完全無料 / サーバー代0円 / 約60分

LINE Harness
導入ガイド

完全無料でLINE公式アカウントを自動化する

🔍 画像は押すと大きく表示できます

これは何のガイド?

LINE Harness(ライン・ハーネス)を、何も持っていない状態からセットアップして、自分のLINE公式アカウントで使い始めるまでのガイドです。

LINE Harnessは、LINE公式アカウントの運用を自動化する無料のツールです。

ステップ配信(友だち追加した人に、決めた順番でメッセージを自動送信)
友だち管理・タグ付け
リッチメニューの切り替え
回答フォーム
誰がどのリンクから登録したかの計測

こうした機能が全部入りで、料金は0円です(オープンソース・MITライセンス)。自分のCloudflare(クラウドフレア)アカウントの上で動くので、月額費用もサーバー代もかかりません。

LINE Harnessの公式ページ
LINE Harnessの公式ページ
  1. 1LINEの友だちあなたの発信を受け取る人。
  2. 2あなたのLINE公式アカウント友だちとメッセージをやりとりするアカウント。
  3. 3LINE Harnessあなた専用の自動化サーバー。Cloudflare上で無料で動く。
  4. 4管理画面ブラウザで開く。

やらないとどうなる?

配信や友だち管理を手作業で続けるか、同じことができる有料ツールの月額費用を払い続けることになります。

所要時間の目安

約60分です。LINE公式アカウント・Cloudflareアカウント・Node.jsをすでに持っている方は、約20分で終わります。

すでに済んでいる方のスキップ条件

LINE公式アカウントを持っている(https://manager.line.biz/ にログインできる)→ Part 1 は飛ばしてOK
Cloudflareアカウントを持っている → Part 2 は飛ばしてOK
Node.jsが入っている(ターミナルnode -v と打って v20 以上が出る)→ Part 3 は飛ばしてOK

用意するもの

パソコン(MacでもWindowsでもOK)
スマートフォン(LINEアプリ入り。最後の動作確認で使います)
メールアドレス
クレジットカードまたは支払い方法(Part 2の途中で、Cloudflareの画像保存機能を有効にする際に登録が必要です)

無料の範囲について

このガイドの手順どおりに使う分には、料金は一切かかりません。クレジットカードの登録は「万一の上限超え」に備えたCloudflare側のルールで、実際に課金されるのは無料枠を超えたときだけです。

LINE Harness本体: 友だちの人数が5,000人を超えるまで無料(LINE Harness公式ページより)
Cloudflare R2(画像保存): 10GBまで無料
Cloudflare Workers(本体の稼働): 通常の個人・小規模事業の利用では無料枠の範囲に収まります

ここで登録する支払い方法は「保険」のようなものだとイメージしてください。詳しい手順は Part 2 手順8 で出てきます。

控えることになる5つの値(あとで出てきたら、ここに戻って確認できます)

手に入れたら、下の表の「✓」に印を付けていくと、迷子になりません(印刷して使う場合にも便利です)。

どこで手に入るかいつ使うか
Channel IDLINE Official Account Manager → 設定 → Messaging APIPart 5
チャネルシークレット上と同じページPart 5
チャネルアクセストークンLINE Developers Console → Messaging API設定タブPart 5
LINE LoginチャネルIDLINE Developers Console → 新規チャネル(LINEログイン)Part 6
LIFF IDLINE Loginチャネル → LIFFタブPart 6

Part 1 — LINE公式アカウントを作る

自分のLINE公式アカウントをまだ持っていない方のパートです。すでに持っていて https://manager.line.biz/ にログインできる方は、Part 2 に進んでください。(Part 1/9・目安ここまでで約10分)

⚠️ もし、今のアカウントで「あいさつメッセージ」や自動返信をすでに使っている場合は、Part 8で設定を変更する際にその内容が止まります。あとで詳しく説明しますので、今は気に留めておくだけで大丈夫です。

開設ページを開く

▼ ここを押すとLINE公式アカウントの開設ページが新しいタブで開きます

https://entry.line.biz/start/jp/

開くと、下の画像の画面が出ます。

LINE公式アカウントの開設ページ

手順1:開設ページを開く
手順1:開設ページを開く

「LINE公式アカウントをはじめる」を押す

上の画像で赤枠を付けた「LINE公式アカウントをはじめる」ボタンを押します。

画像なし(例外)

