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下のアドレスを押すとClaudeが新しいタブで開きます。画像と同じ画面が出ればOKです。
CSVの整形と分類はAIに。金額の計算は表計算に。判断だけ、自分でやる。
全16手順・実際の画面写真つき。無料プランのままでできます。
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カード会社ごとに形式がバラバラな利用明細CSVを、Claudeで1つの表に統一し、店名の表記ゆれを辞書にまとめ、勘定科目を自動で割り当てるためのガイドです。毎月の明細仕分けを、「★がついた行を確認するだけ」の作業に変えます。
日付の形式が会社ごとに違う。金額にカンマが入っていたり、マイナスで書かれていたりする。「AMAZON」と「Amazon.co.jp」が同じ店だと知っているのは自分だけ——。手作業の時間のほとんどは、この形式ちがいと表記ゆれの吸収に消えています。そこはAIがいちばん得意な仕事です。
「AIに経理を任せて、間違えたらどうするの?」——その心配が正しいです。だからこの方法では、AIに金額の計算を一切させません。AIにやらせるのは「バラバラなCSVを整える」「店名を分類する」の2つだけ。合計は表計算ソフトの関数で出し、最後は必ず人間が目を通します。ただし全部を見直すのではなく、AIに「自信がない行に★をつけろ」と指示しておき、★の行だけを見ます。ここが時短の正体です。
初回は30分ほどです(辞書を自分で確定させる時間を含みます)。2回目からは、明細を添付して辞書を貼るだけなので数分で終わります。
Claudeのアカウント(無料プランでOK)
Googleスプレッドシート または Excel
カード明細のCSV3つ——まずは下の練習用ファイルでそのまま試せます(すべて架空の明細です)
A社_明細_2026-07.csv(日付が2026/07/02形式・半角カナ混じり)
B社_明細_2026-07.csv(明細の前に注記行・金額にカンマ・分割払いあり)
C社_明細_2026-07.csv(英語の列名・支出がマイナス表記・返金あり)
無料プランのままでできます。このガイドの画像も、すべて無料プランで撮ったものです。
練習は上の架空CSVで。本物の明細を添付する前に、次の2つを確認してください。
① 明細CSVに氏名やカード番号の一部が入っている場合は、その列を消してから添付する
② 「AIモデルの改善にご協力ください」の設定(登録ガイドの手順10)を確認する。オンのままだと、やりとりの内容がAIの改良に使われます。
下のアドレスを押すとClaudeが新しいタブで開きます。画像と同じ画面が出ればOKです。
入力欄の左下にある「+」(プラス)を押します。
メニューのいちばん上にあります。
パソコンのファイル選択画面が開くので、カード明細のCSVを3つまとめて選びます。1つ目を押したあと、Windowsは Ctrl を、Macは ⌘(コマンド)を押しながら残りを押すと、まとめて選べます。
画像なし(例外)
この画面はお使いのパソコンの画面(WindowsやMacのファイル選択画面)で、Claudeの画面ではないため、画像を掲載していません。
入力欄の上に、3つのファイルが並んでいればOKです。
下の枠の文章を、そのままコピーして貼り付けてOKです(画像と同じ文章です)。長く見えますが、大事なのは後半のルールです。とくに最後の2行——「元のCSVにない情報は絶対に作らない」「行数を書くこと」——が、経理で使うための保険になります。
添付した3つのCSVは、別々のカード会社の利用明細です。
次の形の1つのCSVに統一して、ダウンロードできる形で作ってください。
列:日付, カード会社, 店名, 金額, 備考
ルール:
- 日付は YYYY-MM-DD 形式にそろえる
- 金額は正の整数(カンマなし)。支出をマイナスで書いている明細は正の数に直す
- 返金・キャンセルの行は、金額をマイナスにして、備考に「返金」と書く
- 分割払いの行は、備考に支払区分をそのまま写す
- 明細以外の行(お客様番号、注意書きなど)は削除する
- 全角の英数字は半角に直す
- 元のCSVにない情報は絶対に作らない。読み取れない行は備考に「要確認」と理由を書いて残す
- 最後に「入力の明細行数」と「出力の行数」を書くこと
入力欄の右にある矢印のボタンを押します。
1〜2分で、右側に1つにまとまった表が出ます。日付の形式がそろい、C社のマイナス表記は正の数に直り、返金の行はマイナスのまま備考に「返金」と入っています。画像の例では、Claudeが「7/5に同じ店・同じ金額のマイナスがあったため返金と判断した」と、判断の理由まで説明しています。
返事の最初にある「入力の明細行数」と「出力の行数」を見ます。この2つが合っていなければ、どこかの行が消えています。画像の例では「入力22行/出力22行」で一致しています。自分の明細でやるときも、必ずここを最初に見てください。
続けて、下の文章を送ります。「AMAZON.CO.JP」と「Amazon.co.jp」のような表記ゆれを、毎月AIにその場で判断させると、月によって違う答えが返ってきます。だから最初に1回だけ、店名の対応表(辞書)を作らせて、それを自分の手で確定させます。
