1人会社×AI社員 実践ガイド

名簿と一言メモから、Claudeに
一人ずつ宛てた文面を人数分作らせる方法

同じ形式の書き換え作業を、「表を渡して、読んで直す」に。
全8手順・実際の画面写真つき。追加費用0円でできます。

🔍 画像は押すと大きく表示できます

このガイドは何のためのものか

保護者への月次の一言、イベント後のお礼、会員への案内——同じ形式の文章を、名前と一言だけ変えて人数分書いている人のためのガイドです。名簿と一人一言のメモの表をClaudeに渡して、一人ずつ内容の違う下書きを人数分作らせます。このままだと、月末が書き換え作業で潰れ続けます。

なぜ「読んで直す」前提なのか

このガイドの練習でも、「表にないことは書かない」と頼んだのに、メモにない保護者へのお願いや、励ましの締めの一言が入ってきました。禁止はかなり効きますが、完全ではありません。だから全通を自分で読んで直すまでがこの型です。読んで直しても、ゼロから人数分書くよりずっと短い——それがこの型の価値です。

所要時間の目安

40分ほどです(目安なので前後します)。表ができてしまえば、翌月からはメモの書き換えと貼り付けだけです。

用意するもの

Googleアカウント(スプレッドシートを使うため。無料)
Claudeのアカウント(登録ガイドで無料で作れます)
パソコン(コピーと貼り付けが多いため)

お金はかかりません

無料プランのままでできます。このガイドの画像も、すべて無料プランで撮ったものです。

すでに済んでいる人は

差し込み印刷で運用が回っていて、文面も1種類で足りている人は、このガイドは不要です。「一人ずつ文面を変えたい」と思ったときだけ、この型が効きます。

先に1つだけ、大事なこと

名簿は実名で作らず、「生徒Aさん」のような呼び名で作ってください。置きかえの型は 伏せ字ガイド にまとめてあります。実名に戻すのは、Claudeではなく自分の手で。これがこの型の土台です。

Part 1 名簿とメモの表を作る

新しいスプレッドシートに、名簿とメモの表を入力する

下のアドレスで新しいスプレッドシートを開いて、画像と同じ形の表を入力します(もし、右側に「表」の案内が開いたら、バツ印で閉じてかまいません)。A列は「生徒Aさん」のような呼び名にして、実名では作らないでください。B列のメモが読みにくいときは、B列とC列の境目を右へドラッグすると広がります。

▼ ここを押すと新しいスプレッドシートが開きます

https://sheets.newGoogleアカウントでのログインが必要です(無料)。
1行目(見出し): 呼び名 / 今月のメモ
生徒Aさん 計算ミスがへった。見直しの習慣がついてきた
生徒Bさん 宿題を忘れる日があった。授業中の集中は良い
生徒Cさん 音読がなめらかになった。漢字はもう少し
生徒Dさん 質問が増えた。わからないと言えるようになった
生徒Eさん テスト前の自習に自分から来た
手順1:新しいスプレッドシートに、名簿とメモの表を入力する
手順1:新しいスプレッドシートに、名簿とメモの表を入力する

A1からB6までを選んで、コピーする

A1のマスを押して、B6までドラッグして選び、コピーします(WindowsはCtrl+C、Macは⌘C)。マスの枠が点線に変わり、画面の右下に「カウント: 12」と出ればコピーできています。

手順2:A1からB6までを選んで、コピーする
手順2:A1からB6までを選んで、コピーする

Part 2 Claudeに人数分作らせる

依頼文と、表を貼り付ける

Claudeを開いて、入力欄に下の枠の依頼文を貼り、その下に手順2でコピーした表を貼り付けます(見出しには、ご自身の登録名が表示されます。もし、何かの案内が出たら、バツ印や「後で」で閉じてかまいません)。貼った表は見た目が崩れてただの文字の並びになりますが、中身は正しく伝わるので大丈夫です。改行したいときはShift+Enterです(Enterだけ押すと、その時点で送信されます)。

