居酒屋 LINE活用 実践ガイド

LINEで、去年の幹事さんに
今年の忘年会を先に案内する

宴会予約に自動で付くタグを使って、来年の案内文の下書きを作るところまで。
全7手順・実際の画面写真つき。所要10分・無料です。

🔍 画像は押すと大きく表示できます

このガイドは何のためのものか

去年宴会を予約してくれた幹事さんへ、今年の忘年会シーズンが来る前に先に声をかけるための仕組みを作るガイドです。使うのは LINE Harness(ライン・ハーネス)という道具の、管理画面の「タグ管理」と「一斉配信」のところです。

やることは2つです。宴会予約に自動で付くタグを確かめる、そのタグに絞った案内文の下書きを作る。ここまでを7手順で扱います。

なぜ「幹事」を単位に考えるのか

居酒屋のリピートの単位は「客」ではなく「幹事」です。職場やサークルの忘年会・歓送迎会は、多くの場合、同じ人が翌年も仕切ります。去年お世話になった幹事さんに、他のお店に決まってしまう前に先に声をかけられれば、毎年恒例の予約として定着させやすくなります。

このガイドは、既存の仕組みをそのまま使います

宴会・コースの予約をLINEで受ける仕組みを作った際に、「予約申込時に自動付与するタグ」を設定していれば、宴会予約が入るたびに、申込者へ自動でタグが付きます。まだ作っていない方は、先に 宴会予約編 をご覧ください。このガイドは、そのタグを翌年の案内に使う手順に絞っています。

実際に届けるのは、来年です

このガイドで作る案内文の下書きは、次の忘年会シーズンが近づいてきたときに使うものです。タグを付ける習慣は、今シーズンのうちに始めておく必要があります。

所要時間の目安

10分ほどです。案内文の内容を先に決めておくと早く終わります。

用意するもの

LINE Harnessの管理画面にログインできる状態(まだの方は 導入のガイド をご覧ください)
宴会予約に自動付与するタグの設定が済んでいる状態(宴会予約編で扱っています)
翌年に届けたい案内文
パソコンの画面で進めるのがおすすめです

この道具を作っているのはSUICSではありません

ここで使う LINE Harness は、第三者が開発・公開しているオープンソースの道具です。SUICSは開発元ではありません。このガイドは、それを使う側の立場で操作した記録です。

道具そのものの不具合や仕様についてのご質問は、開発元のGitHub Issues が窓口になります。

お金はかかりません

LINE Harnessの利用料はかかりません。このガイドも無料で最後まで読めます。

Part 1 幹事さん用のタグを確かめる

宴会コースのメニュー編集を開いて、「予約申込時に自動付与するタグ」を確かめる

左のメニューの「予約」の中にある「メニュー」を開き、対象のコースの「編集」を押します。「予約申込時に自動付与するタグ」が、幹事さん用のタグ(例:「幹事2026-12」)になっていることを確かめます。この設定は、宴会予約編ですでに作った方であれば、済んでいます。

この設定が、翌年の案内の土台になります

宴会の予約が入るたびに、申込者へ自動でこのタグが付きます。つまり、今年の忘年会シーズンを越えるだけで、来年案内すべき相手のリストが自然にできあがります。タグを付ける習慣は、今シーズン始めないと来年には使えません。

手順1:宴会コースのメニュー編集を開いて、「予約申込時に自動付与するタグ」を確かめる
手順1:宴会コースのメニュー編集を開いて、「予約申込時に自動付与するタグ」を確かめる

「タグ管理」で、そのタグに何人付いているかを確かめる

左のメニューの「タグ管理」を開きます。該当のタグの行にある「友だち数」が、今シーズンに宴会予約をした幹事さんの人数です。この人数が、来年案内を送る対象になります。

シーズンが終わった直後は人数が少なく見えても心配いりません。宴会予約が入るたびに、このタグの人数は自動で増えていきます。

手順2:「タグ管理」で、そのタグに何人付いているかを確かめる
手順2:「タグ管理」で、そのタグに何人付いているかを確かめる

Part 2 翌年の案内文を作る

翌年、「一斉配信」で「+ 新規配信」を押し、タイトルと案内文を入れる

宴会のシーズンが近づいてきたら、左のメニューの「一斉配信」から「+ 新規配信」を押します。「配信タイトル」に管理用の名前を、「メッセージ内容」にお客様へ届く案内文を入れます。

