居酒屋 LINE活用 実践ガイド

LINEで、前日の人数確認を
自動で送る

忘年会・宴会の日程を作り、前日18時に人数を確認するメッセージが自動で届くところまで。
全12手順・実際の画面写真つき。所要15分・無料です。

🔍 画像は押すと大きく表示できます

このガイドは何のためのものか

宴会・忘年会の予約が入ったあと、前日に幹事さんへ「人数に変更はありませんか」と自動でメッセージを送るためのガイドです。使うのは LINE Harness(ライン・ハーネス)という道具の、管理画面の「イベント予約」のところです。

やることは3つです。宴会の日程を作る、前日リマインダの文章を決める、返信がどこに届くかを確かめる。ここまでを12手順で扱います。

このガイドは2026年8月17日に、実際にスマートフォンのLINEから予約を1件送信し、承認して確定通知が届くところまで確認しています。

なぜ、前日の人数確認が効くのか

宴会の予約は、当日までに人数が動きます。「10名で」と受けた予約が、当日の夕方に「8名になりました」と変わるのは日常です。仕込みは人数ぶん進めてしまっているので、その差はそのまま損になります。

前日のうちに人数を確定できれば、仕入れの数字を合わせられます。電話で確認しようとしても、幹事さんは日中働いていて出られないことが多く、つながらないまま当日を迎えることになりがちです。LINEでのメッセージなら、幹事さんの都合のよいタイミングで返信してもらえます。

送信時刻は、前日18時に固定です

このあと手順9で見るとおり、前日リマインダの送信時刻は前日18:00 JST に固定で、時間を選ぶことはできません。

ただしこれは不便な制約ではありません。18時は、多くのお店で仕込みの手を止めずに済む時間帯で、深夜や早朝にメッセージが飛ぶ心配もありません。「人数を前日までに確定させる」という目的には、この固定時刻のままで十分です。

返信は「個別チャット」に届きます。見る習慣とセットにしてください

前日リマインダに幹事さんが返信すると、その内容は管理画面の「個別チャット」に、そのお客様とのやりとりとして届きます。自動で仕入れの数字が変わるわけではなく、返信を見て、人が数字を直すという形です。

届いたことに気づかなければ、前日に確認する意味がなくなってしまいます。「1日1回、この時間に見る」と先に決めておくことをおすすめします(手順12)。

所要時間の目安

15分ほどです。前日リマインダに入れる文章を先に決めておくと、さらに早く終わります。

用意するもの

LINE Harnessの管理画面にログインできる状態(まだの方は 導入のガイド をご覧ください)
宴会・忘年会の日程(日付と開始・終了の時間)
前日リマインダに入れたい一言(このガイドの文例をそのまま使ってもかまいません)
パソコンの画面で進めるのがおすすめです

この道具を作っているのはSUICSではありません

ここで使う LINE Harness は、第三者が開発・公開しているオープンソースの道具です。SUICSは開発元ではありません。このガイドは、それを使う側の立場で操作した記録です。

道具そのものの不具合や仕様についてのご質問は、開発元のGitHub Issues が窓口になります。

お金はかかりません

LINE Harnessの利用料はかかりません。このガイドも無料で最後まで読めます。

Part 1 宴会の予定を、イベントとして作る

左のメニューを下まで送って、「予約」の中の「イベント予約」を開く

LINE Harnessの管理画面を開いて、左に並んでいるメニューを下のほうまで送ります。「予約」という見出しがあり、その下に「予約管理」「メニュー」「スタッフ」「イベント予約」の4つが並んでいます。その中の「イベント予約」を押します。ここで、忘年会や宴会など、日時を決めて受ける予約を作ります。

手順1:左のメニューを下まで送って、「予約」の中の「イベント予約」を開く
手順1:左のメニューを下まで送って、「予約」の中の「イベント予約」を開く

右上の「+ 新しいイベント」を押す

「イベント一覧」の画面が開きます。上に「日時を指定したイベントを作成し、LIFF 経由で友だちに予約してもらえます」と説明があります。右上の「+ 新しいイベント」を押すと、入力の画面が開きます。

手順2:右上の「+ 新しいイベント」を押す
手順2:右上の「+ 新しいイベント」を押す

「イベント名」に、宴会の名前を入れる

「新規イベント作成」の画面が開きます。上に「まず「概要」を保存するとイベントが作成されます」と説明があります。赤い「*」が付いている「イベント名」に、宴会の名前を入れます。「開催場所」「会場 URL」「イベント画像」「イベント詳細」は、このガイドでは空のままで進めます。