※ 押す場所は、手順1の画像に赤枠で示しています。

「メールアドレスで登録」を押す

LINEヤフーBusiness ID(ビジネスアイディー)の新規登録画面に移ります。画面にも書いてあるとおり「この先に進むにはビジネスIDが必要です」——LINE公式アカウントを管理するための無料のIDです。

登録方法は人によって異なります。緑の「LINEアカウントで登録」でも作れますが、このガイドは「メールアドレスで登録」の前提で進めます。

手順3:「メールアドレスで登録」を押す
手順3:「メールアドレスで登録」を押す

メールアドレスを入力する

「メールアドレスを入力してください。登録用のリンクをお送りします。」と表示されるので、メールアドレスの欄に自分のメールアドレスを入力します。

画像のメールアドレスは記入例です。ご自身のものを入力してください

手順4:メールアドレスを入力する
手順4:メールアドレスを入力する

「登録用のリンクを送信」を押し、届いたメールから登録を進める

「登録用のリンクを送信」ボタンを押すと、入力したメールアドレス宛に登録用のメールが届きます。メールの案内に沿って、次の順で進めます。

メールに書かれた登録用リンクを開く
名前とパスワードを登録
「LINE公式アカウントを作成」のフォームで、アカウント名・業種などを入力
アカウント名は、お店やサービスの名前でOKです(あとから友だちに表示される名前です)

画像なし(例外)

※ この先はメール画面・登録後の画面のため、画像はありません。画面の案内どおりに進めば大丈夫です。

管理画面に入れたことを確認する

登録が終わると、LINE公式アカウントの管理画面(LINE Official Account Manager)に入れるようになります。

▼ ここを押すと管理画面が新しいタブで開きます

https://manager.line.biz/

この「アカウントリスト」に自分のアカウントが表示されていれば、Part 1 は完了です。

管理画面のアカウントリスト。画像ではアカウント名などをぼかしています

手順6:管理画面に入れたことを確認する
手順6:管理画面に入れたことを確認する

Part 2 — Cloudflareアカウントを作る

LINE Harnessの本体が動く場所(サーバー)になる、Cloudflareの無料アカウントを作ります。すでに持っている方は Part 3 へ。(Part 2/9・目安ここまでで約15分)

サインアップページを開く

▼ ここを押すとCloudflareの登録ページが新しいタブで開きます

https://dash.cloudflare.com/sign-up

画像なし(例外)

※ この手順は上のアドレスを開くだけのため、画像はありません。開いた画面は、次の手順8の画像で確認できます。

メールアドレスとパスワードを入力する

この画面は英語ですが、入力するのは2つだけです。

Email: メールアドレス
Password: 新しく決めるパスワード(画面の案内どおり、8文字以上・数字1つ以上・記号1つ以上)

「Continue with Google」でGoogleアカウントから作ることもできます(人によって異なります)。このガイドはメールアドレスで登録する前提で進めます。

手順8:メールアドレスとパスワードを入力する
手順8:メールアドレスとパスワードを入力する

「Sign up」を押す

画面の「私はロボットではありません」にチェックを入れてから、「Sign up」を押します。

手順9:「Sign up」を押す
手順9:「Sign up」を押す

確認メールのリンクを押して有効化する

登録したメールアドレスに、Cloudflareから確認メールが届きます。メール内の確認ボタン(Verify email)を押せば、アカウント作成は完了です。

画像なし(例外)

※ メール画面のため画像はありません。もし、メールが見当たらないときは、迷惑メールフォルダも確認してください。

Part 3 — Node.jsを入れる

セットアップコマンドを動かすための道具、Node.js(ノードジェイエス)をパソコンに入れます。すでに入っている方(node -v で v20 以上が出る方)は Part 4 へ。(Part 3/9・目安ここまでで約20分)

ダウンロードページを開く

▼ ここを押すとNode.jsのダウンロードページが新しいタブで開きます

https://nodejs.org/ja

画像なし(例外)