いま作った統一CSVの「店名」列から、同じ店だと思われるものをグループにまとめて、表にしてください。
表の列:正式名称 | 明細に出てくる表記(カンマ区切り) | 想定される勘定科目
推測に自信がないところは、勘定科目に「?」をつけてください。
半角カナ・英語・支店名つきの表記が、店ごとに1行へまとまります。画像の例では8つの店に正しくまとまり、自信のない勘定科目には「?」がついています(半角の「?」で指示しても、印は全角の「?」で付くことがあります)。Claude自身も「実際に何を買ったかまではCSVからは分からない」と正直に補足してきます——ここから先が、人間の仕事です。
辞書の「?」は、AIには決められないという印です。1行ずつ、自分の会社の実態に合わせて勘定科目を決めます。この一手間が資産になります。来月からは、この辞書を貼るだけで同じ基準の仕分けが再現されるからです。
下の文章の【辞書】のところに、直し終えた辞書の表を貼り付けて送ります。
下の辞書に従って、統一CSVの各行に勘定科目を割り当てて、ダウンロードできるCSVにしてください。
ルール:
- 辞書にある店は、辞書のとおりに割り当てる
- 辞書にない店・自信がない行は、勘定科目を推測したうえで「確認」列に ★ をつける
- 返金・分割払いなど、金額の扱いに注意が要る行にも ★ をつける
- 金額の合計は計算しない(こちらで表計算ソフトを使って計算します)
- 行数を変えない。最後に「入力◯行 / 出力◯行」を書くこと
列:日付, カード会社, 店名, 金額, 勘定科目, 確認, 備考
【辞書】
(ここに、自分で直した辞書の表を貼り付ける)
全行に勘定科目が入り、確認が必要な行だけに★がつきます。表記がバラバラだった同じ店(半角カナ・英語・支店名つき)も、辞書のとおり同じ科目にそろいました。画像の例では、分割払いの行と返金の行の2つに★がつき、理由まで説明されています。
「★は◯件です」という数字も、鵜呑みにしないでください
このガイドを作る過程で、Claudeが★の行数を実際より少なく申告したことが一度ありました(行の中身は正しいのに、数え上げだけ間違えていました)。これが「合計や集計はAIにやらせない」と繰り返している理由です。★の数も、次のPartの表計算で数えます。
全部を見直す必要はありません。★がついた行——辞書にない店と、返金・分割払いのような金額の扱いに注意が要る行——だけを見て、確定させます。★になった店は辞書に追記しておくと、来月は★がさらに減ります。画像の例では、22行のうち確認が必要なのは2行だけです。実際の運用では、辞書にない新しい店が出るたびに★がつきますが、辞書を育てるほど減っていきます。
ダウンロードしたCSVをGoogleスプレッドシートやExcelで開き、集計は関数でやります。AIが出した合計は、検算に使うのではなく、そもそも使いません。
科目ごとの合計: =SUMIF(E:E, "消耗品費", D:D)
全体の合計: =SUM(D:D)
★の行数: =COUNTIF(F:F, "★")
返金の行は金額がマイナスのまま入っているので、SUMやSUMIFで自然に差し引かれます。
練習用CSVの答え合わせ
このガイドの練習用CSVで最後まで進めると、=SUM(D:D) は 68,435円、行数は22行になります。合わない場合は、途中のどこかで行が消えたか、返金がプラスになっています。
画像なし(例外)
この画面はお使いの表計算ソフトの画面で、Claudeの画面ではないため、画像を掲載していません。数式は上の枠からコピーできます。
正直に書いておきます。
・インボイス対応の判定——適格請求書発行事業者かどうかは、明細からは分かりません
・軽減税率が混ざる仕入——飲食料品を扱う業種は、この方法だけでは足りません
・仕訳の最終判断——勘定科目の正解は、業種と顧問税理士の方針で変わります
この方法は「税理士に渡す前の下ごしらえ」です。判断そのものを代わりにやるものではありません。
「入力◯行/出力◯行」が食い違ったときは、その出力を使わずに、「消えた行を特定して、備考に理由を書いて復元してください」と続けて送ってください。それでも合わなければ、そのCSVは手作業に戻すのが安全です。
ファイルが読み込めない、返事が途中で止まるなどのときは、Claudeのサポートページから問い合わせできます。
初回はここまでで終わりです。来月からは、新しい明細3つを添付 → 保存してある辞書を貼るだけで、 同じ品質の仕分けが数分で再現されます。辞書が育つほど★は減っていきます。
ただし、このやり方には1つだけ弱点があります。月末に、あなたが覚えていないと実行されないことです。 この作業に「毎月1日の朝」という出社時刻を与えて、あなたが忘れても自動で実行させる—— それが「AI社員」であり、その作り方を扱うのが下の講座です。
先に知っておいてください
スケジュール実行を含むCoworkは、Claudeの有料プラン(Pro以上)が必要です。 切り替えの手順は Claudeを有料プラン(Pro)にする方法 で案内しています。
「AIを社員として雇う」という考え方の全体像は、無料の教材 「AI社員と働く、1人会社の教科書」 へ。 ほかのガイドは 実践ガイド一覧 にあります。
このガイドは SUICS SCHOOL 実践ガイド の1本です / SUICS SCHOOL / お問い合わせ