イベント名:忘年会のご予約

特に決まっていない方へ

「開催場所」にお店の名前を入れておくと、お客様の予約画面にも表示されます。「イベント詳細」には、お客様への一言を書けます。このガイドでは空のまま進みますが、「今年もお世話になりました」のような一言を入れておくとお客様に伝わりやすくなります。

手順3:「イベント名」に、宴会の名前を入れる
手順3:「イベント名」に、宴会の名前を入れる

右下の「イベントを作成」を押す

入力の画面をいちばん下まで送ると、「イベントを作成」ボタンがあります。これを押すと、イベントが作成されます。下に「保存するとイベントが作成され、予約枠タブに進みます」と説明があるとおり、次は自動で「予約枠」のタブに近い画面へ進みます。

手順4:右下の「イベントを作成」を押す
手順4:右下の「イベントを作成」を押す

Part 2 お客様が選べる日程を作る

「2. 予約枠」のタブを開く

イベントを作成すると、「イベント編集」の画面になります。上に「1. 概要」「2. 予約枠」「3. 公開設定」の3つのタブが並んでいます。「2. 予約枠」を押します。ここで、お客様が選べる日時を作ります。

もし、タブを押しても切り替わらないときは

画面の反応が一瞬遅れることがあります。切り替わらなかったときは、もう一度同じタブを押してください。

手順5:「2. 予約枠」のタブを開く
手順5:「2. 予約枠」のタブを開く

「日付」「開始」「終了」を、宴会の予定に合わせて入れる

「+ 枠を追加」を押すと、「予約枠を追加」という小さな画面が開きます。「日付(JST)」「開始」「終了」「定員(空欄=無制限)」の4つの欄があります。このうち「定員」は空欄のままで進めます。空欄だと人数の上限なしで予約を受けられます。

日付(JST):2026/12/04
開始:18:00
終了:20:00

この手順では日程を1つだけ作っていますが、同じ「+ 枠を追加」を繰り返せば、営業日ぶんの日程をいくつでも足せます。まとめて作りたいときは、隣の「📅 一括追加」から曜日と期間を指定してもできます。

手順6:「日付」「開始」「終了」を、宴会の予定に合わせて入れる
手順6:「日付」「開始」「終了」を、宴会の予定に合わせて入れる

「追加」を押す

小さな画面の右下にある「追加」を押します。押すと一覧に戻り、いま作った日程が「日時」「定員」「予約数」「状態」の列で表示されます。状態が「有効」になっていれば、お客様の画面にこの日時が表示されます。

手順7:「追加」を押す
手順7:「追加」を押す

Part 3 前日リマインダを設定する

「3. 公開設定」のタブを開く

「1. 概要」「2. 予約枠」の右にある「3. 公開設定」を押します。ここで、前日の人数確認を自動で送る設定をします。

手順8:「3. 公開設定」のタブを開く
手順8:「3. 公開設定」のタブを開く

「前日リマインダ」に、最初からチェックが入っていることを確かめる

「承認制」「キャンセル期限(友だち側)」の下に「前日リマインダ」があります。このガイドで新しくイベントを作った場合、ここには<strong>最初からチェックが入っています</strong>。その下に「前日 18:00 JST に LINE で通知」と書かれています。この時刻は選べません。前日の18時に固定です。

時刻を選べないのは、むしろ都合がよい理由

18時は、仕込みの手を止めずに済む時間帯です。深夜や早朝に自動のメッセージが届く心配もありません。「送る時刻を選べたらいいのに」と思う必要はなく、この固定時刻のままで、前日の人数確認という目的には十分です。

手順9:「前日リマインダ」に、最初からチェックが入っていることを確かめる
手順9:「前日リマインダ」に、最初からチェックが入っていることを確かめる

「🔔 リマインドメッセージへの追記」に、人数を聞く文章を入れる

少し下に「予約者向けカスタムメッセージ」という見出しがあります。その中の「🔔 リマインドメッセージへの追記」に、前日リマインダの本文の続きとして送りたい文章を入れます。2,000字まで入ります。

明日のご予約、ありがとうございます。
当日の人数が変わっていましたら、このメッセージにそのまま返信してください。
前日のこの時間までにいただけると、仕入れを合わせられます。
変更がなければ、このままお待ちしております。

この文章がいちばん大事です

「このメッセージにそのまま返信してください」という一文を必ず入れてください。お客様が迷わず返信できるかどうかは、この一言があるかどうかで決まります。返信は、次の手順で見る「個別チャット」に届きます。