※ この手順は上のアドレスを開くだけのため、画像はありません。開いた画面は、次の手順12の画像で確認できます。

「Node.js®を入手」を押す

緑色の「Node.js®を入手」ボタンを押して、ダウンロードページからインストーラをダウンロードします。「LTS版」と書かれているものが安定版です。

手順12:「Node.js®を入手」を押す
手順12:「Node.js®を入手」を押す

インストーラを実行する

ダウンロードしたファイルを開き、画面の案内どおり「続ける」(Windowsは「Next」)を押していけばインストール完了です。設定を変える必要はありません。

画像なし(例外)

※ パソコンのインストール画面のため画像はありません。

ターミナルを開く

ここから「ターミナル」という黒い画面を使います。コマンド(命令文)をコピーして貼り付けるだけなので、難しい操作はありません。

Mac: 画面右上の虫めがね(Spotlight)を押して「ターミナル」と入力し、Enter
Windows: スタートボタンを押して「PowerShell」と入力し、Enter

画像なし(例外)

※ パソコンの画面のため、画像はありません。

Node.jsが入ったか確認する

ターミナルに次をコピーして貼り付け、Enterを押します。

node -v

v22.18.0 のように「v」から始まる数字が出ればOKです(20以上であれば大丈夫です)。

もし、「コマンドが見つかりません」と出るときは

ターミナルを一度閉じて開き直してから、もう一度試してください。

画像なし(例外)

※ ターミナルの画面のため、画像はありません。

Part 4 — セットアップコマンドを実行する

ここが本番です。コマンドを1つ実行すると、あとは画面の質問に答えていくだけで、LINE Harnessが自動で組み上がります。(Part 4/9・目安ここまでで約30分)

途中でわからなくなっても大丈夫——ターミナルに毎回、次にやることの道順が表示されます。もし途中でエラーが出て止まってしまっても、同じコマンド(npx create-line-harness)をもう一度実行すれば、終わったところは自動で飛ばして続きから再開できます。壊れる心配はありません。

セットアップコマンドを実行する

ターミナルに次をコピーして貼り付け、Enterを押します(画面の見た目はMacとWindowsで少し異なりますが、コマンドはどちらも同じです)。

npx create-line-harness

もし、Ok to proceed? (y) と聞かれたら

y を入力してEnterを押してください(初回だけ表示される、ダウンロードの確認です)。

画像なし(例外)

※ ターミナルの画面のため、画像はありません。

Cloudflareにログインする

ターミナルに次が表示され、ブラウザが自動で開きます。

ブラウザが開きます。Cloudflare にログインしてください。

Part 2 で作ったアカウント(メールアドレスとパスワード、またはGoogle)でログインします。

自動で開くCloudflareのログイン画面

手順17:Cloudflareにログインする
手順17:Cloudflareにログインする

「Authorize」を押して許可する

ログインすると、「Wrangler wants to access your account」(Wranglerがあなたのアカウントへのアクセスを求めています)という英語の確認画面が出ます。

Wrangler(ラングラー)とは、いまターミナルで動いている、このセットアップを代行してくれるCloudflare公式のツールの名前です。あなた自身がログインしてCloudflareに許可を出す操作なので、安全に進めて大丈夫です。青い「Authorize」(許可)ボタンを押してください。

ターミナルに「Cloudflare ログイン完了」と出れば成功です。ブラウザのタブは閉じてOKです。

手順18:「Authorize」を押して許可する
手順18:「Authorize」を押して許可する

もし、追加の質問が出たら

人によっては、ここで次の質問が出ます(出なければそのまま次へ進んでください)。

「使用する Cloudflare アカウントを選択してください」→ 自分のアカウントを矢印キーで選んでEnter
「workers.dev サブドメイン名」→ あなたのシステムのURLの一部になる名前です。特に決まっていない方は、自分の屋号やサービス名を英小文字で入力してOKです。もし、「workers.dev サブドメインは全世界で早い者勝ちです。別の名前を入力してください。」と出たら、別の名前に変えて再入力します

画像なし(例外)

