居酒屋 LINE活用 実践ガイド

LINEで、今夜の空席を
迷惑にならない形で流す

タグで送り先を絞り、煽らない文章の下書きを作るところまで。
全8手順・実際の画面写真つき。所要10分・無料です。

🔍 画像は押すと大きく表示できます

このガイドは何のためのものか

今夜、席が空いていることをLINEで伝えるためのガイドです。使うのは LINE Harness(ライン・ハーネス)という道具の、管理画面の「一斉配信」のところです。

やることは3つです。煽らない文章を作る、タグで送り先を絞る下書きとして保存する。ここまでを8手順で扱います。

なぜ、全員に送らないほうがいいのか

席が空いていることを伝える手段がなければ、その日の売上はそのまま消えます。とはいえ、友だち全員に送ってしまうと、遠方のお客様やその日来る予定のない方にまで届き、「うるさい」という印象につながります。居酒屋のLINEでいちばん怖いのは、常連との関係を自分の手で壊してしまうことです。

あらかじめ「平日に来る人」「近所の人」のようなタグをお客様に付けておき、その人たちだけに絞って送る形にすれば、迷惑になりにくい範囲で空席を伝えられます。

送信の頻度にも、先に上限を決めておいてください

このガイドでは扱いませんが、一斉配信は月2回までのような上限を自分の中で先に決めておくことをおすすめします。「残りわずか」「今だけ」のような、事実でない煽り文句も使わないでください。

所要時間の目安

10分ほどです。送りたい文章と、絞り込みたいタグを先に決めておくと早く終わります。

用意するもの

LINE Harnessの管理画面にログインできる状態(まだの方は 導入のガイド をご覧ください)
「平日に来る人」「近所の人」のような、送り先を絞るためのタグ(先に作っておいてください)
パソコンの画面で進めるのがおすすめです

この道具を作っているのはSUICSではありません

ここで使う LINE Harness は、第三者が開発・公開しているオープンソースの道具です。SUICSは開発元ではありません。このガイドは、それを使う側の立場で操作した記録です。

道具そのものの不具合や仕様についてのご質問は、開発元のGitHub Issues が窓口になります。

お金はかかりません

LINE Harnessの利用料はかかりません。このガイドも無料で最後まで読めます。

Part 1 空席を伝える文章を作る

左のメニューの「配信」の中にある「一斉配信」を開く

LINE Harnessの管理画面を開いて、左のメニューから「一斉配信」を押します。ここで、タグを付けた特定のお客様だけに、メッセージを送る準備をします。

手順1:左のメニューの「配信」の中にある「一斉配信」を開く
手順1:左のメニューの「配信」の中にある「一斉配信」を開く

「+ 新規配信」を押す

一斉配信の一覧が開きます。まだ1件も作っていない場合は「配信がありません。「新規配信」から作成してください。」と表示されています。右上の「+ 新規配信」を押すと、入力の画面が開きます。

手順2:「+ 新規配信」を押す
手順2:「+ 新規配信」を押す

「配信タイトル」に、自分が分かる管理用の名前を入れる

赤い「*」が付いているのは「配信タイトル」と「メッセージ内容」の2つです。「配信タイトル」は、お客様には表示されない、自分が一覧で見分けるための名前です。プレースホルダには「例: 3月のキャンペーン告知」と出ています。

配信タイトル:今夜の空席案内(平日限定)

この下の「メッセージ種別」は「テキスト」「画像」「Flexメッセージ」から選べます。このガイドでは、いちばんシンプルな「テキスト」のまま進めます。

手順3:「配信タイトル」に、自分が分かる管理用の名前を入れる
手順3:「配信タイトル」に、自分が分かる管理用の名前を入れる

「メッセージ内容」に、お客様へ送る文章を入れる

こちらは実際にお客様のLINEに届く文章です。「残りわずか」「今だけ」のような、事実でない煽り文句は使わないでください。事実だけを、短く伝えるほうが信頼されます。

今夜、19時以降でしたらお席にご案内できます。
お近くにお越しの際は、よろしければどうぞ。

煽らないと決めておく理由

居酒屋のLINEは「うるさい」と思われやすいものです。一度その印象がつくと、ブロックという形で関係が切れてしまいます。空席の案内は、あくまで事実の共有にとどめてください。