▼ ここを押すとClaudeが新しいタブで開きます

https://claude.ai/アカウントがない方は先に Claudeアカウント登録ガイド へ(無料で作れます)。
塾から保護者の方へ送る、今月の様子の一言メッセージを、人数分作ってください。
・下の表の「今月のメモ」をもとに、1人3〜4文で書いてください
・です・ます調で、決めつけないやわらかい言い方にしてください
・表に書いていないこと(成績の数字・順位・他の子との比較)は書かないでください
・宛名は表の呼び名のまま(生徒Aさん など)にしてください

(ここに表を貼る)
手順3:依頼文と、表を貼り付ける
手順3:依頼文と、表を貼り付ける

送信ボタンを押す

入力欄の右下にある、上向き矢印のボタンを押します。

手順4:送信ボタンを押す
手順4:送信ボタンを押す

人数分の下書きが表示される

一人ずつ内容の違う下書きが、人数分まとめて出ます。画像の練習例では、宛名が「生徒Aさんの保護者様」のように少し足されました(宛名の形まで決めたい場合は、依頼文に書き足してください)。もし、末尾に「テンプレート化もできます」のような提案が付いていたら、送る文面には含めないでください。

手順5:人数分の下書きが表示される
手順5:人数分の下書きが表示される

Part 3 読んで、直して、使う

読む時間まで含めて、この型です。

1通ずつ、メモと見比べて読む

ここがいちばん大事な手順です。表のメモと下書きを、1通ずつ見比べてください。画像の生徒Bさんの例では、メモにない「ご家庭でも一声かけていただけますと助かります」という保護者へのお願いが足されていました。数字・順位・比較は禁止した通り出ませんでしたが、こうした「事実の肉づけ」や「締めの一言」は入ってきます。その家庭に送ってよい内容かは、あなたにしか判断できません。違う箇所は自分の言葉で直してください。

手順6:1通ずつ、メモと見比べて読む
手順6:1通ずつ、メモと見比べて読む

コピーする

返答の文章の上にマウスを置くと、下にアイコンの列が現れます。いちばん左のコピーのアイコンを押してください(押すとチェックマークに変わります。コピーされるのは返答まるごとです。1人分だけ欲しいときは、その段落をドラッグして選んでコピーしてください)。

手順7:コピーする
手順7:コピーする

実名に戻して、送る前にもう一度読む

コピーした下書きを、お使いの文書やメールに貼り付けます。「生徒Aさん」を実際のお名前に戻すのは、必ず自分の手で行ってください。点数などの数字を足したい場合も、AIに書かせず自分で書き足します。そして送る前に、全通をもう一度読んでください。

32人分でも、やることは同じ

この練習は5人ですが、表の行を増やすだけで同じように人数分できます。ただし人数が増えるほど「全通読む」が大事になります。読む時間まで含めて、この型です。

画像なし(例外)

この手順はお使いの文書・メールでの作業のため、画像はありません。

この型を守るための3つの約束

送る前に、全通を自分で読む

1通あたり10秒でも、読めば「その家庭に送ってよいか」が判断できます。この判断はAIにはできません。練習で見つかった「勝手なお願いの一文」のような箇所は、読めば必ず気づけます。

実名と数字は、自分の手で

呼び名から実名への戻し、点数などの数字の書き足しは、AIに任せず自分で行ってください。間違えられない情報ほど、最後は人の手です。

送信の自動化は、まだやらない

このガイドは「下書きが人数分そろって、読んで直す」までです。送る仕組みの自動化は、この型が毎月安定して回るようになってからで十分です(下の「次の一歩」へ)。

読み終えた人へ — 次の一歩

「名簿とメモから、人数分の個別文面」の型が1回通りました。月次の報告・お礼状・案内文——同じ型で使い回せます。

▼ 実名の名簿を扱う前に、これ

Claudeに資料を渡す前に、社名と個人名を伏せる方法呼び名への置きかえと戻し方の型です。実際の名簿で使う前に、この型を持っておくと安全です(無料)。

▼ 送る仕組みまで作りたくなったら

Resend導入ガイド|ドメイン認証からAPIキー発行まで自分のドメインからメールを送る土台を作る段があります。

ほかのガイドは 実践ガイド一覧 にあります。

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