※ ターミナルの画面のため、画像はありません。

R2(画像保存機能)を有効化する

ターミナルに、次の案内が表示されます。

═══ Step 1. Cloudflare 設定 ═══

R2 Object Storage の有効化(10GB まで無料)

https://www.cloudflare.com/ja-jp/ にアクセス
→ ログイン
→ サイドメニュー「Storage & Databases」
→ R2 Object Storage
→ Overview
→ クレジット&個人情報を登録

完了したら Enter を押してください

R2(アールツー)は、リッチメニューなどの画像を保存する場所です。画面にも書いてあるとおり「10GB まで無料」ですが、有効化にはクレジットカードなど支払い方法の登録が必要です。

Cloudflareのダッシュボードは日本語で表示されるので、道順は「サイドメニューのストレージとデータベースR2 オブジェクトストレージ概要」と読み替えてください(ターミナルの案内は英語メニュー名ですが、同じ場所です)。

案内の道順どおりに登録を済ませたら、ターミナルに戻ってEnterを押します。

画像ではアカウント情報などをぼかしています

手順20:R2(画像保存機能)を有効化する
手順20:R2(画像保存機能)を有効化する

プロジェクト名を入力する

プロジェクト名(Worker と D1 の名前に使われます)

特に決まっていない方は、そのままEnterでOKです(自動で line-harness という名前になります)。自分で決める場合は、英小文字・数字・ハイフンだけが使えます(例: my-line-bot)。

画像なし(例外)

※ ターミナルの画面のため、画像はありません。

Part 5 — Messaging APIチャネル情報を入力する

ここからは、ターミナルとブラウザを行き来しながら、LINE側の「鍵」を3つ取ってきて入力します。ターミナルにも毎回同じ道順が表示されるので、迷子になりません。(Part 5/9・目安ここまでで約40分)

管理画面の設定から「Messaging API」を開く

ターミナルに次の道順が表示されます。

═══ Step 2. Messaging API チャネル設定 ═══

■ Step 2-1. Channel ID 取得

https://manager.line.biz/ にアクセス
→ アカウント選択
→ 右上の歯車アイコンの設定
→ サイドメニュー「Messaging API」
→ プロバイダーを作成
→ Channel ID

ブラウザでLINE公式アカウントの管理画面(https://manager.line.biz/)を開いて自分のアカウントを選び、右上の「設定」を押します。左のサイドメニューに「Messaging API」があるので、それを押します。

画像ではアカウント名などをぼかしています

手順22:管理画面の設定から「Messaging API」を開く
手順22:管理画面の設定から「Messaging API」を開く

プロバイダーを作成してChannel IDを控える

Messaging APIのページで、画面の案内に沿ってプロバイダーを作成します。もし、「プロバイダー名」を聞かれたら、会社名・屋号・自分の名前などを入力してOKです。

作成が終わるとステータスが「利用中」になり、「Channel情報」にChannel ID(数字の列)とChannel secretが表示されます。Channel IDを「コピー」ボタンで控えます。

※ プロバイダー作成の途中画面は、すでに設定済みの環境で撮影したため画像がありません。画面とターミナルの案内どおりに進めば大丈夫です。

設定完了後の画面です。画像では値をぼかしていますが、ご自身の画面には実際の値が表示されます

手順23:プロバイダーを作成してChannel IDを控える
手順23:プロバイダーを作成してChannel IDを控える

Channel IDをターミナルに入力する

Channel ID(数字)

控えた数字を貼り付けてEnterを押します。

画像なし(例外)

※ ターミナルの画面のため、画像はありません。

チャネルシークレットを入力する

■ Step 2-2. Channel Secret 取得
※ Step 2-1 で Channel ID を取得した際、Channel Secret も同じページに表示されています

チャネルシークレット(英数字)

画面にも書いてあるとおり、さっきChannel IDを見たのと同じページに「Channel Secret」(英数字の列)が表示されています。コピーして貼り付け、Enterを押します。

⚠️ チャネルシークレットは、あなたのアカウントを操作できる大事な鍵です

もし他人に知られると、あなたのLINE公式アカウントから勝手にメッセージを送信されたり、設定を変更されたりする可能性があります。他人に見せたり、SNSやチャットに貼ったりしないでください。

画像なし(例外)