手順4:「メッセージ内容」に、お客様へ送る文章を入れる
手順4:「メッセージ内容」に、お客様へ送る文章を入れる

Part 2 送る相手をタグで絞る

「配信対象」で「タグで絞り込み」を選ぶ

メッセージ内容の下に「配信対象」という選択肢があります。「全員」「タグで絞り込み」「複数アカ重複除外」の3つから選べます。最初は「全員」が選ばれています。ここを「タグで絞り込み」に変えます。

「全員」に送らない、を先に決めておく

空席の案内を全員に送ると、遠方のお客様や、その日来る予定のない方にまで届いてしまいます。あらかじめ「平日に来る人」「近所の人」のようなタグをお客様に付けておき、その人たちだけに絞って送る形にしてください。タグの作り方は、宴会予約のガイドで扱っています。

手順5:「配信対象」で「タグで絞り込み」を選ぶ
手順5:「配信対象」で「タグで絞り込み」を選ぶ

タグの選択欄で、送りたい相手のタグを選ぶ

「タグで絞り込み」を選ぶと、その下にタグを選ぶ欄が現れます。既存のタグの一覧から、今回送りたい相手のタグを1つ選びます。

平日に来る人

この欄は1つだけ選べる形です。「平日に来る人」と「近所の人」の両方に送りたい場合は、この配信を2回に分けて、それぞれのタグで作成してください。

手順6:タグの選択欄で、送りたい相手のタグを選ぶ
手順6:タグの選択欄で、送りたい相手のタグを選ぶ

Part 3 下書きとして保存する

「配信タイミング」が「下書きとして保存」になっていることを確かめて、「作成」を押す

いちばん下に「配信タイミング」があり、「下書きとして保存」「予約配信」の2つから選べます。「下書きとして保存」が最初から選ばれています。このまま「作成」を押すと、まだ送信はされず、下書きとして保存されます。

いきなり送信しない、が安全です

作った文章を、まず下書きとして保存し、自分で見直してから送るかどうかを決められる形にしています。「予約配信」を選ぶと、指定した日時に自動で送信されます。このガイドでは、送信そのものは扱いません。

手順7:「配信タイミング」が「下書きとして保存」になっていることを確かめて、「作成」を押す
手順7:「配信タイミング」が「下書きとして保存」になっていることを確かめて、「作成」を押す

一覧に、今作った配信が「下書き」として保存されたことを確かめる

一斉配信の一覧に戻ると、いま作った配信が並びます。「ステータス」の欄が「下書き」に、「配信対象」の欄が「タグ: 平日に来る人」になっていれば、設定したとおりに保存されています。

手順8:一覧に、今作った配信が「下書き」として保存されたことを確かめる
手順8:一覧に、今作った配信が「下書き」として保存されたことを確かめる

実際に送る前に、知っておいてほしいこと

このガイドは、下書きの保存までを扱っています

手順7〜8で作った下書きは、まだお客様には届いていません。実際に送信するには、下書きを開いて内容を見直し、ご自身の判断で送信のタイミングを決めてください。このガイドの制作では、実際の送信テストは行っていません。

タグは、あらかじめ作っておく必要があります

「配信対象」で選べるのは、既存のタグだけです。「平日に来る人」「近所の人」のようなタグをまだ作っていない場合は、先にタグ管理の画面で作成してください。タグの作り方は 宴会予約編 の手順1でも扱っています。

うまくいかないときは

画面が開かない、保存できないなどのときは、LINE HarnessのGitHub Issues に状況を書いて報告できます(英語でなくても構いません)。このガイドは2026年8月17日時点の画面で作成しています。

読み終えた人へ — 次の一歩

タグで送り先を絞り、煽らない文章の下書きを作るところまで終わりました。 実際に送信するには、この下書きを開いて内容を見直し、 「予約配信」を選ぶか、送信のタイミングでご自身の判断で送ってください。

まだLINE公式アカウントを開設していない、宴会予約の受け方も知りたいという方は、こちらもご覧ください。

▼ 続けて読むなら

前日に、幹事さんへ人数を確認する自動リマインドを作る前日18時に人数確認のメッセージが自動で届く仕組みの作り方です。

LINE Harnessをまだ入れていない方は 導入のガイド からご覧ください。 居酒屋のLINE活用の全体像は 戦略編 にあります。 ほかのガイドは 実践ガイド一覧 にあります。 集客や予約の導線づくりをご相談されたい方は お問い合わせ ください。

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