1人会社×AI社員 実践ガイド

溜まったレシートを、Claudeに
費目つきの表へ起こさせる方法

月末の手入力を、「写真を渡して、突き合わせる」に。合計は関数が出します。
全14手順・実際の画面写真つき。追加費用0円でできます。

🔍 画像は押すと大きく表示できます

はじめに — このガイドが合う人

紙のレシートが溜まっている人のためのガイドです。カード明細のCSVファイルがある人は、姉妹版のクレカ明細3社分を、Claudeに仕分けさせる方法のほうが合っています。紙のレシートしかない・レシートも明細も両方ある、という人はこのままどうぞ。

先に、いちばん大事なこと

経費になるかどうか・勘定科目の最終判断は、このガイドでは扱いません。Claudeが出す「費目の案」は下書きの参考情報です。顧問の税理士さんがいる場合は、その指示に従ってください。

このガイドは何のためのものか

レシートの山をスマートフォンで撮って、Claudeに「日付・店名・品目・金額・費目の案」の表を作らせ、スプレッドシートに貼って、合計を関数で出すまでのガイドです。1枚ずつ手で打ち込む作業が、「写真を渡して、見比べる」に変わります。

なぜ合計を「関数」で出すのか

AIは文字の読み取りは得意ですが、計算を任せると間違いに気づけません。だからこのガイドでは、計算はぜんぶ表計算の関数にやらせます。Claudeの仕事は「写すこと」だけ。この分担が事故を防ぎます。

所要時間の目安

30分ほどです(目安なので前後します)。2回目からは、撮って渡して突き合わせるだけです。

用意するもの

Claudeのアカウント(登録ガイドで無料で作れます)
Googleアカウント(スプレッドシートを使うため。無料)
レシートを撮った写真をパソコンに送っておくこと(自分宛てメールやLINEのキープメモが手軽です)

お金はかかりません

無料プランのままでできます。このガイドの画像も、すべて無料プランで撮ったものです。

すでに済んでいる人は

会計ソフトのレシート読み取り機能で運用が回っている人は、このガイドは不要です。今の仕組みを続けてください。

Part 1 レシートの写真をClaudeに渡す

Claudeを開く

下のアドレスを押すとClaudeが開きます。画像と同じような入力画面が出ればOKです(見出しの文言は時間帯などで変わります。もし、何かの案内が出たら、バツ印や「後で」で閉じてかまいません)。

▼ ここを押すとClaudeが新しいタブで開きます

https://claude.ai/アカウントがない方は先に Claudeアカウント登録ガイド へ(無料で作れます)。
手順1:Claudeを開く
手順1:Claudeを開く

「+」を押す

入力欄の左下にある「+」を押します。

手順2:「+」を押す
手順2:「+」を押す

「ファイルまたは写真を追加」を押す

メニューのいちばん上の「ファイルまたは写真を追加」を押します。すぐ下の「スクリーンショットを撮る」と間違えないよう、1つ目を選んでください。

手順3:「ファイルまたは写真を追加」を押す
手順3:「ファイルまたは写真を追加」を押す

レシートの写真を選ぶと、入力欄に付く

レシートを撮った写真を選びます。画像は練習用の架空レシート3枚です。撮るときは、明るい場所で、金額がはっきり写るように。1枚の写真に数枚まとめて写して大丈夫です。

手順4:レシートの写真を選ぶと、入力欄に付く
手順4:レシートの写真を選ぶと、入力欄に付く

依頼文を入力する

写真が付いた入力欄に、下の枠の依頼文を貼り付けます。改行したいときはShift+Enterです(Enterだけ押すと送信されます)。「合計の計算はしないでください」の1行がこのガイドの安全装置です。削らずにそのまま使ってください。写真を付けただけでも送信ボタンは表示されますが、必ず文章を書いてから送ってください。

この写真のレシートを、表にしてください。
・列は「日付」「店名」「品目」「金額」「費目の案」にしてください
・1つの品目を1行にしてください
・合計の計算はしないでください。書いてある金額をそのまま写すだけにしてください
・読み取れない字や数字は、推測で埋めずに「?」と書いてください
・最後に、スプレッドシートへ貼り付けられるように、同じ内容をタブ区切りの形でも出してください
手順5:依頼文を入力する
手順5:依頼文を入力する

送信ボタンを押す

入力欄の右下にある、上向き矢印のボタンを押します。

手順6:送信ボタンを押す
手順6:送信ボタンを押す

Part 2 表を確かめる

突き合わせまでやって1セットです。

費目つきの表が表示される

1品目1行の表が出ます。「費目の案」はClaudeの見当なので、そのまま確定しないでください。画像の練習例でも、バナナに「用途によって変更してください」という注意が付きました——お茶菓子なのか私物なのかは、Claudeには分からないからです。