※ ターミナルの画面のため、画像はありません。

チャネルアクセストークンを発行して入力する

■ Step 2-3. チャネルアクセストークン取得

https://developers.line.biz/console/ にアクセス
→ Step 2 で設定したプロバイダーを選択
→ Messaging API チャネル
→ 「Messaging API設定」タブ
→ チャネルアクセストークンを発行

チャネルアクセストークン(長期)

今度はLINE Developers Console(開発者向けの管理画面)を開きます。ログインは、Part 1 で作ったのと同じLINEヤフーBusiness IDでできます。

道順どおりに「Messaging API設定」タブの一番下へ進むと、「チャネルアクセストークン」の欄に「チャネルアクセストークン(長期)」と「発行」ボタンがあります。「発行」を押し、表示された長い文字列をコピーして、ターミナルに貼り付けてEnterを押します。

⚠️ このトークンも大事な鍵です

もし他人に知られると、あなたのアカウントから友だち全員にメッセージが送れてしまいます。扱いはチャネルシークレットと同じく慎重に。

「Messaging API設定」タブの一番下にあります。画像ではチャネル名などをぼかしています

手順26:チャネルアクセストークンを発行して入力する
手順26:チャネルアクセストークンを発行して入力する

Part 6 — LINE LoginチャネルとLIFFを作る

LINE Harnessの一番の売りである「誰がどこから友だち追加したか」の計測に必要な部品を2つ作ります。ここが唯一、少し手数のあるパートです。ターミナルの道順を見ながら、ゆっくり進めば大丈夫です。(Part 6/9・目安ここまでで約50分。ここを越えれば、あとは自動処理と仕上げの確認だけです)

LINE Loginチャネルを作る

═══ Step 3. LINE Login チャネル設定 ═══

■ Step 3-1. チャネル ID 取得

https://developers.line.biz/console/ にアクセス
→ Step 2 で設定したプロバイダーを選択
→ 新規チャネル作成
→ LINE ログイン
→ 基本情報設定
→ チャネル ID

LINE Developers Consoleで、さっきのプロバイダーのページにある「新規チャネル作成」を押します。「チャネルの種類を選択してください」と出るので、「LINEログイン」を選びます。

作成フォームのチャネル名は、わかりやすい名前(例: 自分のサービス名+login)でOKです。

画像ではプロバイダー名をぼかしています

手順27:LINE Loginチャネルを作る
手順27:LINE Loginチャネルを作る

チャネルIDを控えて、ターミナルに入力する

作成すると「基本情報」の「チャネルID」に数字が表示されるので、控えます。

チャネル ID(数字)

控えた数字を貼り付けてEnterを押します。Part 5 で入力したMessaging APIのChannel IDとは別の数字なので、間違えないよう注意してください(ターミナルにも「Messaging API とは別」と表示されます)。

画像では値をぼかしています。ご自身の画面には実際の数字が表示されます

手順28:チャネルIDを控えて、ターミナルに入力する
手順28:チャネルIDを控えて、ターミナルに入力する

LIFFタブで「追加」を押す

■ Step 3-2. LIFF ID 取得

https://developers.line.biz/console/ にアクセス
→ Step 2 で設定したプロバイダーを選択
→ LINE ログインチャネル
→ 「LIFF」タブ
→ 追加
→ LIFF アプリ名: 任意記入
→ サイズ: Full
→ エンドポイント URL: https://example.com(後で変更します)
→ Scope: openid, profile, chat_message.write
→ 友だち追加オプション: On (Aggressive)
→ LIFF ID をコピー

注意: LIFF アプリを「公開済み」にしてください(開発中だと動きません)

いま作ったLINE Loginチャネルの「LIFF」タブを開き、「追加」ボタンを押します。

画面に「新規にLIFFアプリを作成する場合はLINEミニアプリでの作成を推奨しています」という案内が表示されますが、LINE Harnessでは、ターミナルの道順どおりこの「追加」からLIFFアプリを作ればOKです。

手順29:LIFFタブで「追加」を押す
手順29:LIFFタブで「追加」を押す

フォームを入力してLIFFアプリを追加する

「LIFFアプリを追加」のフォームが開きます(「すべての項目が必須です。」と表示されます)。道順のとおりに入力します。

LIFFアプリ名: 好きな名前でOK
サイズ: Full を選ぶ
エンドポイントURL: いったん https://example.com と入力します(あとの手順で本物のURLに変更します)
Scope: openid・profile・chat_message.write の3つにチェック
友だち追加オプション: On (Aggressive) を選ぶ

chat_message.writeにチェックを入れると「「chat_message.write」スコープを有効にしますか?」という確認が出るので、「有効化」を押します。