手順10:「🔔 リマインドメッセージへの追記」に、人数を聞く文章を入れる
手順10:「🔔 リマインドメッセージへの追記」に、人数を聞く文章を入れる

右下の「公開設定を保存」を押す

入力の画面をいちばん下まで送ると、「下書き」「公開する」の2つと、その右に「公開設定を保存」ボタンがあります。公開状態は「下書き」のままで、まず保存します。「下書き」のままだと、お客様には見えません。実際にお客様へ案内するときに「公開する」へ切り替えます。

「下書き」の状態でも、この画面での設定(前日リマインダの文章など)は保存されます。「公開する」への切り替えは、実際にお客様へ案内する準備ができてからで大丈夫です。

手順11:右下の「公開設定を保存」を押す
手順11:右下の「公開設定を保存」を押す

Part 4 返信の届く場所を確かめる

幹事さんからの返信は、「個別チャット」に届く

左のメニューの上のほうにある「個別チャット」を押すと、お客様お一人お一人とのやりとりが並んでいます。前日リマインダへの返信も、ここに個別のメッセージとして届きます。予約が増えてくると、ここを見る習慣が必要になります。

見る習慣を、先に決めておく

「1日1回、夕方の仕込み前に見る」のように、見るタイミングを先に決めておくと取りこぼしにくくなります。前日18時に届いた返信を、当日の朝まで見ないと、仕入れの数字を直す時間がなくなってしまいます。

手順12:幹事さんからの返信は、「個別チャット」に届く
手順12:幹事さんからの返信は、「個別チャット」に届く

予約が入ったあとに、知っておくといいこと

承認制は、最初はオフです

手順9の画面にあった「承認制」は、新しく作ったイベントでは最初はオフになっています。オフのままだと、定員に空きがあればお客様の予約はその場で確定します。「必ず自分の目で見てから確定させたい」場合は、この「承認制」をオンにしてください(オンにすると、お客様の予約は「未承認」に届き、あなたが「承認」を押すまで確定しません)。

団体・人数の受け方は、別のガイドで扱っています

このガイドで作った日程には、まだ「何名で」を選ぶ欄がありません。人数の受け方(コースを人数帯で分けて登録する方法)は、宴会予約のガイドで扱っています。前日リマインダの返信で人数を確定させる、という今日作った仕組みと組み合わせて使う設計です。

このガイドは、実際に1件通して確かめています

2026年8月17日に、実際にスマートフォンのLINEから日程を選んで予約を送信し、管理画面で承認し、「イベント予約が確定しました」という通知がLINEに届くところまで確認しています。

ご自分でも、公開する前に一度、ご自分のLINEから予約を試すことをおすすめします。お客様より先に自分で通しておくと、案内の言葉も書きやすくなります。

うまくいかないときは

画面が開かない、保存できない、リマインダが届かないなどのときは、LINE HarnessのGitHub Issues に状況を書いて報告できます(英語でなくても構いません)。このガイドは2026年8月17日時点の画面で作成しています。

読み終えた人へ — 次の一歩

忘年会・宴会の日程を作り、前日18時に人数を確認するメッセージが自動で届く状態まで終わりました。 残っているのは「実際にお客様へ、この予約の入口を案内する」ことです。 団体・宴会の人数をどう受けるか、公開の仕方まで含めた続きは、 宴会予約のガイドにまとめています。

▼ 続けて読むなら

宴会・コースの予約をLINEで受ける(団体対応)人数帯ごとにメニューを分けて受け、前日リマインダで人数を確定させる、2段構えの作り方です。

LINE Harnessをまだ入れていない方は 導入のガイド からご覧ください。 居酒屋のLINE活用の全体像は 戦略編 にあります。 ほかのガイドは 実践ガイド一覧 にあります。 集客や予約の導線づくりをご相談されたい方は お問い合わせ ください。

このガイドは SUICS SCHOOL 実践ガイド の1本です / SUICS SCHOOL / お問い合わせ

Next

次に読むガイド

居酒屋のLINEで、宴会・コースの予約を受ける方法(団体対応)人数帯ごとのコース登録、担当スタッフの割り当て、出勤シフトの生成、予約フォームのアドレスのコピーまで。人数を受ける専用欄がない制約への対処つき。全14手順・画像14枚。無料・約20分・全14手順・実写画面14枚

居酒屋シリーズをまとめて見る(全7本)「飲食店」のガイド一覧実践ガイド一覧へ戻るわからない言葉が出てきたら:用語の教科書更新情報をメールで受け取る(無料・週1回)

手順書は「今日の1つ」を終わらせるためのものです。仕事全体の組み立てから学びたい場合は教科書、自分の場合をそのまま相談したい場合はお問い合わせからどうぞ。