手順7:費目つきの表が表示される
手順7:費目つきの表が表示される

金額を、原本と1件ずつ突き合わせる

ここがいちばん大事な手順です。レシートの現物を手に持って、表の金額を1件ずつ見比べてください。読み取りの間違いは静かに混ざります。日付と店名もあわせて確認できれば確実です。

手順8:金額を、原本と1件ずつ突き合わせる
手順8:金額を、原本と1件ずつ突き合わせる

Part 3 スプレッドシートで合計を出す

計算はAIではなく、関数の仕事です。

「スプレッドシート貼り付け用」をコピーする

返答の下のほうにある、タブ区切りのブロックの上にマウスを置くと、右上にコピーのボタンが現れます(置くまでは見えません)。押すとアイコンがチェックマークに変わります。なお、画面の表に付いていた費目の注意書き(「用途によって変更してください」など)は、このブロックには入っていません。コピーしたら、寄り道せずにすぐ次の手順へ進んでください(間に別のコピーをすると中身が入れ替わります)。

手順9:「スプレッドシート貼り付け用」をコピーする
手順9:「スプレッドシート貼り付け用」をコピーする

新しいスプレッドシートのA1を押す

下のアドレスで新しいスプレッドシートを開き、左上のA1のマスを押します(もし、右側に「表」の案内が開いたら、バツ印で閉じてかまいません)。

▼ ここを押すと新しいスプレッドシートが開きます

https://sheets.newGoogleアカウントでのログインが必要です(無料)。
手順10:新しいスプレッドシートのA1を押す
手順10:新しいスプレッドシートのA1を押す

貼り付ける

貼り付けます(WindowsはCtrl+V、Macは⌘V)。画像のように、5つの列に分かれて入ります。金額の列は自動で数字として扱われるので、このあと合計が出せます。もし、マスの右下に小さなアイコンが出たら、空いているマスを1回押せば消えます。もし、レシートと関係ない文字が入ったら、コピーのあとに別の作業を挟んだ合図です——元に戻す(WindowsはCtrl+Z、Macは⌘Z)を押して、手順9のコピーからやり直してください。

手順11:貼り付ける
手順11:貼り付ける

合計のマスを押す

金額の列のいちばん下の空きマス(画像ではD7)を押して選びます。

手順12:合計のマスを押す
手順12:合計のマスを押す

「=SUM(D2:D6)」と入力して、Enterを押す

選んだマスに「=SUM(D2:D6)」と入力して、Enterを押します。合計はAIではなく、この関数に計算させます。画像では「¥4,836」と出ました(金額の列の書式が引き継がれて、¥付きで表示されます)。

手順13:「=SUM(D2:D6)」と入力して、Enterを押す
手順13:「=SUM(D2:D6)」と入力して、Enterを押す

レシートの合計欄と、見比べて検算する

最後の確認です。レシート各枚の「合計」欄を電卓で足して、SUMの結果と同じ金額になるか確かめてください。画像の練習例では 1,318+218+3,300=4,836 で、SUMの「¥4,836」と一致しました。もし、合わなければ、どこかの行の写し間違いです。手順8に戻って探してください。

費目の扱い(大事な線引き)

「費目の案」の列は、経理の下書きとして使うための参考情報です。経費になるかどうか・正式な勘定科目は、このガイドでは扱いません。顧問の税理士さんがいる場合は、その指示に従ってください。

画像なし(例外)

この手順は電卓での確認なので、画像はありません。

この型を守るための3つの約束

合計は、いつも関数で

「ついでに合計も出して」とAIに頼まない——これがこの型のいちばん大事な約束です。読み取りの確認は自分の目で、計算は関数で。役割を混ぜないから安心して使えます。

費目の最終判断は、税理士さんと

「費目の案」はあくまで案です。同じ買い物でも、仕事で使ったのか・誰と使ったのか——用途しだいで費目は変わり、その判断はAIにも、このガイドにもできません。迷う品目はそのまま確定せず、確認してください。

まずは数枚ずつから

まずは数枚ずつ、突き合わせ込みの型に慣れるのが確実です。月をまたいだ大量処理や会計ソフトへの取り込みは、このガイドの範囲の外です。

読み終えた人へ — 次の一歩

「写真→表→関数で合計」の型が1回通りました。月末のレシートの山に、そのまま使えます。

▼ カード明細のCSVがある人はこれ

クレカ明細3社分を、Claudeに仕分けさせる方法紙ではなくCSVファイルの明細を仕分ける、このガイドの姉妹版です。

▼ 表の集計をもっと任せたい人はこれ

表計算の関数を、Claudeに日本語から書かせる方法費目ごとの小計など、SUMの先の関数を日本語で頼む型です(無料)。

ほかのガイドは 実践ガイド一覧 にあります。

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