入力できたら、フォーム下部の「追加」ボタンを押して作成します。作成後、画面にも書いてあるとおり、LIFFアプリを「開発中」から「公開済み」に切り替えるのを忘れずに。

入力例の状態です

手順30:フォームを入力してLIFFアプリを追加する
手順30:フォームを入力してLIFFアプリを追加する

LIFF IDを入力する

LIFF ID

作成したLIFFアプリに表示されている「LIFF ID」(「チャネルID-ランダム文字列」の形。例: 2009554425-4IMBmLQ9)をコピーして、ターミナルに貼り付けEnterを押します。

画像なし(例外)

※ ターミナルの画面のため、画像はありません。

Part 7 — 自動デプロイ完了まで

入力はここまで。あとはLINE Harnessが自動で組み上がるのを見守ります。(Part 7/9・目安ここまでで約53分)

自動処理を待つ

ターミナルに次のような進行表示が流れます。数分かかることがあります(目安です)。

D1 データベース作成完了
R2 バケット作成完了
Worker デプロイ完了: https://<あなたのURL>.workers.dev
Admin UI デプロイ完了: https://<あなたの管理画面>.pages.dev

画像なし(例外)

※ ターミナルの画面のため、画像はありません。

もし、MCP設定を聞かれたら

MCP 設定を .mcp.json に追加しますか?(Claude Code / Cursor 用)

Claude CodeやCursorといったAIツールからLINE Harnessを操作したい方は「Yes」、使っていない方・わからない方は「No」でOKです(あとから追加できます)。

画像なし(例外)

※ ターミナルの画面のため、画像はありません。

セットアップ完了画面を確認する

完了すると、ターミナルに「セットアップ完了!」と、仕上げにやること①〜⑥の案内が表示されます。

① LINE 応答設定を変更してください:
   → LINE Official Account Manager → 設定 → 応答設定
   チャット:             オフ
   あいさつメッセージ:   オフ
   Webhook:              オン
   応答メッセージ:       オフ

② Webhook URL を設定してください:
   https://<あなたのWorker URL>/webhook
   → LINE Official Account Manager → 設定 → Messaging API
   → Webhook URL に貼り付け → 「Webhookの利用」を ON にする

③ LINE Login チャネルの設定:
   → LINE Developers Console → LINE Login チャネル
   a. 「リンクされたLINE公式アカウント」で公式アカウントを選択
   b. 「友だち追加オプション」を On (aggressive) に設定
   c. Callback URL を登録(必須・PC 経由の友だち追加に必要):
      → 「LINEログイン設定」タブを開く
      → 「ウェブアプリでLINEログインを利用する」を ON
      → 「Callback URL」に以下を貼り付け:
        https://<あなたのWorker URL>/auth/callback
      ※ スマホからの友だち追加は LIFF 経由なのでこの設定が無くても動きます。
         PC から QR を踏むと "Invalid redirect_uri" で silent fail します。

④ LIFF エンドポイント URL を更新してください:
   https://<あなたのWorker URL>?liffId=<あなたのLIFF ID>
   → LINE Developers Console → LINE Login チャネル → LIFF
   → エンドポイント URL を上記 URL に変更(?liffId= 必須)

⑤ 友だち追加 URL(この URL を共有してください):
   https://<あなたのWorker URL>/auth/line?ref=setup
   → QR で直追加ではなくこの URL 経由で追加してもらう

⑥ 管理画面:
   https://<あなたの管理画面 URL>

API Key:
   <自動生成された64文字>
   → この値は再表示できません。安全な場所に保存してください

この画面は消さずに残しておいてください。次のPartで、この①〜④を順番に実行します。

画像なし(例外)

