の集中は良い
生徒Cさん 音読がなめらかになった。漢字はもう少し
生徒Dさん 質問が増えた。わからないと言えるようになった
生徒Eさん テスト前の自習に自分から来た
手順1:新しいスプレッドシートに、名簿とメモの表を入力する
2
A1からB6までを選んで、コピーする
A1のマスを押して、B6までドラッグして選び、コピーします(WindowsはCtrl+C、Macは⌘C)。マスの枠が点線に変わり、画面の右下に「カウント: 12」と出ればコピーできています。
手順2:A1からB6までを選んで、コピーする
3
依頼文と、表を貼り付ける
Claudeを開いて、入力欄に下の枠の依頼文を貼り、その下に手順2でコピーした表を貼り付けます(見出しには、ご自身の登録名が表示されます。もし、何かの案内が出たら、バツ印や「後で」で閉じてかまいません)。貼った表は見た目が崩れてただの文字の並びになりますが、中身は正しく伝わるので大丈夫です。改行したいときはShift+Enterです(Enterだけ押すと、その時点で送信されます)。
塾から保護者の方へ送る、今月の様子の一言メッセージを、人数分作ってください。
・下の表の「今月のメモ」をもとに、1人3〜4文で書いてください
・です・ます調で、決めつけないやわらかい言い方にしてください
・表に書いていないこと(成績の数字・順位・他の子との比較)は書かないでください
・宛名は表の呼び名のまま(生徒Aさん など)にしてください
(ここに表を貼る)
手順3:依頼文と、表を貼り付ける
4
送信ボタンを押す
入力欄の右下にある、上向き矢印のボタンを押します。
手順4:送信ボタンを押す
5
人数分の下書きが表示される
一人ずつ内容の違う下書きが、人数分まとめて出ます。画像の練習例では、宛名が「生徒Aさんの保護者様」のように少し足されました(宛名の形まで決めたい場合は、依頼文に書き足してください)。もし、末尾に「テンプレート化もできます」のような提案が付いていたら、送る文面には含めないでください。
手順5:人数分の下書きが表示される
読む時間まで含めて、この型です。
6
1通ずつ、メモと見比べて読む
ここがいちばん大事な手順です。表のメモと下書きを、1通ずつ見比べてください。画像の生徒Bさんの例では、メモにない「ご家庭でも一声かけていただけますと助かります」という保護者へのお願いが足されていました。数字・順位・比較は禁止した通り出ませんでしたが、こうした「事実の肉づけ」や「締めの一言」は入ってきます。その家庭に送ってよい内容かは、あなたにしか判断できません。違う箇所は自分の言葉で直してください。
手順6:1通ずつ、メモと見比べて読む
7
コピーする
返答の文章の上にマウスを置くと、下にアイコンの列が現れます。いちばん左のコピーのアイコンを押してください(押すとチェックマークに変わります。コピーされるのは返答まるごとです。1人分だけ欲しいときは、その段落をドラッグして選んでコピーしてください)。
手順7:コピーする
8
実名に戻して、送る前にもう一度読む
コピーした下書きを、お使いの文書やメールに貼り付けます。「生徒Aさん」を実際のお名前に戻すのは、必ず自分の手で行ってください。点数などの数字を足したい場合も、AIに書かせず自分で書き足します。そして送る前に、全通をもう一度読んでください。
32人分でも、やることは同じ
この練習は5人ですが、表の行を増やすだけで同じように人数分できます。ただし人数が増えるほど「全通読む」が大事になります。読む時間まで含めて、この型です。
画像なし(例外)
この手順はお使いの文書・メールでの作業のため、画像はありません。
◆
この型を守るための3つの約束
送る前に、全通を自分で読む
1通あたり10秒でも、読めば「その家庭に送ってよいか」が判断できます。この判断はAIにはできません。練習で見つかった「勝手なお願いの一文」のような箇所は、読めば必ず気づけます。
実名と数字は、自分の手で
呼び名から実名への戻し、点数などの数字の書き足しは、AIに任せず自分で行ってください。間違えられない情報ほど、最後は人の手です。
送信の自動化は、まだやらない
このガイドは「下書きが人数分そろって、読んで直す」までです。送る仕組みの自動化は、この型が毎月安定して回るようになってからで十分です(下の「次の一歩」へ)。
読み終えた人へ — 次の一歩
「名簿とメモから、人数分の個別文面」の型が1回通りました。月次の報告・お礼状・案内文——同じ型で使い回せます。
ほかのガイドは 実践ガイド一覧 にあります。
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