配信タイトル:去年の幹事さんへ:今年の忘年会のご案内

メッセージ内容:
昨年は忘年会のお世話をいただき、ありがとうございました。
今年もそろそろ会場のご相談をされる時期かと思い、ご連絡いたしました。
日程のご希望が決まりましたら、お気軽にご連絡ください。

「先に案内する」のが、このガイドの狙いです

去年の幹事さんは、今年もまた同じ時期に会場を探しています。他のお店に決まってしまう前に、こちらから先に声をかけることで、毎年恒例の予約として定着させやすくなります。

手順3:翌年、「一斉配信」で「+ 新規配信」を押し、タイトルと案内文を入れる
手順3:翌年、「一斉配信」で「+ 新規配信」を押し、タイトルと案内文を入れる

「配信対象」で「タグで絞り込み」を選ぶ

メッセージ内容の下にある「配信対象」で、「タグで絞り込み」を選びます。全員に送ると、今年はじめて来店したお客様にも「今年の忘年会」の案内が届いてしまい、話が噛み合わなくなります。

手順4:「配信対象」で「タグで絞り込み」を選ぶ
手順4:「配信対象」で「タグで絞り込み」を選ぶ

タグの選択欄で、幹事さん用のタグを選ぶ

タグの選択欄から、手順1・2で確かめた幹事さん用のタグを選びます。

幹事2026-12
手順5:タグの選択欄で、幹事さん用のタグを選ぶ
手順5:タグの選択欄で、幹事さん用のタグを選ぶ

Part 3 下書きとして保存する

「下書きとして保存」のまま、「作成」を押す

「配信タイミング」は「下書きとして保存」のままにしておきます。「作成」を押すと、まだ送信はされず、下書きとして保存されます。

手順6:「下書きとして保存」のまま、「作成」を押す
手順6:「下書きとして保存」のまま、「作成」を押す

一覧に、今作った配信が「下書き」として保存されたことを確かめる

一斉配信の一覧に戻ると、いま作った配信が並びます。「配信対象」の欄が「タグ: 幹事2026-12」になっていれば、設定したとおりに保存されています。

手順7:一覧に、今作った配信が「下書き」として保存されたことを確かめる
手順7:一覧に、今作った配信が「下書き」として保存されたことを確かめる

実際に送る前に、知っておいてほしいこと

このガイドは、下書きの保存までを扱っています

手順6〜7で作った下書きは、まだお客様には届いていません。実際に送信するタイミングは、忘年会シーズンが近づいてきたころを目安に、ご自身の判断で決めてください。このガイドの制作では、実際の送信テストは行っていません。

1年越しの施策なので、効果が出るのは遅いです

今シーズンにタグを付け始めても、実際に案内を送るのは来年です。即効性のある施策ではありませんが、今夜の空席案内のような即効性のある施策と組み合わせることで、短期と長期の両方から常連との関係を作れます。

うまくいかないときは

画面が開かない、保存できないなどのときは、LINE HarnessのGitHub Issues に状況を書いて報告できます(英語でなくても構いません)。このガイドは2026年8月17日時点の画面で作成しています。

読み終えた人へ — 次の一歩

幹事さん用のタグに何人付いているかを確かめ、翌年の案内文の下書きを作るところまで終わりました。 実際に送信するには、この下書きを開いて内容を見直し、ご自身の判断で送信のタイミングを決めてください。

宴会予約の受け方や、今夜の空席案内の作り方は、他のガイドで扱っています。

▼ 続けて読むなら

宴会・コースの予約をLINEで受ける(団体対応)幹事さん用のタグを、宴会予約に自動で付ける設定を扱っています。

今夜の空席を伝える仕組みは 今夜の空席案内編 にあります。 LINE Harnessをまだ入れていない方は 導入のガイド をご覧ください。 居酒屋のLINE活用の全体像は 戦略編 にあります。 ほかのガイドは 実践ガイド一覧 にあります。 集客や予約の導線づくりをご相談されたい方は お問い合わせ ください。

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