※ ターミナルの画面のため、画像はありません。

API Keyを安全な場所に保存する

完了画面の一番下に「API Key」という64文字の英数字が表示されています。管理画面へのログインに使う、あなた専用の鍵です。

画面にも書いてあるとおり「この値は再表示できません」。メモアプリやパスワード管理ツールに、今すぐコピーして保存してください。

⚠️ この値も、他人に知られると管理画面から友だち情報やメッセージ配信を操作されてしまう大事な鍵です

チャネルシークレットやアクセストークンと同じく、慎重に扱ってください。

画像なし(例外)

※ ターミナルの画面のため、画像はありません。

Part 8 — 仕上げの4設定

ターミナルの完了案内①〜④を、上から順に実行します。全部ブラウザ側の操作です。ここを飛ばすとメッセージの自動応答が動かないので、必ず最後までやりましょう。(Part 8/9・目安ここまでで約57分)

① LINEの応答設定を変更する

① LINE 応答設定を変更してください:
   → LINE Official Account Manager → 設定 → 応答設定
   チャット:             オフ
   あいさつメッセージ:   オフ
   Webhook:              オン
   応答メッセージ:       オフ

⚠️ もし、今のLINE公式アカウントで「あいさつメッセージ」や「応答メッセージ」による自動返信をすでに使っている場合、この設定でそれらは止まります

止まる内容に心当たりがある方は、切り替える前に今の設定内容をスクリーンショットなどで控えておくと安心です(あとで元に戻すこともできます)。ここから先はLINE Harness側が自動応答を担当します。

LINE公式アカウントの管理画面(https://manager.line.biz/)で「設定」→「応答設定」を開き、「応答機能」にある4つのスイッチを案内どおりに切り替えます。

切り替え後の完成形です。この状態になっていればOKです

手順36:① LINEの応答設定を変更する
手順36:① LINEの応答設定を変更する

② Webhook URLを設定する

② Webhook URL を設定してください:
   https://<あなたのWorker URL>/webhook
   → LINE Official Account Manager → 設定 → Messaging API
   → Webhook URL に貼り付け → 「Webhookの利用」を ON にする

ターミナルに表示されている、あなた専用のWebhook URL(/webhook で終わるURL)をコピーして、管理画面の「設定」→「Messaging API」の「Webhook URL」に貼り付けて「保存」し、「Webhookの利用」をONにします。

手順22で開いたのと同じMessaging APIのページです。画像では設定値をぼかしています

手順37:② Webhook URLを設定する
手順37:② Webhook URLを設定する

③ LINE Loginチャネルの3つの設定

③ LINE Login チャネルの設定:
   → LINE Developers Console → LINE Login チャネル
   a. 「リンクされたLINE公式アカウント」で公式アカウントを選択
   b. 「友だち追加オプション」を On (aggressive) に設定
   c. Callback URL を登録(必須・PC 経由の友だち追加に必要):
      → 「LINEログイン設定」タブを開く
      → 「ウェブアプリでLINEログインを利用する」を ON
      → 「Callback URL」に以下を貼り付け:
        https://<あなたのWorker URL>/auth/callback
      ※ スマホからの友だち追加は LIFF 経由なのでこの設定が無くても動きます。
         PC から QR を踏むと "Invalid redirect_uri" で silent fail します。

LINE Developers ConsoleのLINE Loginチャネルで、次の3つを設定します。

a. 「リンクされたLINE公式アカウント」で、自分の公式アカウントを選ぶ
b. 「友だち追加オプション」を On (aggressive) にする
c. 「LINEログイン設定」タブで「ウェブアプリでLINEログインを利用する」をONにし、「コールバックURL」にターミナル表示のURL(/auth/callback で終わるURL)を貼り付ける

⚠️ cのコールバックURL(ターミナルの表示では「Callback URL」)は忘れやすい設定です

ターミナルにも書いてあるとおり、スマホからの友だち追加はこの設定がなくても動いてしまうため、「スマホで試したら動いたからOK」と思っていると、PCから登録しようとした人だけが失敗する状態になります。必ず設定してください。

「LINEログイン設定」タブの画面です

手順38:③ LINE Loginチャネルの3つの設定
手順38:③ LINE Loginチャネルの3つの設定

④ LIFFのエンドポイントURLを更新する

④ LIFF エンドポイント URL を更新してください:
   https://<あなたのWorker URL>?liffId=<あなたのLIFF ID>
   → LINE Developers Console → LINE Login チャネル → LIFF
   → エンドポイント URL を上記 URL に変更(?liffId= 必須)

手順30で https://example.com と仮置きしたエンドポイントURLを、ターミナルに表示されている本物のURLに差し替えます。LIFFタブで自分のLIFFアプリを開き、「エンドポイントURL」の行の「編集」を押して、URLの後ろの ?liffId=... の部分まで含めて、そのままコピーして貼り付けてください。

画像では値をぼかしています。この画面例は別の設定のLIFFアプリなので、サイズやScopeの表示がご自身と違っていても問題ありません

手順39:④ LIFFのエンドポイントURLを更新する
手順39:④ LIFFのエンドポイントURLを更新する

Part 9 — 動作確認

最後に、ちゃんと動いているかを確かめます。スマホを用意してください。(Part 9/9・目安ここまでで約59分。あと少しです)

友だち追加URLから自分を友だち追加する

ターミナルの完了案内⑤に表示されている友だち追加URL(/auth/line?ref=setup で終わるURL)を、スマホのLINEで開き、自分の公式アカウントを友だち追加します。

ターミナルにも書いてあるとおり、QRコードで直接追加するのではなく、このURL経由で追加するのがLINE Harnessの流儀です(誰がどこから来たかを計測できるのがこのURLの役目です)。

自分のスマホにURLを送る方法は何でもOKです(自分宛てのメール、メモの同期など)。

画像なし(例外)

※ スマホの画面のため、画像はありません。

管理画面にログインする

パソコンのブラウザで、完了案内⑥の管理画面URL(.pages.dev で終わるURL)を開きます。

ログイン画面が出たら、手順35で保存したAPI Keyを貼り付けてログインします。

画像なし(例外)

※ ログイン後の画面のため画像はありません。

友だち一覧に自分が表示されていれば完了

管理画面の「友だち」ページを開き、さっき友だち追加した自分のLINEアカウントが表示されていれば——セットアップは全て完了です。おつかれさまでした 🎉

これで、ステップ配信・タグ付け・フォームなどの全機能が使える状態になっています。

画像なし(例外)

※ ログイン後の画面のため画像はありません。

次の一歩

セットアップが終わったら、まず試してほしいのはこの2つです。

ステップ配信を1通作ってみる: 友だち追加した人に自動で送られるメッセージです。 管理画面の「シナリオ」(Scenario)から作れます
リッチメニューを設定する: トーク画面の下に表示されるメニューです。 管理画面の「リッチメニュー」から画像を登録できます

くわしい作り方は、下のWikiの「Scenarios」「Rich Menus」のページにまとまっています。

もし、つまずいたら

セットアップの途中で失敗しても、大丈夫です。ターミナルにも表示されるとおり—— 「セットアップが失敗しました。修正後に同じコマンドを再実行すれば、続きから再開できます。」 もう一度 npx create-line-harness を実行すれば、済んだところは飛ばして続きから始まります

友だち追加しても管理画面に出てこないときは、手順36(Webhookオン)と手順37(Webhook URL)を見直してください

PCからの友だち追加だけ失敗するときは、手順38-c(コールバックURL)を見直してください

まずは下のWikiで、同じ症状が載っていないか検索してみてください。それでも解決しない場合は、 GitHub Issues(ふぐあい報告の掲示板)で質問できます。 「Issue」は、プログラム用語に詳しくなくても大丈夫です。次の3行を書けば伝わります。

1. 何をしようとしていたか(例: 手順37でWebhook URLを設定しようとしていた)
2. 何が起きたか(例: 保存を押してもエラーが出る)
3. ターミナルやブラウザに出ているエラーメッセージ(あれば、そのままコピーして貼り付け)

▼ まずはこちらで検索(公式の詳しい説明書・Wiki)

https://github.com/Shudesu/line-harness-oss/wiki

▼ 解決しないときはこちら(GitHub Issues・質問・不具合報告)

https://github.com/Shudesu/line-harness-oss/issues

今後のアップデート

LINE Harnessは更新が続いています。新しいバージョンが出たら、ターミナルで次を実行するだけで更新できます。

npx create-line-harness update